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その夜@ソドブレ
「……ソード……怒ってるか……?」
「別に、怒ってない」
素っ気なく返すソード。
ブレイドはおろおろと焦るばかりだ。
彼も怒っているわけではない。
ただ、なんとなくむしゃくしゃしていた。
「ソード~、俺が悪かったから……」
ブレイドが悪いわけでもないのもわかっているし、カービィにとってもほんの戯れごとだったのだろう。
それはわかっていても、嫉妬心はどうにもならず、煙のように心に蔓延していた。
「……ソードッ!」
先ほどまでの気弱そうな声とは打って代わって激しい口調に、ソードはハッとして振り返る――刹那、ブレイドがソードに口付けた。
ほんの触れるだけのキスは、意外なほどにあっさりと離れていく。
「っ……お、俺が、自分からするのは……ソードにだけだ…っ!」
耳まで真っ赤になってたどたどしく言う彼女。
その行動は、その言葉は彼女にとってどれだけ恥ずかしかっただろう。
またそうまでして気にしていたのかと慮ると、ソードの気持ちも幾分和らいだ。
だがあまりのいじらしさに、彼のちょっとした加虐心が首をもたげてくる。
「んー、じゃあもう1回キスしたら許す」
「なっ……!?」
「ほらほら、早く」
「……う~」
ブレイドは目を泳がせ真っ赤になりながらも、もう一度唇を重ねた。
さっきよりもさらに早く離れようとする彼女の腕を、ソードはしっかりと捕らえ、自分の方に引き寄せた。
1度離れかけた唇に、ソードは再び口づけた。
そのまま唇を割り開き舌を入れて、彼女の舌と絡める。
「ん……ぅ、ふっ……」
甘い声が漏れて、それが酷く彼の心をざわめかせる。
微かな水音が、更にそれを煽り立てた。
しばらく絡みあってから離れ、ソードはまじまじとブレイドの顔を見つめ……小さく溜め息をついた。
「……悔しいけど、カービィ殿の気持ちが嫌ってほどわかった」
「どういうことだ……?」
「……こういうことしたくなる」
ソードはブレイドの身体を押し倒す。
そして、状況を飲み込めずキョトンとする彼女に覆い被さった。
NEXT
→あとがき
「……ソード……怒ってるか……?」
「別に、怒ってない」
素っ気なく返すソード。
ブレイドはおろおろと焦るばかりだ。
彼も怒っているわけではない。
ただ、なんとなくむしゃくしゃしていた。
「ソード~、俺が悪かったから……」
ブレイドが悪いわけでもないのもわかっているし、カービィにとってもほんの戯れごとだったのだろう。
それはわかっていても、嫉妬心はどうにもならず、煙のように心に蔓延していた。
「……ソードッ!」
先ほどまでの気弱そうな声とは打って代わって激しい口調に、ソードはハッとして振り返る――刹那、ブレイドがソードに口付けた。
ほんの触れるだけのキスは、意外なほどにあっさりと離れていく。
「っ……お、俺が、自分からするのは……ソードにだけだ…っ!」
耳まで真っ赤になってたどたどしく言う彼女。
その行動は、その言葉は彼女にとってどれだけ恥ずかしかっただろう。
またそうまでして気にしていたのかと慮ると、ソードの気持ちも幾分和らいだ。
だがあまりのいじらしさに、彼のちょっとした加虐心が首をもたげてくる。
「んー、じゃあもう1回キスしたら許す」
「なっ……!?」
「ほらほら、早く」
「……う~」
ブレイドは目を泳がせ真っ赤になりながらも、もう一度唇を重ねた。
さっきよりもさらに早く離れようとする彼女の腕を、ソードはしっかりと捕らえ、自分の方に引き寄せた。
1度離れかけた唇に、ソードは再び口づけた。
そのまま唇を割り開き舌を入れて、彼女の舌と絡める。
「ん……ぅ、ふっ……」
甘い声が漏れて、それが酷く彼の心をざわめかせる。
微かな水音が、更にそれを煽り立てた。
しばらく絡みあってから離れ、ソードはまじまじとブレイドの顔を見つめ……小さく溜め息をついた。
「……悔しいけど、カービィ殿の気持ちが嫌ってほどわかった」
「どういうことだ……?」
「……こういうことしたくなる」
ソードはブレイドの身体を押し倒す。
そして、状況を飲み込めずキョトンとする彼女に覆い被さった。
NEXT
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