★出会い
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アタシは
戦うのがなにより好きだった
女の子らしさなんて必要無いし
似合わないとわかっていた
そんなアタシが…
ー…アタシは赤カービィ。
みんなにはレッドとか赤ービィって呼ばれてる
好きなことは運動と格闘
得意なコピー能力はファイターとファイア
趣味は修業
今日は寒いステージに修業に来た
いやぁ…それにしても…
めっちゃ寒い!!
しかもここファイアのコピー能力持ってる敵キャラいないし!
しかも地面が凍ってるからめっちゃ滑るし…
気ぃ抜くと転びそ…(ツルンッ
へ?
バッターン!
ぎゃあぁぁ本当に転んだぁぁぁ!
めっちゃ痛い!
地面凍ってるからめっちゃ硬い!
はぁ…もう帰ろうかな…
…………あれ?
立ち上がれない…
ていうか足が痛いような…
………足ひねったぁぁぁぁぁぁ!!!!
え?これヤバくね?
死ぬんじゃね?
いや死んでたまるか!!
…じゃなくて!!
なに一人ボケツッコミしてんのアタシ!
…これ本当にどうしよう…
「あの…」
ん?
誰かに声をかけられ
振り向いてみると…
「大丈夫ですか?」
眉毛が太い白髪の男が
アタシに手を差し伸べていた
「あ、ありがとう!」
アタシはその手を取り
なんとか立ち上がった
が、
「っ…;;」
ひねった足が痛み
また座り込んでしまった
赤「いたた…;」
?「…足を痛めたのですか?」
赤「う…うん」
?「…ちょっと失礼します」
赤「へ?」
男はそう言うと私の足首を触ってきた
赤「#&*@§☆!!??
ちょ!何して…」
なんなのこいつ!!
?「ここを押すと痛みますか?」
赤「え?
う…ううん大丈夫…」
?「腫れてもいないようですし…
たぶん軽い捻挫ですね」
赤「そ…そう…」
………もしかして…
診察してくれたの!!?
うわぁぁぁぁぁぁ!!
勘違い恥ずいぃぃぃ!!
?「とりあえずここは敵も出て危険なので安全なところに移動しましょう」
男はそう言うとアタシに背中を向けてしゃがんだ
赤「え?」
?「歩けないのでしょう?
僕で良ければおぶりますよ。」
赤「え、あ、うん…」
アタシは戸惑いながらも男の背中に乗った
そして男が立ち上がり歩き出した
赤「あ…ありがとう…」
?「困った時はお互い様ですよ」
男は微笑みながらそう言った
その顔に思わずドキッとした気がした
心臓までおかしくなったのか…?
赤「あ、あんた名前は?」
?「あ、言ってませんでしたね。
僕はチリーと言います。」
赤「チリー…か…
良い名前だね。」
まるでさっきからチリーが歩く度に鳴っている鈴の音のようだと思った
それからしばらくし、
敵がいないところまできた
チリーの背中から降りて座った
チリー「足、痛みますか?」
赤「ううん。もうあんまり痛くない!」
チリー「それは良かったです。」
そう言うとまたチリーは微笑んだ
本当に優しいなぁ…
赤「チリーはこの辺りに住んでるの?」
チリー「はい。生まれた時からずっと…」
赤「ふーん…寒くないの?」
チリー「僕、原型は雪だるまなので…」
赤「あ、なるほど」
その後、アタシはしばらくチリーと雑談していた。
あんなに寒かったのに…
気付いたら寒さなんて気にならなくなってた。
楽しい時間ほど速く過ぎてしまうと言うのは本当だと思った
話すのに夢中になって気付いたら夕方になってしまっていた。
そろそろ帰らなくてはいけない。
赤「じゃあアタシ帰るね。
今日は本当にありがとう!」
名残惜しい気持ちを隠してアタシは立ち上がった
チリー「送っていきましょうか?」
赤「ううん。足ももう痛くないし大丈夫!」
チリー「そうですか…ではお気をつけて」
赤「うん。じゃあね!」
そう言ってアタシは歩き出した
だけど、数歩歩いたところで立ち止まった
そしてチリーの方へ振り向いた
チリー「?どうかしましたか?」
赤「…」
アタシは息を吸ってチリーを見つめ
赤「…また!会いに来ても良いですか!!」
と、大声で叫んだ
緊張して思わず敬語になってしまった
そしてそっとチリーを見ると
チリーは一瞬驚いた顔をした後
またあの優しい微笑みを浮かべて
チリー「ええ。いつでも来てください。
僕もまだ。貴女と話したい事や見せたい物が沢山ありますから」
と、言ってくれた。
それが凄く嬉しくて
アタシはまた大声で
赤「じゃあ…またね!!」
と、叫んだ。
顔が赤い気がするけど
それはきっと夕陽のせい。
Fin
戦うのがなにより好きだった
女の子らしさなんて必要無いし
似合わないとわかっていた
そんなアタシが…
ー…アタシは赤カービィ。
みんなにはレッドとか赤ービィって呼ばれてる
好きなことは運動と格闘
得意なコピー能力はファイターとファイア
趣味は修業
今日は寒いステージに修業に来た
いやぁ…それにしても…
めっちゃ寒い!!
