針と糸
名前変換
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翌日、一氏くんはスキップしながら教室に入ってきた。
きっと、プレゼントがうまくいったのでしょう
良かったね一氏くん。頑張ってたもんね。
そう思っていると、一氏くんがこっちに近づいてくる
「滝瀬、昼休みええか?」
「え?うん…」
私の返事を聞くとニヤリとして自分の席に戻っていった
朝話しかけてくるなんて珍しいなあ
私が窓側の席だから、めんどくさいんだろうけど、今日はよほど気分がいいんだなぁ
ていうか、昼休みに何があるんだろう…
「ねぇ、どこ行くの?」
「部室や」
「なんで?」
「…」
無視かい
昼休み、何も知らないでただ一氏くんについて行く
なんだろ、部室に呼ばれる覚えもないんだけどな……
「ここやで、入り」
「あ、失礼しまーす…」
テニス部の部室
そこは体育会系らしく汗臭いような、あとなんか小汚い
そして何人かのテニス部がいる
「あ、どうも…」
「ユウくん…と、あら?」
同じクラスの小春さんがいた。ユウくん?
「ユウジ、その子誰や?」
金髪で包帯してる人が尋ねる。どこかで見た顔だ。
「こいつが滝瀬や」
「あー、お前さんかあ!なんや、ユウジが世話になっとるみたいで…」
すまんなあと言われて握手を求められる。
あ、この人知ってる、確か白石って友達が言ってた
「いえ、こちらこそ…はじめまして」
「そんな堅いことせんでええやろ。」
握手はしたけど、なんだろう、気を許してないようなぎこちなさがある
一氏くんが割って入ってくれなかったら、気まずくなってただろう
きっと、プレゼントがうまくいったのでしょう
良かったね一氏くん。頑張ってたもんね。
そう思っていると、一氏くんがこっちに近づいてくる
「滝瀬、昼休みええか?」
「え?うん…」
私の返事を聞くとニヤリとして自分の席に戻っていった
朝話しかけてくるなんて珍しいなあ
私が窓側の席だから、めんどくさいんだろうけど、今日はよほど気分がいいんだなぁ
ていうか、昼休みに何があるんだろう…
「ねぇ、どこ行くの?」
「部室や」
「なんで?」
「…」
無視かい
昼休み、何も知らないでただ一氏くんについて行く
なんだろ、部室に呼ばれる覚えもないんだけどな……
「ここやで、入り」
「あ、失礼しまーす…」
テニス部の部室
そこは体育会系らしく汗臭いような、あとなんか小汚い
そして何人かのテニス部がいる
「あ、どうも…」
「ユウくん…と、あら?」
同じクラスの小春さんがいた。ユウくん?
「ユウジ、その子誰や?」
金髪で包帯してる人が尋ねる。どこかで見た顔だ。
「こいつが滝瀬や」
「あー、お前さんかあ!なんや、ユウジが世話になっとるみたいで…」
すまんなあと言われて握手を求められる。
あ、この人知ってる、確か白石って友達が言ってた
「いえ、こちらこそ…はじめまして」
「そんな堅いことせんでええやろ。」
握手はしたけど、なんだろう、気を許してないようなぎこちなさがある
一氏くんが割って入ってくれなかったら、気まずくなってただろう