Do You Love Me......?
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☆マルク→グリルの場合☆
※前ページと微妙に関連アリ
※前ページ読まなくても大丈夫なレベル
「じゃあさ、グリルはボクのこと好きなのサ?」
「うん、好きだよ!」
満面の笑みを浮かべながら、あっさりと好意を口にするグリル。
無邪気な笑みに胸が疼いたと同時に、少しだけ痛みが走った。
キミの「好き」とボクの「好き」
全く同じようで、少しだけ違うんだって気付いてる?
キミはボクに「恋」してるけど、「愛」してはいないんじゃないのかな。
「って、自分だって聞いてるじゃん!
ボクちんのこと言えないよ!」
「そりゃー聞かれたら聞き返すのサ」
手を伸ばして帽子を奪い、グリルの髪をわしゃわしゃと乱した。
子ども特有のつるつるとした髪の感触が気持ちいい。
グリルは「きゃー」と楽しそうに笑いながら、ボクの胸に顔を埋めた。
柔らかな感触と甘い香りに、眩暈がしそうになる。
ボクがキミに対してどんな感情を抱いているか、キミは知っている?
本当の想いをぶつけるには、キミはまだ少し幼すぎるんだよ。
きっといろんな意味で受け止められないと思う。
ボクの方は全然オッケーだとしても、キミはまだ駄目なんだ。
いや、実際ボクもオッケーじゃないんだけどね。
社会的倫理的道徳的に。
だから待たなきゃ。
「ね、さっきのもう一回して?」
顔を上げて、無邪気な笑顔を浮かべながらキスをねだる。
本当は額なんかじゃなくて、もっと違うトコロにしたい。
でもそんなことしちゃったら、もう我慢できる気がしないんだ。
だからこの感情を押し殺して、そっと額に口付けを落とす。
ボクは君を大切にしたい。
だから今は、これで我慢。
「えへへー、ありがと!」
たったこれだけで幸せそうに笑う彼女が愛おしい。
これ以上の悦びを与えてみたい。
愛を与えて、ボクもキミの愛が欲しい。
もっと速く時が過ぎればいいのに。
そんなことを思いながら、ボクは彼女の細い身体にそっと腕を回した。
END
※前ページと微妙に関連アリ
※前ページ読まなくても大丈夫なレベル
「じゃあさ、グリルはボクのこと好きなのサ?」
「うん、好きだよ!」
満面の笑みを浮かべながら、あっさりと好意を口にするグリル。
無邪気な笑みに胸が疼いたと同時に、少しだけ痛みが走った。
キミの「好き」とボクの「好き」
全く同じようで、少しだけ違うんだって気付いてる?
キミはボクに「恋」してるけど、「愛」してはいないんじゃないのかな。
「って、自分だって聞いてるじゃん!
ボクちんのこと言えないよ!」
「そりゃー聞かれたら聞き返すのサ」
手を伸ばして帽子を奪い、グリルの髪をわしゃわしゃと乱した。
子ども特有のつるつるとした髪の感触が気持ちいい。
グリルは「きゃー」と楽しそうに笑いながら、ボクの胸に顔を埋めた。
柔らかな感触と甘い香りに、眩暈がしそうになる。
ボクがキミに対してどんな感情を抱いているか、キミは知っている?
本当の想いをぶつけるには、キミはまだ少し幼すぎるんだよ。
きっといろんな意味で受け止められないと思う。
ボクの方は全然オッケーだとしても、キミはまだ駄目なんだ。
いや、実際ボクもオッケーじゃないんだけどね。
社会的倫理的道徳的に。
だから待たなきゃ。
「ね、さっきのもう一回して?」
顔を上げて、無邪気な笑顔を浮かべながらキスをねだる。
本当は額なんかじゃなくて、もっと違うトコロにしたい。
でもそんなことしちゃったら、もう我慢できる気がしないんだ。
だからこの感情を押し殺して、そっと額に口付けを落とす。
ボクは君を大切にしたい。
だから今は、これで我慢。
「えへへー、ありがと!」
たったこれだけで幸せそうに笑う彼女が愛おしい。
これ以上の悦びを与えてみたい。
愛を与えて、ボクもキミの愛が欲しい。
もっと速く時が過ぎればいいのに。
そんなことを思いながら、ボクは彼女の細い身体にそっと腕を回した。
END