しかもここファイアのコピー能力持ってる敵キャラいないし!
しかも地面が凍ってるからめっちゃ滑るし…
気ぃ抜くと転びそ…(ツルンッ
へ?
バッターン!
ぎゃあぁぁ本当に転んだぁぁぁ!
めっちゃ痛い!
地面凍ってるからめっちゃ硬い!
はぁ…もう帰ろうかな…
…………あれ?
立ち上がれない…
ていうか足が痛いような…
………足ひねったぁぁぁぁぁぁ!!!!
え?これヤバくね?
死ぬんじゃね?
いや死んでたまるか!!
…じゃなくて!!
なに一人ボケツッコミしてんのアタシ!
…これ本当にどうしよう…
「あの…」
ん?
誰かに声をかけられ
振り向いてみると…
「大丈夫ですか?」
眉毛が太い白髪の男が
アタシに手を差し伸べていた
「あ、ありがとう!」
アタシはその手を取り
なんとか立ち上がった
が、
「っ…;;」
ひねった足が痛み
また座り込んでしまった
赤「いたた…;」
?「…足を痛めたのですか?」
赤「う…うん」
?「…ちょっと失礼します」
赤「へ?」
男はそう言うと私の足首を触ってきた
赤「#&*@§☆!!??
ちょ!何して…」
なんなのこいつ!!
?「ここを押すと痛みますか?」
赤「え?
う…ううん大丈夫…」
?「腫れてもいないようですし…
たぶん軽い捻挫ですね」
赤「そ…そう…」
………もしかして…
診察してくれたの!!?
うわぁぁぁぁぁぁ!!
勘違い恥ずいぃぃぃ!!
?「とりあえずここは敵も出て危険なので安全なところに移動しましょう」
男はそう言うとアタシに背中を向けてしゃがんだ
赤「え?」
?「歩けないのでしょう?
僕で良ければおぶりますよ。」
赤「え、あ、うん…」
アタシは戸惑いながらも男の背中に乗った
そして男が立ち上がり歩き出した
赤「あ…ありがとう…」
?「困った時はお互い様ですよ」
男は微笑みながらそう言った
その顔に思わずドキッとした気がした
心臓までおかしくなったのか…?
赤「あ、あんた名前は?」
?「あ、言ってませんでしたね。
僕はチリーと言います。」
赤「チリー…か…
良い名前だね。」
まるでさっきからチリーが歩く度に鳴っている鈴の音のようだと思った
それからしばらくし、
敵がいないところまできた
チリーの背中から降りて座った
チリー「足、痛みますか?」
赤「ううん。もうあんまり痛くない!」
チリー「それは良かったです。」
そう言うとまたチリーは微笑んだ
本当に優しいなぁ…
赤「チリーはこの辺りに住んでるの?」
チリー「はい。生まれた時からずっと…」
赤「ふーん…寒くないの?」
チリー「僕、原型は雪だるまなので…」
赤「あ、なるほど」
その後、アタシはしばらくチリーと雑談していた。
あんなに寒かったのに…
気付いたら寒さなんて気にならなくなってた。
楽しい時間ほど速く過ぎてしまうと言うのは本当だと思った
話すのに夢中になって気付いたら夕方になってしまっていた。
そろそろ帰らなくてはいけない。
赤「じゃあアタシ帰るね。
今日は本当にありがとう!」
名残惜しい気持ちを隠してアタシは立ち上がった
チリー「送っていきましょうか?」
赤「ううん。足ももう痛くないし大丈夫!」
チリー「そうですか…ではお気をつけて」
赤「うん。じゃあね!」
そう言ってアタシは歩き出した
だけど、数歩歩いたところで立ち止まった
そしてチリーの方へ振り向いた
チリー「?どうかしましたか?」
赤「…」
アタシは息を吸ってチリーを見つめ
赤「…また!会いに来ても良いですか!!」
と、大声で叫んだ
緊張して思わず敬語になってしまった
そしてそっとチリーを見ると
チリーは一瞬驚いた顔をした後
またあの優しい微笑みを浮かべて
チリー「ええ。いつでも来てください。
僕もまだ。貴女と話したい事や見せたい物が沢山ありますから」
と、言ってくれた。
それが凄く嬉しくて
アタシはまた大声で
赤「じゃあ…またね!!」
と、叫んだ。
顔が赤い気がするけど
それはきっと夕陽のせい。
Fin