お礼デー...
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一氏くんにとって、私がどんな人なのかはわからない
でも、私にとっては…大事な…
大事な…
大事な…何なのだろう
友達で、いいのかな
何か、違う気がする
「ごめんやっぱなしで!」
「無理やろ」
ほぼ同時だった
「え…」
「嫌とかじゃない。けど無理や」
はっきり言われた。
やっぱり、今までの私の勘は正しかった
友達なわけ、なかったんだ
「…うん。私も自分で言って、違うなって思った。ごめんね」
私が謝ると、一氏くんは真剣な顔で私を見下ろす
そして、奇妙なことを言ってきた
「お前が、イギリスから帰ってくるって言うんやったら考えたる。まあ、帰ってきたら友達やめるけど」
「…どういうこと?」
「そのまんまの意味や。」
そのままスタスタ歩いていく。
急いで一氏くんを追いかけて考える
イギリスから帰ってくるのが条件?随分と長い契約だな…いや友達を契約とか言っちゃいけないけど。
しかも、帰ってきたらやめる?
一氏くんの言いたいことがまったくわからない
「よくわかんないから、保留で」
「…お前ってほんっまアホやな。いつかアホにもわかるように説明したるわ」
またそうやってアホっていう
でも、嫌いじゃない
友達にはなれなかったけど、一氏くんのこと少しわかったし
私のこともちゃんと考えててくれてるのがわかったから
楽しかったな、なんて