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2人で話してから20分ほど経っていた。
そろそろ話しをやめないと
各々がそう思っても、思春期の2人が集まると恋愛話は止まらなかった。
「言ったらあいつが悩んで抱え込むのはわかっとる。言うとしても卒業式やな。ほんま、あいつに言うなよ」
釘を刺すユウジ。
「別に言わんわ…で、いつから好きなん?」
興味津々に聞く北原。
正直、いつからかなんて覚えてない。
じっくり考えた末、答えは出なかった。
「覚えとらんな。2年の時なんは確かなんやけど」
あぁ、盗難騒動の時やっけか。どうでもええけど。
「ふーん。まぁ、本人が気づかないなんてよくある事やから、根気よくがんばりや。」
覚えてないとわかると、つまんなさそうに、だるそうに、北原が言った。
別に、今のままで満足しとるんやけどな
そう思いながらも、ユウジは"あいつがモテてる"と言われると危機感を覚えた
こっちが頑張ってアピールし続けたんに、他のやつが簡単にあいつの隣おるようになるとか、トラウマもんやで
なんてゾッとする。
「せやけど、友達ぐらいなったれや。順序ってもんがあるやろ」
そう言われてユウジは考える。
「あいつ、変に友達にこだわるんや。1回友達なると、もうそれ以上いける気せぇへん。…やから、代わりにお前が仲良うしたってや」
「なんで一氏の代わりにならなあかんねん。うちはうちで仲良うなるわ。」
もっともな事を言われ返す言葉もない。
「友達になるんなら、卒業してもあいつのこと忘れたらあかんで」
「はぁ?当たり前やろ」
意味を正確にわかっていない北原
深いことは本人の許可無しには言えないことだから、そのまま黙ってしまう
そろそろ話しをやめないと
各々がそう思っても、思春期の2人が集まると恋愛話は止まらなかった。
「言ったらあいつが悩んで抱え込むのはわかっとる。言うとしても卒業式やな。ほんま、あいつに言うなよ」
釘を刺すユウジ。
「別に言わんわ…で、いつから好きなん?」
興味津々に聞く北原。
正直、いつからかなんて覚えてない。
じっくり考えた末、答えは出なかった。
「覚えとらんな。2年の時なんは確かなんやけど」
あぁ、盗難騒動の時やっけか。どうでもええけど。
「ふーん。まぁ、本人が気づかないなんてよくある事やから、根気よくがんばりや。」
覚えてないとわかると、つまんなさそうに、だるそうに、北原が言った。
別に、今のままで満足しとるんやけどな
そう思いながらも、ユウジは"あいつがモテてる"と言われると危機感を覚えた
こっちが頑張ってアピールし続けたんに、他のやつが簡単にあいつの隣おるようになるとか、トラウマもんやで
なんてゾッとする。
「せやけど、友達ぐらいなったれや。順序ってもんがあるやろ」
そう言われてユウジは考える。
「あいつ、変に友達にこだわるんや。1回友達なると、もうそれ以上いける気せぇへん。…やから、代わりにお前が仲良うしたってや」
「なんで一氏の代わりにならなあかんねん。うちはうちで仲良うなるわ。」
もっともな事を言われ返す言葉もない。
「友達になるんなら、卒業してもあいつのこと忘れたらあかんで」
「はぁ?当たり前やろ」
意味を正確にわかっていない北原
深いことは本人の許可無しには言えないことだから、そのまま黙ってしまう