Do You Love Me......?
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☆グーイ→カービィの場合☆
※グーイはお借りしました他のお宅の子です
良く晴れたある日、彼らは丘に寝そべって、何とはなしに空を見上げていた。
降り注ぐ太陽の光は柔らかくて暖かい。
カービィが思わず眠気を覚えてきた頃のことだ。
「……カービィは……ボクのこと、好きデスか……?」
そう問うたのはグーイだった。
唐突かつ予想外の問いに眠気も吹っ飛び、思わず彼の方に勢いよく顔を向ける。
眩しそうに細められた彼の目からは、感情は読み取れなかった。
「……じゃあ逆に聞くけど、ボクがキミのこと嫌いだと思う?」
「う……どうだろう……」
彼の眉間に微かに皺が寄った。
彼女は良くしてくれるし、優しい。
でも彼は種族的にはカービィの敵なわけで。
彼女の星を脅かした存在の一族なわけで。
直接対峙したことはないとはいえ、その事実は変わらない。
そんなことを悶々と考えていると、ふと顔に影が落ちてきた。
どうやらカービィが身体を起こしたらしい。
少し眩んだ彼の視界の中で、彼女は些か不満そうに見えた。
「そこは自信持ってよ……一緒に冒険した仲だよ?」
「でも……ボクは……暗黒物質デスから……」
「暗黒物質とか、関係ないよ!
ボク達はもう友達でしょ?
そりゃあグーイがいきなりポップスターの征服とか言い出したらもしかしたら嫌いになる……というかその前にいろいろ心配になるかもだけど……。
とにかく!答えは『はい』択一だよ!」
ビシッ!と効果音が聞こえてきそうなほどに勢いよく指を突き付ける。
グーイは半ば勢いに押されて、呆然とした表情でコクリと頷いた。
彼女はその反応に満足したように頷き、何か思い付いたかのようにパアッと顔を輝かせた。
「そーだ!
のんびりするのも良いけど、デデデのお城にでも遊びに行こうよ!
りんごとかスイカ強だ……じゃなくて貰いに行こう!」
ピョコンと立ち上がると、グーイにまっすぐ手を差し伸べる。
彼がその手を取ると、グイッと引っ張って立ち上がらせた。
「それでお腹いっぱいになったら、種族とか一族とか、そんなどうでもいい理屈も忘れるよ!」
からりと笑いながら、そう断言するカービィ。
自分の種族など、彼女にとっては些細なことに過ぎないらしい。
「……うん、ありがとう……」
彼女が気にしないのならば、自分も気にすることはない。
そう気づいた彼は明るく笑いながら、彼女と手を取りながらデデデ城に走っていった。
END
※グーイはお借りしました他のお宅の子です
良く晴れたある日、彼らは丘に寝そべって、何とはなしに空を見上げていた。
降り注ぐ太陽の光は柔らかくて暖かい。
カービィが思わず眠気を覚えてきた頃のことだ。
「……カービィは……ボクのこと、好きデスか……?」
そう問うたのはグーイだった。
唐突かつ予想外の問いに眠気も吹っ飛び、思わず彼の方に勢いよく顔を向ける。
眩しそうに細められた彼の目からは、感情は読み取れなかった。
「……じゃあ逆に聞くけど、ボクがキミのこと嫌いだと思う?」
「う……どうだろう……」
彼の眉間に微かに皺が寄った。
彼女は良くしてくれるし、優しい。
でも彼は種族的にはカービィの敵なわけで。
彼女の星を脅かした存在の一族なわけで。
直接対峙したことはないとはいえ、その事実は変わらない。
そんなことを悶々と考えていると、ふと顔に影が落ちてきた。
どうやらカービィが身体を起こしたらしい。
少し眩んだ彼の視界の中で、彼女は些か不満そうに見えた。
「そこは自信持ってよ……一緒に冒険した仲だよ?」
「でも……ボクは……暗黒物質デスから……」
「暗黒物質とか、関係ないよ!
ボク達はもう友達でしょ?
そりゃあグーイがいきなりポップスターの征服とか言い出したらもしかしたら嫌いになる……というかその前にいろいろ心配になるかもだけど……。
とにかく!答えは『はい』択一だよ!」
ビシッ!と効果音が聞こえてきそうなほどに勢いよく指を突き付ける。
グーイは半ば勢いに押されて、呆然とした表情でコクリと頷いた。
彼女はその反応に満足したように頷き、何か思い付いたかのようにパアッと顔を輝かせた。
「そーだ!
のんびりするのも良いけど、デデデのお城にでも遊びに行こうよ!
りんごとかスイカ強だ……じゃなくて貰いに行こう!」
ピョコンと立ち上がると、グーイにまっすぐ手を差し伸べる。
彼がその手を取ると、グイッと引っ張って立ち上がらせた。
「それでお腹いっぱいになったら、種族とか一族とか、そんなどうでもいい理屈も忘れるよ!」
からりと笑いながら、そう断言するカービィ。
自分の種族など、彼女にとっては些細なことに過ぎないらしい。
「……うん、ありがとう……」
彼女が気にしないのならば、自分も気にすることはない。
そう気づいた彼は明るく笑いながら、彼女と手を取りながらデデデ城に走っていった。
END