体育祭
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体育館に行くと、既に一氏くんは試合を終えて休んでいた。
どうやら勝ったみたいで、応援していたクラスのみんなが男子バレーの周りに集まっている。
一氏くんのプレーを見れなかったのは残念だ。
…そういえば、北原さんも見れてないんだよね。
「北原さんごめんなさい。私のせいで試合見れなかった。」
「だから謝らんでええって!好きで待っとったんやし、まだ決勝もあるんやし!」
まぁ、明日やけど。と笑う北原さん。
女子バレーは準々決勝で負けてしまったが、3位という素晴らしい結果を残すことができたらしい。
他のチームより1人たりない状態で3位になれたのなら、快挙である気がする。
むしろ、私がチームの輪を乱してしまったのではないだろうか。
私はつくづくダメだな。
最後までみんなに迷惑かけちゃうし、黙ってさよならしようとしてる。
でも、もう言うタイミング逃しちゃったし、こうするしかないのかな。
みんな体育祭で盛り上がってるのに、転校の話で水を差すなんて気が引けた。
罪悪感を募らせ、この罪悪感すら自分を守るためのものであると思って、更に募らせる。
また気分が悪くなってきた。
試合終わりのみんなに混じっていく北原さんを見ながら、私もゆっくり向かった。
一氏くんと少し目が合って、お互いが逸らしたような気がした。
どうやら勝ったみたいで、応援していたクラスのみんなが男子バレーの周りに集まっている。
一氏くんのプレーを見れなかったのは残念だ。
…そういえば、北原さんも見れてないんだよね。
「北原さんごめんなさい。私のせいで試合見れなかった。」
「だから謝らんでええって!好きで待っとったんやし、まだ決勝もあるんやし!」
まぁ、明日やけど。と笑う北原さん。
女子バレーは準々決勝で負けてしまったが、3位という素晴らしい結果を残すことができたらしい。
他のチームより1人たりない状態で3位になれたのなら、快挙である気がする。
むしろ、私がチームの輪を乱してしまったのではないだろうか。
私はつくづくダメだな。
最後までみんなに迷惑かけちゃうし、黙ってさよならしようとしてる。
でも、もう言うタイミング逃しちゃったし、こうするしかないのかな。
みんな体育祭で盛り上がってるのに、転校の話で水を差すなんて気が引けた。
罪悪感を募らせ、この罪悪感すら自分を守るためのものであると思って、更に募らせる。
また気分が悪くなってきた。
試合終わりのみんなに混じっていく北原さんを見ながら、私もゆっくり向かった。
一氏くんと少し目が合って、お互いが逸らしたような気がした。