Dear
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仕事が休みの今日
私の部屋にはカービィが来ていた
というよりは私が呼んだという方が正しい
ソファーに腰掛け飴の包み紙を剥く彼女の髪を後ろから撫でれば驚いたようで華奢な身体が跳ね上がった
「飴落とすとこだったじゃん!」
「それは悪かった」
飴を口に含むと私の方を振り向き眉を潜めるカービィ
そんな少し怒った姿も愛しく思えるのだから私も相当なものだ
「で、どうしたの?」
「理由がなければ触れてはいけないか?」
「...別にそんなことはないけど」
ソファーの前側に回り込み不服そうな表情を浮かべるカービィの隣に寄り添った
彼女は私の前だとよくこのような不機嫌そうな顔をする
それは私が嫌われているからではなく照れからくるものだということももちろん熟知している
ただ此方が近づけば離れ此方が離れればすがりついてくる面倒くさい性格なのだ
「カービィ、今日は泊まっていけ」
「...うん分かった」
カービィの頬が朱に染まっていくのが見えたがすぐに顔を背けられてしまった
「一体何を想像したんだ?」
耳元に口を寄せ低めの声で囁けば彼女が掌をきつく握りしめるのが横目で確認できた
「なんでもない...!」
とは言っているもののなんでもないと言える反応ではない
だいたい察しはついているが少しばかり彼女をいじめてやりたくなった
「そうか...ではじっくり聞き出さなくてはなるまい。いろいろと、な」
私は彼女を担ぎ上げるとベットの上に放り出した「な、何...?」
紅潮した頬を隠すことも忘れて戸惑いの色を含んだエメラルドグリーンの瞳が私を見据える
そんな彼女の瞳に酷く欲情させられている自分を自嘲した
「言葉の通りだが」
私は足を伸ばしてカービィの横に座り身体を捻らせ覆い被さるように彼女の頭の脇に手をつく
「...今日は早くない?」
「何がだ?」
「.........」
確かにいつもより手を出すのが早いがあくまで白を切る
それに今日は大切なことをしなくてはならない
いつもの流れで最後までいってはならないのだ
「私にはお前が何のことを言っているのかまったく分からないのだが」
「ベットまで連れてきておいてよく言うよね...」
カービィはいかにも白々しいと言いたげに冷たい目を向けてくる
「なんのことだろうな」
そんな彼女の態度を気にすることなく頬に指先を触れさせれば
何を察したのか小さく顔を反らされ体温を感じる間もなく指先は離された
こうやって恥ずかしがっていられるのもいつまでだろうか
この後の様子を想像してみれば自然と意地悪な笑みが溢れた
「駄目...だからね...?」
反らされた顔を強引に私の方へ向かせれば
カービィは平常時とはうって変わったすがるような表情で私を見上げる
完全に雰囲気に呑まれているな
そんな可愛らしい彼女の唇を私は躊躇うことなく奪った
まずは小手試しで触れるだけで唇を離す
それだけでもカービィは顔を真っ赤にして懲りもせずにまた顔を反らした
がそんなことを私が許す筈もなく
ふっくらとした頬を撫でそのまま手を顎へと滑らせると引っ掻けるようにして此方を向かせた
「この程度でこんなに顔を赤くして...先が楽しみだな」
「な、んっ...」
言葉を発する間も与えず開きかけた唇を塞ぐ
少しばかり強引な行動だったにも関わらず唇の隙間から若干舌を押し出しカービィの唇を往復させれば
焦れているのか自分から絡めようと彼女の舌が伸びてきた
羞恥と欲のせめぎ合いで欲が勝った瞬間だった
ここまで来ればもう此方のものととっても構わないだろう
私は彼女が私の舌を捕まえる寸前を見計らって唇を離す
カービィがなんでやめちゃうの?とでも言いたげなお預けをくらった子供のような表情をするのがあまりに可愛らしくて
私はあやすように彼女の頭を撫でた
「そのような物欲しそうな表情を浮かべて...一体どうした?」
「.........」
「言わなければ分かるまい」
耳元に口を寄せ低めの声で囁けばカービィは不意打ちをくらったかのように目を見開かせ困ったように眉を寄せた
「.........キスしてほしいの」
「それなら今したばかりだろう?」
「足りないからもっとして...?」
首元にカービィの腕が絡みつく
私が欲しくて堪らないと言わんばかりの彼女の行動に胸が高鳴ったのを感じた
随分とねだるのが上手くなったものだ
