Do You Love Me......?
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☆カービィ→ストロンの場合☆
※スピ→カビ←ドロでnot恋人設定
「ね、キミはボクのこと好きなの?」
悪戯っぽく笑いながら、カービィは俺に問いかけた。
どうしてそんなことを聞いてくるのだろう。
答えようとしたが、俺は答えに窮してしまった。
そういえば、彼女について好きかどうかの尺度で考えたことがない。
どうなのだろう、と俺の中のカービィという存在についてを思い返してみる。
カービィは女なのにものすごく強い。
体術も然ることながら、コピー能力で様々な戦術を使えるというのは羨ましい。
彼女と闘ったことは自体はある。
しかしお互いが本気で闘ったことはないだろう。
あのときはお互いの小手調べ、とでも言った方が正しいだろう。
それでも彼女のキックはなかなかに一撃が重く、魅力的なものだった。
あれから俺は何度も再戦したいと思い続けてきた。
どうやらそれはドロやスピンも同じなようで、彼女のことについてしきりに話していたのを聞いたことがある。
それを聞くたびにあのときのことを思い出し、いつか再び勝負するのを心待ちにしていたのだ。
しかしだからといって嫌いというわけではなく。
倒したいという願望が全く無いわけではないが、どちらかというと闘いを通じてお互いの腕を高め合いたいという方向の願望だ。
そう言ったことを考慮すると……
「……ああ、好きだ」
この答えに行きつくだろう。
導き出された答えをそのまま口にすると、何故かカービィは顔を真っ赤に染めた。
「す……!
ストロ、ちょ、待って!」
いきなり慌ててふためき、「あー」だの「うー」だのおよそ意味の分からないことを喚いている。
どうしてしまったんだコイツ。
「そ、そんなまっすぐ見つめないで!」
俺はただ呆れ半分心配しているだけなのだが。
全くわけがわからない。
少ししてようやく落ち着くと、彼女は眠そうな目で俺をじっと見つめた。
「ストロンって……意外と情熱的なんだね……。
ドロッチェは飾り立てた言葉が多いし、スピンは物凄く遠回しなのに……。
そんなハッキリ言われたら、ボク、流石に……」
最後の方は何を言っているのかよくわからない。
「何をゴチャゴチャ言っているんだ」
「あ、ご、ごめん!
早く答え聞きたいよね!
あ、あのね……ボクはキミの気持ちに応えるよ!」
……どうやら俺は正式なライバルとして認められたらしい。
喜ばしいことだ。
「ありがとう……」
「……!
う、ううん!こちらこそ……!」
「笑った……」と小さく呟くカービィ。
これからが楽しみだからか、どうやら俺は笑んでいたらしい。
俺が大きな勘違いをしていたと同時に、知らない間に修羅場に巻き込まれていたことを知るのはこの三日後のことだった。
※スピ→カビ←ドロでnot恋人設定
「ね、キミはボクのこと好きなの?」
悪戯っぽく笑いながら、カービィは俺に問いかけた。
どうしてそんなことを聞いてくるのだろう。
答えようとしたが、俺は答えに窮してしまった。
そういえば、彼女について好きかどうかの尺度で考えたことがない。
どうなのだろう、と俺の中のカービィという存在についてを思い返してみる。
カービィは女なのにものすごく強い。
体術も然ることながら、コピー能力で様々な戦術を使えるというのは羨ましい。
彼女と闘ったことは自体はある。
しかしお互いが本気で闘ったことはないだろう。
あのときはお互いの小手調べ、とでも言った方が正しいだろう。
それでも彼女のキックはなかなかに一撃が重く、魅力的なものだった。
あれから俺は何度も再戦したいと思い続けてきた。
どうやらそれはドロやスピンも同じなようで、彼女のことについてしきりに話していたのを聞いたことがある。
それを聞くたびにあのときのことを思い出し、いつか再び勝負するのを心待ちにしていたのだ。
しかしだからといって嫌いというわけではなく。
倒したいという願望が全く無いわけではないが、どちらかというと闘いを通じてお互いの腕を高め合いたいという方向の願望だ。
そう言ったことを考慮すると……
「……ああ、好きだ」
この答えに行きつくだろう。
導き出された答えをそのまま口にすると、何故かカービィは顔を真っ赤に染めた。
「す……!
ストロ、ちょ、待って!」
いきなり慌ててふためき、「あー」だの「うー」だのおよそ意味の分からないことを喚いている。
どうしてしまったんだコイツ。
「そ、そんなまっすぐ見つめないで!」
俺はただ呆れ半分心配しているだけなのだが。
全くわけがわからない。
少ししてようやく落ち着くと、彼女は眠そうな目で俺をじっと見つめた。
「ストロンって……意外と情熱的なんだね……。
ドロッチェは飾り立てた言葉が多いし、スピンは物凄く遠回しなのに……。
そんなハッキリ言われたら、ボク、流石に……」
最後の方は何を言っているのかよくわからない。
「何をゴチャゴチャ言っているんだ」
「あ、ご、ごめん!
早く答え聞きたいよね!
あ、あのね……ボクはキミの気持ちに応えるよ!」
……どうやら俺は正式なライバルとして認められたらしい。
喜ばしいことだ。
「ありがとう……」
「……!
う、ううん!こちらこそ……!」
「笑った……」と小さく呟くカービィ。
これからが楽しみだからか、どうやら俺は笑んでいたらしい。
俺が大きな勘違いをしていたと同時に、知らない間に修羅場に巻き込まれていたことを知るのはこの三日後のことだった。