図書室
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
光くんがこんなにネガティブになっているのを初めて見た気がする。
なんて、変に落ち着いていた。
蔵之介さんたちが、何か言ったのか。
いや、そんなはずはない。
たしかにこの時期に来年の部長が決まったりするけれど、テニス部はまだ大会を控えている。
光くん、自覚して、思い詰めすぎたのかな。
「最初っからそう言ってよ」
「…なにがや」
「大丈夫だよってこと。あんな言い方してごめん。今のところ辞めるとは思ってないよ。」
これで光くんもポジティブになるか、いつもの様になるか
そう思っていた。
「絶対って言えや」
「はあ?」
「あ?ほら言うてみ、ぜったい」
嫌な方にいつも通りになってしまった。
ガッ、と私の顔を片手で掴む光くん。
ほんとに、何度でも言うけどそういうところだよ光くん。
「うざい!顔を掴むな!」
「あー、吹っ切れたわ。考えたら、お前をテニス部に留めるなんて簡単やったわ。あーあほくさ、ほらさっさと戻るで。」
光くんは自己解決してドアノブをひねる。
…なんだったの今の。
まぁ、最近テニス部に入った私から見ても、光くんが来年の部長になるっていう予想くらいできた。
たまには、彼を労ったりもするべきか。
そう思いながら、近くの階段で私を待つ光くんのもとへ、図書室の電気を消して向かう。
「光くん」
「あ?何や」
「来年も、テニス部、頑張ろうね」
なんて、変に落ち着いていた。
蔵之介さんたちが、何か言ったのか。
いや、そんなはずはない。
たしかにこの時期に来年の部長が決まったりするけれど、テニス部はまだ大会を控えている。
光くん、自覚して、思い詰めすぎたのかな。
「最初っからそう言ってよ」
「…なにがや」
「大丈夫だよってこと。あんな言い方してごめん。今のところ辞めるとは思ってないよ。」
これで光くんもポジティブになるか、いつもの様になるか
そう思っていた。
「絶対って言えや」
「はあ?」
「あ?ほら言うてみ、ぜったい」
嫌な方にいつも通りになってしまった。
ガッ、と私の顔を片手で掴む光くん。
ほんとに、何度でも言うけどそういうところだよ光くん。
「うざい!顔を掴むな!」
「あー、吹っ切れたわ。考えたら、お前をテニス部に留めるなんて簡単やったわ。あーあほくさ、ほらさっさと戻るで。」
光くんは自己解決してドアノブをひねる。
…なんだったの今の。
まぁ、最近テニス部に入った私から見ても、光くんが来年の部長になるっていう予想くらいできた。
たまには、彼を労ったりもするべきか。
そう思いながら、近くの階段で私を待つ光くんのもとへ、図書室の電気を消して向かう。
「光くん」
「あ?何や」
「来年も、テニス部、頑張ろうね」