Do You Love Me......?
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
☆グリル→マルクの場合☆
歳の差が6歳って、大人になればあんまり気にならないんだろうね。
だけどまぁ、ボク達はまだまだ全然子どもなわけで。
その分歳の差は目に見えて現れるわけで。
「マルク、ボクちんのこと好き?」
「え、うん」
ボクはちゃんと答えたのに、グリルは不満そうにプクッと頬を膨らませた。
子どもっぽいその仕草が可愛くて、思わず笑みがこぼれそうになる。
「なんなのサ?その顔は。
何が不満なのサ?」
「だ、だって~……そうじゃなくって……。
もっと……こう……なんていうのかな?
大人っぽいの!
ボクちんのこと、そんな感じで好き?」
聞きたいことはわかった。
だけどもそれに答えるかどうかは別なのサ。
別に素直に答えてもいいけど、それじゃあ少しつまらないからね。
「言葉にしなきゃわかんないのサ?」
「グリルちゃんはお子ちゃまでちゅね~」とからかうように言えば、途端に顔が真っ赤に染まる。
ホーント、感情がすぐに出て可愛いよね。
だからからかって虐めたくなっちゃうんだ。
我ながら意地が悪いと思ってる。
「ど、どうせボクちんは子どもだもん!
どうせマルクはもっと大人の人がいいんでしょ!」
ぷいっとそっぽを向いて、そのままずんずんと離れて行こうとする。
あ、流石にちょっと言い過ぎたかも。
ここまでしちゃうと後で大人組が怖い。
アイツらグリルにはとことん甘いからなぁ……。
般若を背負ったドロシアとランプキンの姿を思い出すと、自然と身体が震えてくる。
「グリル」
名前を呼べば、ちゃんと素直に振り返ってくれれた。
うん、素直ないい子。
どんなに怒っていても、こっちから投げかけたら反応してくれるんだよね。
そんなことを思いながらそのまま捕まえてキスをする――といっても、額だけど。
「好きだよ」
照れを隠してそう囁けば、さっきまで泣きそうだったのは何処へ行ったのやら、もうすっかり機嫌を直していた。
キミは本当に表情豊かで、いろんな顔を見たくなる。
だから意地悪したくなるって言ったら、またキミは頬を膨らますのかな?
END
歳の差が6歳って、大人になればあんまり気にならないんだろうね。
だけどまぁ、ボク達はまだまだ全然子どもなわけで。
その分歳の差は目に見えて現れるわけで。
「マルク、ボクちんのこと好き?」
「え、うん」
ボクはちゃんと答えたのに、グリルは不満そうにプクッと頬を膨らませた。
子どもっぽいその仕草が可愛くて、思わず笑みがこぼれそうになる。
「なんなのサ?その顔は。
何が不満なのサ?」
「だ、だって~……そうじゃなくって……。
もっと……こう……なんていうのかな?
大人っぽいの!
ボクちんのこと、そんな感じで好き?」
聞きたいことはわかった。
だけどもそれに答えるかどうかは別なのサ。
別に素直に答えてもいいけど、それじゃあ少しつまらないからね。
「言葉にしなきゃわかんないのサ?」
「グリルちゃんはお子ちゃまでちゅね~」とからかうように言えば、途端に顔が真っ赤に染まる。
ホーント、感情がすぐに出て可愛いよね。
だからからかって虐めたくなっちゃうんだ。
我ながら意地が悪いと思ってる。
「ど、どうせボクちんは子どもだもん!
どうせマルクはもっと大人の人がいいんでしょ!」
ぷいっとそっぽを向いて、そのままずんずんと離れて行こうとする。
あ、流石にちょっと言い過ぎたかも。
ここまでしちゃうと後で大人組が怖い。
アイツらグリルにはとことん甘いからなぁ……。
般若を背負ったドロシアとランプキンの姿を思い出すと、自然と身体が震えてくる。
「グリル」
名前を呼べば、ちゃんと素直に振り返ってくれれた。
うん、素直ないい子。
どんなに怒っていても、こっちから投げかけたら反応してくれるんだよね。
そんなことを思いながらそのまま捕まえてキスをする――といっても、額だけど。
「好きだよ」
照れを隠してそう囁けば、さっきまで泣きそうだったのは何処へ行ったのやら、もうすっかり機嫌を直していた。
キミは本当に表情豊かで、いろんな顔を見たくなる。
だから意地悪したくなるって言ったら、またキミは頬を膨らますのかな?
END