おまけ
　（会話文のみです）

―数日後、サモの店


―カラン、カラン―


サモ「おや、体はもういいのか？」

マター「ああ、世話をかけたな…」

ガス「よっ！」

ガング「来たかマター！」

タゴ「じゃあ飲み会始めるか？」

マター「…だな」


ガス「…で？##NAME1##とはどうなんだよ？」

マター「どうなんだというと…？」

ガング「進展だよ、進展！風邪ひいたとき、看病してもらったんだろ？」

タゴ「羨ましいなぁ…あの後、カワサキが見舞いにってお酒買ったんだけど、
　　　　カワサキのやつ、ニホン酒とウォッカを間違えて買ったみたいでさ…大変だったんだぜ？」

マター「…なるほどな」

タゴ「…？なにがだよ」

マター「ん？…ガスの言葉の意味だよ（本当の所は酒の方なんだが…黙っておくか）」

ガング「で？どうなんだよ…？」

マター「そうだな…この間、ゼロ様とメタナイト卿に…”娘はやらん！”と言われたんだが…これも進展に入るのか？」

「「「「入る！」」」」

サモ「育ての父親が言ったんだ…」

ガス「そりゃ入ると思うぜ？」

ガング「ってか、そこまで言ってるってことは俺達の勝ち目はないってか…？」

タゴ「うわーん！##NAME1##さーん！」

ガス「あぁ～、まーたタゴのやつ泣き上戸になってやんの…とにかく、俺達はお前の事応援するからな！」

サモ「絶対ゲットしろよ…？」

マター「…あのなぁ」


―ザアァァァァ…―


マター「！雨か…困ったな」

ガス「また傘持ってきてないのか？」

マター「あぁ…流石に2度も同じ原因で、風邪を引くわけにもいかないしな…」

ガング「あ、俺も傘持ってきて無い」

タゴ「え、マジでか？俺売れ残りの傘持って来たんだけど」

ガス「あ、俺も持ってきた」


―カラン、カラン―


サモ「おや、マター迎えが来たみたいだよ」

マター「？……！」

「「「##NAME1##！？／さん！？」」」

『そうだろうと思って、持ってきたわよ？』

マター「…すまない」

ガング「ということは、今度は俺が風邪をひく番か？」

『あ、よかったらガングさん使いますか？私のですけど…』

ガング「え！？いいんですか？」

『はい、どうぞマター「まて、せっかくだ俺のを使え」え？』

ガング「え、っちょ」

マター「それに、こっちの方がでかいからぬれずに済むぞ、こっちにしろ」

ガング「…ハイ、アリガトウゴザイマス」

マター「じゃ、雨がひどくならないうちに俺達はお暇させてもらうぞ、サモ。代金はここに置いておくぞ」

サモ「まいど～」

『あ、マター待って！それでは皆さん、また明日…』

ガス「あ、あぁ…」

ガング「また明日…」

タゴ「ガング…ファイト」

マター「っと…傘は一つしかないからな、一緒に使うしかないか……##NAME1##、それ貸せ」

『う、うん…』

マター「…どうした？」

『ううん…なんでもない』