私は彼女の“要望通り”に額から瞼、頬、唇と順に触れるだけの口づけを落とした
最後に唇を一舐めすれば離れる私の顔を物足りなそうな視線が追ってくる
「こんなにしたのだからもう充分だろう、カービィ」
「いやっもっとする!メタの舌が欲しいよ...」
わざとらしく首を傾げてみせればカービィは必死にキスの催促をする
彼女の可愛らしい姿に表情が緩んだ
「ふふ、それほど私がいとおしいか?」
「うん。すごく好き」
「私もだ」
緩んだ表情を真剣なものへと戻しお互いの鼻が触れそうな距離で淡いエメラルドグリーンの瞳を真っ直ぐ見つめながら尋ねれば迷いのない答えが返ってきた
私はそっと彼女の唇へ自分の唇を触れさせるとお互いに存在を確認するかのように舌を絡ませる
しばらくカービィの口内を堪能して唇を離せば唾液が糸を引いた
「メタ...」
「どうした?」
今にもとろけてしまいそうな手つきでカービィは私の頬を撫で名前を呼ぶので優しく問いかければ
「なんかしあわせ」
と小声で呟いた
「もっと幸せにしてやる」
私はカービィの上体を起こすと懐から指輪の入ったケースを取り出し指輪を彼女の左薬指にはめた
小粒のダイヤが埋め込まれたそれはカービィの指にぴったり収まりなんとも言えない満足感を感じた
「カービィ、私と結婚しないか?」
「えっあの...」
突然のことだからか挙動不審になるカービィ
「嫌か?」
「そんなわけないよ、すごく嬉しい!ただ本当に僕でいいの...?」
「寧ろお前がいい」
慣れない様子で私を見上げるカービィの身体を引き寄せ頭を撫でてやると照れくさそうに微笑んだ
「えへへ、じゃあこれからもよろしくね」
「ああ。これで心置きなくお前を抱けるな」
「...元から心置きなんてなかったでしょ」
「少し言ってみただけだ。そんな冷めた目をするな。それでまずは先ほどの続きといくか」
「えっ...?」
私は逃げようとするカービィを捕まえるとベットに押し倒した
じたばたと私の下でもがいているがまあ構わないだろう
「安心しろ。これまで通り大事にする」
「いやそうゆう問題じゃなくて...!」
「お前が可愛らしいのが悪い」
「...んっ」
私は黙らせるかのように彼女の口を塞いだ
私の部屋にはカービィが来ていた
というよりは私が呼んだという方が正しい
ソファーに腰掛け飴の包み紙を剥く彼女の髪を後ろから撫でれば驚いたようで華奢な身体が跳ね上がった
「飴落とすとこだったじゃん!」
「それは悪かった」
飴を口に含むと私の方を振り向き眉を潜めるカービィ
そんな少し怒った姿も愛しく思えるのだから私も相当なものだ
「で、どうしたの?」
「理由がなければ触れてはいけないか?」
「...別にそんなことはないけど」
ソファーの前側に回り込み不服そうな表情を浮かべるカービィの隣に寄り添った
彼女は私の前だとよくこのような不機嫌そうな顔をする
それは私が嫌われているからではなく照れからくるものだということももちろん熟知している
ただ此方が近づけば離れ此方が離れればすがりついてくる面倒くさい性格なのだ
「カービィ、今日は泊まっていけ」
「...うん分かった」
カービィの頬が朱に染まっていくのが見えたがすぐに顔を背けられてしまった
「一体何を想像したんだ?」
耳元に口を寄せ低めの声で囁けば彼女が掌をきつく握りしめるのが横目で確認できた
「なんでもない...!」
とは言っているもののなんでもないと言える反応ではない
だいたい察しはついているが少しばかり彼女をいじめてやりたくなった
「そうか...ではじっくり聞き出さなくてはなるまい。いろいろと、な」
私は彼女を担ぎ上げるとベットの上に放り出した「な、何...?」
紅潮した頬を隠すことも忘れて戸惑いの色を含んだエメラルドグリーンの瞳が私を見据える
そんな彼女の瞳に酷く欲情させられている自分を自嘲した
「言葉の通りだが」
私は足を伸ばしてカービィの横に座り身体を捻らせ覆い被さるように彼女の頭の脇に手をつく
「...今日は早くない?」
「何がだ?」
「.........」
確かにいつもより手を出すのが早いがあくまで白を切る
それに今日は大切なことをしなくてはならない
いつもの流れで最後までいってはならないのだ
「私にはお前が何のことを言っているのかまったく分からないのだが」
「ベットまで連れてきておいてよく言うよね...」
カービィはいかにも白々しいと言いたげに冷たい目を向けてくる
