不純
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不意にチャイムが鳴った。
それにハッとして千里の背中を叩く。
「千里。授業出ようよ。一緒に教室行こ?」
なるべく優しくそう言うと、千里は私を離してこちらを見た。
「これからも俺んこつ迎えに来よると?」
「わかった、約束」
なんだか千里の思い通りに動かされてる気がするけど、この際、授業に出てくれるならなんでも良かった。
教室に行くために私が立ち上がると、千里も立ち上がる。
すると、急に千里が屈んできた。
そして、また顔を寄せる。
「…今度は何?」
あまり身がもたないから、こういうのを予告なしにやるのはやめて欲しい。
そう思ってたのに、千里はそれを上回ることをしてきた
「顔赤かね、むぞらしか」
そう言って、頬にキスしてくる。
「なっ…」
いきなりのことに声が出なかった。
顔が離れてから思わずそこに手を添えて千里を睨んでしまった。
しかし照れ隠しとわかったのか、千里は吹き出す。
「そげな顔もええなぁ。いつか俺にもキスしてほしか」
そう行って先に出て行ってしまった。
絶対さっきより顔が赤い。
こんなんで、教室に入れない。
今日は私がサボってやろうか、なんて思いながら教室を出る。
あんなことされたら、変に意識しちゃうのに
サボるのも含めて、千里は私で遊んでいるんだ
でも、嫌な気分ではない、むしろ、ドキドキする。
…これ、恋?
何かに気づいたけど、授業が始まるのを思い出して空き教室を出る。
自分の意志のなさと、先生が探せと言ったことに少し感謝しながら、千里を追いかけた。
それにハッとして千里の背中を叩く。
「千里。授業出ようよ。一緒に教室行こ?」
なるべく優しくそう言うと、千里は私を離してこちらを見た。
「これからも俺んこつ迎えに来よると?」
「わかった、約束」
なんだか千里の思い通りに動かされてる気がするけど、この際、授業に出てくれるならなんでも良かった。
教室に行くために私が立ち上がると、千里も立ち上がる。
すると、急に千里が屈んできた。
そして、また顔を寄せる。
「…今度は何?」
あまり身がもたないから、こういうのを予告なしにやるのはやめて欲しい。
そう思ってたのに、千里はそれを上回ることをしてきた
「顔赤かね、むぞらしか」
そう言って、頬にキスしてくる。
「なっ…」
いきなりのことに声が出なかった。
顔が離れてから思わずそこに手を添えて千里を睨んでしまった。
しかし照れ隠しとわかったのか、千里は吹き出す。
「そげな顔もええなぁ。いつか俺にもキスしてほしか」
そう行って先に出て行ってしまった。
絶対さっきより顔が赤い。
こんなんで、教室に入れない。
今日は私がサボってやろうか、なんて思いながら教室を出る。
あんなことされたら、変に意識しちゃうのに
サボるのも含めて、千里は私で遊んでいるんだ
でも、嫌な気分ではない、むしろ、ドキドキする。
…これ、恋?
何かに気づいたけど、授業が始まるのを思い出して空き教室を出る。
自分の意志のなさと、先生が探せと言ったことに少し感謝しながら、千里を追いかけた。
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