さよならは忘れる時
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
私は関西弁を話せない
大阪のこともよく知らない
周りと違うから、良くも悪くも目立ってしまう
クラスで話せる人が少しいても、やっぱりまだ浮いてしまっている
今回は、それを実感した中学2年生の頃のお話です
大阪に来てから1年と少し
大阪は道頓堀とか素敵な場所がいっぱいあるのは知ってるけど、行こうとは思えなかった
…友達いないし、場所もよく知らないから
学校に来て、部活をして、家に帰る
休日も部屋にこもって羊毛フェルトをやる日々
関東にいた頃の友達も、2年に上がってからだんだんとメールをくれなくなった
手芸しか趣味がない私は、授業の合間の休み時間はやることがない
仕方ないから本を読んでいるけど、面白いと思わないし、話が入ってこない
そんな時、ある女生徒がこう叫んだ
「財布がない!」
と
気にはなったけど、私は気にしてないふりで本を読んでいた。
そんなに仲良くないから、変に思われると思ったから
だから、そのあとの話を全く聞いてなかった
まさか、私が疑われているなんて、思わなかったし
大阪のこともよく知らない
周りと違うから、良くも悪くも目立ってしまう
クラスで話せる人が少しいても、やっぱりまだ浮いてしまっている
今回は、それを実感した中学2年生の頃のお話です
大阪に来てから1年と少し
大阪は道頓堀とか素敵な場所がいっぱいあるのは知ってるけど、行こうとは思えなかった
…友達いないし、場所もよく知らないから
学校に来て、部活をして、家に帰る
休日も部屋にこもって羊毛フェルトをやる日々
関東にいた頃の友達も、2年に上がってからだんだんとメールをくれなくなった
手芸しか趣味がない私は、授業の合間の休み時間はやることがない
仕方ないから本を読んでいるけど、面白いと思わないし、話が入ってこない
そんな時、ある女生徒がこう叫んだ
「財布がない!」
と
気にはなったけど、私は気にしてないふりで本を読んでいた。
そんなに仲良くないから、変に思われると思ったから
だから、そのあとの話を全く聞いてなかった
まさか、私が疑われているなんて、思わなかったし