2人はきっと
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オマケ
「……おい、あの夜の途中から記憶がないんだが、何を飲ませた?」
次の日の夜、いつもの場所で我はドロッチェを問い詰めていた。
「うまくいってよかったな、おめでとう!」
「ああ……じゃなくて、我の質問に答えろ!」
「フッ、そんな怖い顔するなよ。
せっかくの美形が台無しだ。」
一度ぶちのめしてやろうか、と本気で殺意が湧いた。
……やめとこう、コイツには聖杖トリプルスターがある。
「キミ達両想いだってのに、いつまでたってもくっつかないから酒に一発仕込んだんだ。」
「何をだ?」
どうせコイツのことだ、変な薬物を入れたに違いない。
「自白剤」
やっぱりな……。
げんなりする我の隣でドクに頼んで特別なの作ってもらったんだぞ、と豪語しているのが凄くウザい。
ちなみにそれは時間差で、しかも一番想っている相手にのみ作動するという代物らしい。
普段ならふざけるな、と激怒するところだが……
「……今回は許してやろう。
おかげで気持ちが通じたしな……
まぁ、感謝していないわけでもない。」
「フッ、どういたしまして。
つーことで、今日はキミの奢りな。」
「……貴様、下手なダークマター族よりもよっぽど黒いな。」
感謝したといった矢先にこれだ。
仕方ない、今日くらいは奢ってやるか。
END
NEXT
→あとがき
「……おい、あの夜の途中から記憶がないんだが、何を飲ませた?」
次の日の夜、いつもの場所で我はドロッチェを問い詰めていた。
「うまくいってよかったな、おめでとう!」
「ああ……じゃなくて、我の質問に答えろ!」
「フッ、そんな怖い顔するなよ。
せっかくの美形が台無しだ。」
一度ぶちのめしてやろうか、と本気で殺意が湧いた。
……やめとこう、コイツには聖杖トリプルスターがある。
「キミ達両想いだってのに、いつまでたってもくっつかないから酒に一発仕込んだんだ。」
「何をだ?」
どうせコイツのことだ、変な薬物を入れたに違いない。
「自白剤」
やっぱりな……。
げんなりする我の隣でドクに頼んで特別なの作ってもらったんだぞ、と豪語しているのが凄くウザい。
ちなみにそれは時間差で、しかも一番想っている相手にのみ作動するという代物らしい。
普段ならふざけるな、と激怒するところだが……
「……今回は許してやろう。
おかげで気持ちが通じたしな……
まぁ、感謝していないわけでもない。」
「フッ、どういたしまして。
つーことで、今日はキミの奢りな。」
「……貴様、下手なダークマター族よりもよっぽど黒いな。」
感謝したといった矢先にこれだ。
仕方ない、今日くらいは奢ってやるか。
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