☆ドロシア

ハルカンドラ族の血をひいた能力者が描いた絵に魂が宿って生まれた。
なので正確には彼女自身はハルカンドラ族ではないが、大きく括ってハルカンドラということになっている。

一人称は｢わたくし｣
落ち着いた妖艶な女性。
普段は淑やかで美しいが、実はプライドが高いお姉様タイプ。

絵を描くのが巧いが料理など家事労働はまるで駄目。
ゼロツーと違い普通に作れば美味しいものを作れるが、創作を凝らし過ぎて失敗するアレンジャータイプ。

古い絵画ということもあり実は結構歳上の方で(少なくとも魔法使い勢の中で“見た目年齢”が一番年上)年齢のことを言うと烈火の如く怒る。
オバサンとか熟女とか言うと漏れ無く手足をもがれるよ！

絵描いたものを実体化させることができる『実現』魔法が得意。
ウィズの『創造』と違う所は、本来実在しないものでも簡単に『実現』できる所と、量産が可能というところ。
現せるものは彼女自身の想像力に任されている。
ただしそれらは所詮幻影に過ぎず、時間が経つと消えて無くなってしまう。
想像力もとい妄想力が非常に逞しい。

ソウル化を起こした後、身体が崩壊していたところをマルクたちに助けられる。
現在はウィズたちとペパーミントパレスに住んでいるが、いないことも多い。

自分が絵だったころの記憶はあまり残っていない。
妹に当たる存在もいたらしいがおぼろげにしか覚えていない。