さよならは忘れる時
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
いきなり机の前に彼女が現れて、それはもう驚いた
「滝瀬さん、うちの財布知らん?」
「え…知らないよ。なんで?」
「今日うち、用事があるからお金多く持ってきたんや。昨日の放課後友達とその事話したんやけどな、その時滝瀬さんもおったから…」
お金目的で、私が盗ったと
昨日の放課後、確かにこの人は友達と話していた。
でも何の話をしてたかなんて、覚えてない
「昨日は…急いでて、話の内容は聞いてないから…よくわかんない」
そう言っても、やっぱり納得いってない顔をしていた
「せやったら…かばん中見せてや!」
そう言って彼女は私の鞄に手をかける
さすがににそれはやめて欲しいと思い、必死に抵抗した
「それは無理だよ!やだ!」
みんながこっちに注目しているのに、中身まで見せるのは嫌だ
授業開始のチャイムも気にせず、攻防戦を繰り広げていた
私のプライバシーが危ない
その時、先生が入ってきて私たちを止めに入った
「先生!私の財布なくなったんや!お金めっちゃ入ってるやつ!」
先生が少し考えて言った
「それで…滝瀬がとったんか?」
「…は?」
唖然とした。彼女はまだ盗られたことしか言っていないのに、疑われるなんて
…いや、日頃の行いで疑われてるのかな
前に、関西弁話さないの珍しいとか言ってんの聞こえたし、浮いてるんだ私
周りを見ても、好奇の目を向けられている気がする。
…彼女はきっと、消去法で私を疑った
そして、疑いは彼女の中で勝手に確信になっている
興奮しすぎて、冷静な判断ができていないのか
…きっと私の鞄から出てこなくても、私を疑い続けるんだと思う
もし、彼女が家に忘れたとか…私に非はない結果だとしたら
それは、早くて明日とかにわかることだから
私が今するべきことは
「まあええわ。2人とも職員室来い。滝瀬は鞄持ってな、後は自習!」
この人たちに従うことだ
「滝瀬さん、うちの財布知らん?」
「え…知らないよ。なんで?」
「今日うち、用事があるからお金多く持ってきたんや。昨日の放課後友達とその事話したんやけどな、その時滝瀬さんもおったから…」
お金目的で、私が盗ったと
昨日の放課後、確かにこの人は友達と話していた。
でも何の話をしてたかなんて、覚えてない
「昨日は…急いでて、話の内容は聞いてないから…よくわかんない」
そう言っても、やっぱり納得いってない顔をしていた
「せやったら…かばん中見せてや!」
そう言って彼女は私の鞄に手をかける
さすがににそれはやめて欲しいと思い、必死に抵抗した
「それは無理だよ!やだ!」
みんながこっちに注目しているのに、中身まで見せるのは嫌だ
授業開始のチャイムも気にせず、攻防戦を繰り広げていた
私のプライバシーが危ない
その時、先生が入ってきて私たちを止めに入った
「先生!私の財布なくなったんや!お金めっちゃ入ってるやつ!」
先生が少し考えて言った
「それで…滝瀬がとったんか?」
「…は?」
唖然とした。彼女はまだ盗られたことしか言っていないのに、疑われるなんて
…いや、日頃の行いで疑われてるのかな
前に、関西弁話さないの珍しいとか言ってんの聞こえたし、浮いてるんだ私
周りを見ても、好奇の目を向けられている気がする。
…彼女はきっと、消去法で私を疑った
そして、疑いは彼女の中で勝手に確信になっている
興奮しすぎて、冷静な判断ができていないのか
…きっと私の鞄から出てこなくても、私を疑い続けるんだと思う
もし、彼女が家に忘れたとか…私に非はない結果だとしたら
それは、早くて明日とかにわかることだから
私が今するべきことは
「まあええわ。2人とも職員室来い。滝瀬は鞄持ってな、後は自習!」
この人たちに従うことだ