「なんのことだろうな」
そんな彼女の態度を気にすることなく頬に指先を触れさせれば
何を察したのか小さく顔を反らされ体温を感じる間もなく指先は離された
こうやって恥ずかしがっていられるのもいつまでだろうか
この後の様子を想像してみれば自然と意地悪な笑みが溢れた
「駄目...だからね...?」
反らされた顔を強引に私の方へ向かせれば
カービィは平常時とはうって変わったすがるような表情で私を見上げる
完全に雰囲気に呑まれているな
そんな可愛らしい彼女の唇を私は躊躇うことなく奪った
まずは小手試しで触れるだけで唇を離す
それだけでもカービィは顔を真っ赤にして懲りもせずにまた顔を反らした
がそんなことを私が許す筈もなく
ふっくらとした頬を撫でそのまま手を顎へと滑らせると引っ掻けるようにして此方を向かせた
「この程度でこんなに顔を赤くして...先が楽しみだな」
「な、んっ...」
言葉を発する間も与えず開きかけた唇を塞ぐ
少しばかり強引な行動だったにも関わらず唇の隙間から若干舌を押し出しカービィの唇を往復させれば
焦れているのか自分から絡めようと彼女の舌が伸びてきた
羞恥と欲のせめぎ合いで欲が勝った瞬間だった
ここまで来ればもう此方のものととっても構わないだろう
私は彼女が私の舌を捕まえる寸前を見計らって唇を離す
カービィがなんでやめちゃうの?とでも言いたげなお預けをくらった子供のような表情をするのがあまりに可愛らしくて
私はあやすように彼女の頭を撫でた
「そのような物欲しそうな表情を浮かべて...一体どうした?」
「.........」
「言わなければ分かるまい」
耳元に口を寄せ低めの声で囁けばカービィは不意打ちをくらったかのように目を見開かせ困ったように眉を寄せた
「.........キスしてほしいの」
「それなら今したばかりだろう?」
「足りないからもっとして...?」
首元にカービィの腕が絡みつく
私が欲しくて堪らないと言わんばかりの彼女の行動に胸が高鳴ったのを感じた
随分とねだるのが上手くなったものだ
私は彼女の“要望通り”に額から瞼、頬、唇と順に触れるだけの口づけを落とした
最後に唇を一舐めすれば離れる私の顔を物足りなそうな視線が追ってくる
「こんなにしたのだからもう充分だろう、カービィ」
「いやっもっとする!メタの舌が欲しいよ...」
わざとらしく首を傾げてみせればカービィは必死にキスの催促をする
彼女の可愛らしい姿に表情が緩んだ
「ふふ、それほど私がいとおしいか?」
「うん。すごく好き」
「私もだ」
緩んだ表情を真剣なものへと戻しお互いの鼻が触れそうな距離で淡いエメラルドグリーンの瞳を真っ直ぐ見つめながら尋ねれば迷いのない答えが返ってきた
私はそっと彼女の唇へ自分の唇を触れさせるとお互いに存在を確認するかのように舌を絡ませる
しばらくカービィの口内を堪能して唇を離せば唾液が糸を引いた
「メタ...」
「どうした?」
今にもとろけてしまいそうな手つきでカービィは私の頬を撫で名前を呼ぶので優しく問いかければ
「なんかしあわせ」
と小声で呟いた
「もっと幸せにしてやる」
私はカービィの上体を起こすと懐から指輪の入ったケースを取り出し指輪を彼女の左薬指にはめた
小粒のダイヤが埋め込まれたそれはカービィの指にぴったり収まりなんとも言えない満足感を感じた
「カービィ、私と結婚しないか?」
「えっあの...」
突然のことだからか挙動不審になるカービィ
「嫌か?」
「そんなわけないよ、すごく嬉しい!ただ本当に僕でいいの...?」
「寧ろお前がいい」
慣れない様子で私を見上げるカービィの身体を引き寄せ頭を撫でてやると照れくさそうに微笑んだ
「えへへ、じゃあこれからもよろしくね」
「ああ。これで心置きなくお前を抱けるな」
「...元から心置きなんてなかったでしょ」
「少し言ってみただけだ。そんな冷めた目をするな。それでまずは先ほどの続きといくか」
「えっ...?」
私は逃げようとするカービィを捕まえるとベットに押し倒した
じたばたと私の下でもがいているがまあ構わないだろう
「安心しろ。これまで通り大事にする」
「いやそうゆう問題じゃなくて...!」
「お前が可愛らしいのが悪い」
「...んっ」
私は黙らせるかのように彼女の口を塞いだ
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