彼は器用だった
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この前一氏くんとお出かけした時、一氏くんが器用なのを知った。
彼が手芸部に入り浸るのは、本当は自分もやりたかったからなのだろうか。
何となく、今そう思った。現在朝の7時
一氏くんに朝早く手芸部に来いと言われて部室に向かう。
眠たいのを我慢して来たけど、一体何なのだろう。
一氏くんを待たせまいと、小走りで部室に向かった。
やっぱり、開いていない部室の前で腕を組んで待っている。
「一氏くんごめんね、おはよう!」
「はよ。お前は寝坊するかと思たわ」
朝からからかわれる。
なんならそれは私も寝坊すると思ったし、早起きできたのには驚いたよ。
そう思いつつ、そんなのしないよなんて言いながら鍵をあける
部室に入ると、一氏くんはカバンを開けて小道具を出してきた。
でも、手芸をするようなものではない。
どちらかと言うと…
髪のセット?
「早速やるから、ここ座り」
椅子を持ってきて、一氏くんは後ろに回る
大人しく座るけど、特に状況は飲み込めてない
「えっと、一氏くんが髪のセットしてくれるの?」
「せやで」
「なんで?」
後ろを向いて目を合わせると、一氏くんは当たり前かのように言った
「自分、今日誕生日やん」
「…あれ?」
忘れてた
彼が手芸部に入り浸るのは、本当は自分もやりたかったからなのだろうか。
何となく、今そう思った。現在朝の7時
一氏くんに朝早く手芸部に来いと言われて部室に向かう。
眠たいのを我慢して来たけど、一体何なのだろう。
一氏くんを待たせまいと、小走りで部室に向かった。
やっぱり、開いていない部室の前で腕を組んで待っている。
「一氏くんごめんね、おはよう!」
「はよ。お前は寝坊するかと思たわ」
朝からからかわれる。
なんならそれは私も寝坊すると思ったし、早起きできたのには驚いたよ。
そう思いつつ、そんなのしないよなんて言いながら鍵をあける
部室に入ると、一氏くんはカバンを開けて小道具を出してきた。
でも、手芸をするようなものではない。
どちらかと言うと…
髪のセット?
「早速やるから、ここ座り」
椅子を持ってきて、一氏くんは後ろに回る
大人しく座るけど、特に状況は飲み込めてない
「えっと、一氏くんが髪のセットしてくれるの?」
「せやで」
「なんで?」
後ろを向いて目を合わせると、一氏くんは当たり前かのように言った
「自分、今日誕生日やん」
「…あれ?」
忘れてた