幸せとは
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結局数十分しか部活らしいことをしなかった
部活だって、あと少しで終わりなのに
「…本当ごめん。放課後無駄にしちゃって」
「別に気にしてへん」
まさか一氏くんの前で泣くなんて、一生の不覚
…でも、気にしてないらしいし、いいか
「あーあ、あんなこと言ったけど、1番すぐ忘れるのは一氏くんだと思うなあ」
「はあ!?どういう意味やねん」
「そのままの意味だよ。私たち薄い関係だから」
そうそう、一氏くんにとって、私は吹けば飛ぶような存在なんだ。
「…忘れへん。俺の記憶力なめたらあかんで」
意地の張ったその言葉に、彼らしさがあった。
そんなことに安心して思わず笑ってしまった。
「そっか…じゃあ、忘れないでね。期待してる」
「任せとき」
変に自信がある一氏くん。
本当に安心する。
「せやけど、これからまだ修学旅行とか、文化祭とか…行事はごっつあるんやから、友達も大事にしとき」
「…そうだね。ありがとう」
確かに、寂しくなるのを怖がって素っ気なくなるより、楽しんでから寂しくなった方がいい気がする
どうせ卒業では寂しくなるんだから
「そんで、寂しくなったら俺に言えばええ」
「なんで?」
「せやなあ…小春と漫才したるわ」
任せとき、と親指をたてる一氏くん
「そっか、楽しみ!」
一氏くんと話していると、だんだんとイギリスに行くことを受け入れられるような気がしてきた
やっぱり、一氏くんは不思議な人
一氏くんと話していると、心も少しスッキリしていた
きっと明日には、いつも通り挨拶できる
そんな気がした
部活だって、あと少しで終わりなのに
「…本当ごめん。放課後無駄にしちゃって」
「別に気にしてへん」
まさか一氏くんの前で泣くなんて、一生の不覚
…でも、気にしてないらしいし、いいか
「あーあ、あんなこと言ったけど、1番すぐ忘れるのは一氏くんだと思うなあ」
「はあ!?どういう意味やねん」
「そのままの意味だよ。私たち薄い関係だから」
そうそう、一氏くんにとって、私は吹けば飛ぶような存在なんだ。
「…忘れへん。俺の記憶力なめたらあかんで」
意地の張ったその言葉に、彼らしさがあった。
そんなことに安心して思わず笑ってしまった。
「そっか…じゃあ、忘れないでね。期待してる」
「任せとき」
変に自信がある一氏くん。
本当に安心する。
「せやけど、これからまだ修学旅行とか、文化祭とか…行事はごっつあるんやから、友達も大事にしとき」
「…そうだね。ありがとう」
確かに、寂しくなるのを怖がって素っ気なくなるより、楽しんでから寂しくなった方がいい気がする
どうせ卒業では寂しくなるんだから
「そんで、寂しくなったら俺に言えばええ」
「なんで?」
「せやなあ…小春と漫才したるわ」
任せとき、と親指をたてる一氏くん
「そっか、楽しみ!」
一氏くんと話していると、だんだんとイギリスに行くことを受け入れられるような気がしてきた
やっぱり、一氏くんは不思議な人
一氏くんと話していると、心も少しスッキリしていた
きっと明日には、いつも通り挨拶できる
そんな気がした