教室談義
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とりあえず立ち上がり、財前くんに言い訳をする
「いや、盗み聞きしようとしたんじゃなくて…荷物とりたかったんだけど教室入りにくくて…」
「あぁ、今日は水泳の日やったな」
「なんで知ってるの!?」
「好きやからかな」
そうなんだ……としか言えない
まさか財前くんが…私を…
「ええんか?遅れるで」
「……そうだった!あの、失礼します!」
時計を見ると、遅刻寸前の時間だった
とりあえず一礼して教室に入る
テニス部の人の視線が刺さる
そそくさと荷物をとり、素早く準備をして教室を出る
その時
「真琴」
「はい!」
財前くんが呼び止める。
振り返ると、余裕しゃくしゃくといった感じで笑っている
「また、明日な」
何かを企んでいるかのような顔でそう言った
「ば、ばいばい」
そう残して教室の扉をしめる
終始顔が赤かった自信がある
学校を出て風にあたっても、それがおさまる気がしなかった。
空を見てみると、夕陽と月が見える。
…財前くんには、かなわないな
そう思いながら空を見つめていた
「いや、盗み聞きしようとしたんじゃなくて…荷物とりたかったんだけど教室入りにくくて…」
「あぁ、今日は水泳の日やったな」
「なんで知ってるの!?」
「好きやからかな」
そうなんだ……としか言えない
まさか財前くんが…私を…
「ええんか?遅れるで」
「……そうだった!あの、失礼します!」
時計を見ると、遅刻寸前の時間だった
とりあえず一礼して教室に入る
テニス部の人の視線が刺さる
そそくさと荷物をとり、素早く準備をして教室を出る
その時
「真琴」
「はい!」
財前くんが呼び止める。
振り返ると、余裕しゃくしゃくといった感じで笑っている
「また、明日な」
何かを企んでいるかのような顔でそう言った
「ば、ばいばい」
そう残して教室の扉をしめる
終始顔が赤かった自信がある
学校を出て風にあたっても、それがおさまる気がしなかった。
空を見てみると、夕陽と月が見える。
…財前くんには、かなわないな
そう思いながら空を見つめていた