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あの後私が女の子を慰め、その場で解散となった。
白石くんは後日礼をすると言い、部室に1度戻ってから忍足くんと帰って行った。
結局テニス部は今日はなくなり、小春さんも一氏くんの言動に怒って帰ってしまった。
「…疲れた」
「小春ぅ…」
お互いが机に伏せる。
「なんで一氏くんまで手芸部に来てんの」
「暇になったからや」
「帰りなよ…」
しかしながら、一氏くんにはお礼を言わないといけない。
きっと彼なりに助けてくれたのだから
「でも、さっきはありがとう。助けてくれたんだよね?」
「…覗こう思て行ってみれば、抱きしめられててイライラしたわ」
「いやあ、とっさのことで断れなくて。白石くん力強いから」
でも、思い返すとなんかドキドキするな。男らしくて、体格も全然違うし。
今も少し、感覚が残ってるなあ
「なに思い出してんねん、顔赤いで気持ち悪い」
「あ、赤くないよ!」
「赤いで…まあ、白石はかっこええからな」
一氏くんは頬杖をついて目をそらす
「すまんかったな、わかっとったら、部室来いなんて言わんかったわ」
「もういいよ、結局は一氏くんが解決しちゃったんだから、私何もしてないし」
「…せやろか」
「うん」
そこから一氏くんは急に静かになってしまった
伏し目がちにぼーっとしている。
一氏くんが何を考えてるかわからない。
だからさっきもなんで飛び出してきたのか、謎である。
いつか、一氏くんのことを理解できる日はくるのかな
私はそんなことを考えながら、毛糸を取り出して編み物を始めた
なんとなく、二人でいるこの空間は居心地がよかった
白石くんは後日礼をすると言い、部室に1度戻ってから忍足くんと帰って行った。
結局テニス部は今日はなくなり、小春さんも一氏くんの言動に怒って帰ってしまった。
「…疲れた」
「小春ぅ…」
お互いが机に伏せる。
「なんで一氏くんまで手芸部に来てんの」
「暇になったからや」
「帰りなよ…」
しかしながら、一氏くんにはお礼を言わないといけない。
きっと彼なりに助けてくれたのだから
「でも、さっきはありがとう。助けてくれたんだよね?」
「…覗こう思て行ってみれば、抱きしめられててイライラしたわ」
「いやあ、とっさのことで断れなくて。白石くん力強いから」
でも、思い返すとなんかドキドキするな。男らしくて、体格も全然違うし。
今も少し、感覚が残ってるなあ
「なに思い出してんねん、顔赤いで気持ち悪い」
「あ、赤くないよ!」
「赤いで…まあ、白石はかっこええからな」
一氏くんは頬杖をついて目をそらす
「すまんかったな、わかっとったら、部室来いなんて言わんかったわ」
「もういいよ、結局は一氏くんが解決しちゃったんだから、私何もしてないし」
「…せやろか」
「うん」
そこから一氏くんは急に静かになってしまった
伏し目がちにぼーっとしている。
一氏くんが何を考えてるかわからない。
だからさっきもなんで飛び出してきたのか、謎である。
いつか、一氏くんのことを理解できる日はくるのかな
私はそんなことを考えながら、毛糸を取り出して編み物を始めた
なんとなく、二人でいるこの空間は居心地がよかった