友達が欲しいの
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2人で床掃除をする
床掃除は私の好きでやっているのに、北原さんも付き合ってくれた
いい人…一氏くんとは大違い…かもしれない
「へぇー、じゃあ中学に入ってから大阪に来たん?」
「うん。ずっと関東にいたんだ」
「そーだったんか。いやな、滝瀬さんはお偉いの娘で、厳しく育てられてるって噂流れててな…」
いつの間にそんな噂が…
もしかしてそれが友達ができない原因とか…
「うちは普通の家庭だよ…良くも悪くも」
「なんやそーやったんか…ついでにもう一個ええか?」
今度は恐る恐るというような様子で聞いてくる
「うん?」
「一氏と付き合うてる?」
「うん!?いや全然。というか仲良くないよ」
なーんやと言うように床に座る
本当になんでそんな噂が…
「みんな言ってるで。一氏が手芸部に入り浸ってて、二股しとるって」
「入り浸ってはいるけど…え、二股?」
「小春ちゃんと滝瀬さん」
その二択だったら確実に小春さんをとるな一氏くん
というか小春さんと比べられる私って…
喜ぶべきなのかな
「そんな、小春さんと比べられるほどの関係じゃないし、そこまで仲良くなりたくないよ」
「せやったんか…そんなら早く誤解解いた方がええで。そのせいでみんな滝瀬さんに話しかけんの躊躇ってるわ」
「あぁ、やっぱりそうなんだ…」
友達が出来ない原因は、ほとんどあなたのせいだったよ、一氏くん…
やっぱり、一氏くんとはもう少し距離を置くべきなのだろうか
その日はそれを真剣に悩んだ。
そして、次の日にはきれいさっぱり忘れていた
床掃除は私の好きでやっているのに、北原さんも付き合ってくれた
いい人…一氏くんとは大違い…かもしれない
「へぇー、じゃあ中学に入ってから大阪に来たん?」
「うん。ずっと関東にいたんだ」
「そーだったんか。いやな、滝瀬さんはお偉いの娘で、厳しく育てられてるって噂流れててな…」
いつの間にそんな噂が…
もしかしてそれが友達ができない原因とか…
「うちは普通の家庭だよ…良くも悪くも」
「なんやそーやったんか…ついでにもう一個ええか?」
今度は恐る恐るというような様子で聞いてくる
「うん?」
「一氏と付き合うてる?」
「うん!?いや全然。というか仲良くないよ」
なーんやと言うように床に座る
本当になんでそんな噂が…
「みんな言ってるで。一氏が手芸部に入り浸ってて、二股しとるって」
「入り浸ってはいるけど…え、二股?」
「小春ちゃんと滝瀬さん」
その二択だったら確実に小春さんをとるな一氏くん
というか小春さんと比べられる私って…
喜ぶべきなのかな
「そんな、小春さんと比べられるほどの関係じゃないし、そこまで仲良くなりたくないよ」
「せやったんか…そんなら早く誤解解いた方がええで。そのせいでみんな滝瀬さんに話しかけんの躊躇ってるわ」
「あぁ、やっぱりそうなんだ…」
友達が出来ない原因は、ほとんどあなたのせいだったよ、一氏くん…
やっぱり、一氏くんとはもう少し距離を置くべきなのだろうか
その日はそれを真剣に悩んだ。
そして、次の日にはきれいさっぱり忘れていた