小さい春に、ロックオン!
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私と一氏くんは、確かによく話すほう
でもそれは私に話す相手がいないから私がそう感じるだけであって、一氏くんにとって普通ぐらいなんだと思う
一氏くんと1番話すのは、なんてったって小春さん
今だって小春さんの席で談笑している
…あれを男同士の友情と言うには、少しズレている
小春さんは巷では天才と言われている。
なんでもIQが200あるとか
でも、小春さんは一氏くんと同じくらい変人
一氏くんに紹介された時から
"小春って呼んでな!"
と名前呼びを強要してきた
そんな彼と私は、昼休みに先生に呼ばれてしまった
「単刀直入に言うと、ここを受けてみいひんか」
私たちの目の前に掲げられた1枚の高校のパンフレット
大阪でかなり偏差値の高い高校だ
「…私には、無理な気がします」
というか、私はイギリスに行くから根本的な問題がある
…あ、そう言えば先生に言ってなかった!
なるべく早く言わないとなあ
「ええですね、前向きに考えてみますわ!」
笑顔でそう言う小春さん
やっぱり、頭いいんだ小春さん
「なんや正反対やな…とりあえず、考えてみてくれや」
先生の笑顔を見て、イギリスのことは言えずに職員室を後にした
教室に戻る時、小春さんは少し怒ってた
「うちらの事情も考えんで、気楽に言うもんやな!」
「…事情?」
確かに私には事情があるけど、小春さんはどういう事情なのだろうか
「うちはまだ大会があるんやからそんなん考えてる暇ないんや」
「そうなんだ、大変だねぇ」
まあ、楽しいんやけどな、と小春さん
そうだ、テニス部はよく"楽しんだモン勝ちや"と言っている
それで強いんだから、凄いよね
でもそれは私に話す相手がいないから私がそう感じるだけであって、一氏くんにとって普通ぐらいなんだと思う
一氏くんと1番話すのは、なんてったって小春さん
今だって小春さんの席で談笑している
…あれを男同士の友情と言うには、少しズレている
小春さんは巷では天才と言われている。
なんでもIQが200あるとか
でも、小春さんは一氏くんと同じくらい変人
一氏くんに紹介された時から
"小春って呼んでな!"
と名前呼びを強要してきた
そんな彼と私は、昼休みに先生に呼ばれてしまった
「単刀直入に言うと、ここを受けてみいひんか」
私たちの目の前に掲げられた1枚の高校のパンフレット
大阪でかなり偏差値の高い高校だ
「…私には、無理な気がします」
というか、私はイギリスに行くから根本的な問題がある
…あ、そう言えば先生に言ってなかった!
なるべく早く言わないとなあ
「ええですね、前向きに考えてみますわ!」
笑顔でそう言う小春さん
やっぱり、頭いいんだ小春さん
「なんや正反対やな…とりあえず、考えてみてくれや」
先生の笑顔を見て、イギリスのことは言えずに職員室を後にした
教室に戻る時、小春さんは少し怒ってた
「うちらの事情も考えんで、気楽に言うもんやな!」
「…事情?」
確かに私には事情があるけど、小春さんはどういう事情なのだろうか
「うちはまだ大会があるんやからそんなん考えてる暇ないんや」
「そうなんだ、大変だねぇ」
まあ、楽しいんやけどな、と小春さん
そうだ、テニス部はよく"楽しんだモン勝ちや"と言っている
それで強いんだから、凄いよね