あなただけ
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"真琴ちゃんって、もう…してるんやろ?"
"男とっかえひっかえらしいやん。1回はしとるやろな"
"いいなぁ、俺ともしてくれへんかな"
四天宝寺の3年男女が、口々に私のことを言う
そんなアホなことあるわけないやろ。まだ中学三年やで。
私への嫉妬か、偏見か、それはわからん
でも、いつの間にか私が男好きのような噂が学校のそこらじゅうから聞こえるようになっとった。
そんな噂を聞いて、離れていく級友や近づいてくる男がいる
まあ、私がその立場やったらって考えても、それは納得がいくわ
ただな、純粋に仲良くしてくるあんただけは理解できへん
「なあー、どうしてもわからんとこがあるんやけど、今ええか?」
同じクラスの、忍足謙也
「忍足くん。ええで、力になれるんなら」
「よう言うわ。答えられへんかったことなかった癖に」
「せやったっけ?あ、でも、テニス部はええの?」
「今日は休みや!やからいっぱい質問できるように今週の宿題全部終わらせたんやで!」
ほんまいつもありがとなー、と得意げに言う忍足くん
ほんまええやつやなこの人。
そういう所、大好きやで
友達としても、異性としても
"男とっかえひっかえらしいやん。1回はしとるやろな"
"いいなぁ、俺ともしてくれへんかな"
四天宝寺の3年男女が、口々に私のことを言う
そんなアホなことあるわけないやろ。まだ中学三年やで。
私への嫉妬か、偏見か、それはわからん
でも、いつの間にか私が男好きのような噂が学校のそこらじゅうから聞こえるようになっとった。
そんな噂を聞いて、離れていく級友や近づいてくる男がいる
まあ、私がその立場やったらって考えても、それは納得がいくわ
ただな、純粋に仲良くしてくるあんただけは理解できへん
「なあー、どうしてもわからんとこがあるんやけど、今ええか?」
同じクラスの、忍足謙也
「忍足くん。ええで、力になれるんなら」
「よう言うわ。答えられへんかったことなかった癖に」
「せやったっけ?あ、でも、テニス部はええの?」
「今日は休みや!やからいっぱい質問できるように今週の宿題全部終わらせたんやで!」
ほんまいつもありがとなー、と得意げに言う忍足くん
ほんまええやつやなこの人。
そういう所、大好きやで
友達としても、異性としても
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