図書室
名前変換
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引き継ぎシートの確認が終わり、図書室に誰もいないか確認して教室に戻ろうとした。
「光くん、誰もいないかったよ。教室戻ろ。」
光くんに背を向けて扉に手をかけた。
「待ってや。」
でも、光くんが止める。
「まだ何かあんの?…うわっ!」
振り返ると、目の前に光くんの顔があって驚いた。
怖いの苦手だって前言ったでしょうが。
ついでに言うと顔も怖いよ。
「何?…怒ってる?」
「…真琴は、来年もテニス部におってくれるんか。」
「え?」
目を逸らしてそう言う。
光くん今日変だな。
「なんかあったの?」
「ええから、答えてや」
「そんなの来年にならないとわかんないよ」
そう言うと、光くんは不機嫌になる。
「じゃあ俺が、来年もテニス部におってって言えば、お前は」
「なになにどうしたの。」
そんなにまくしたてられても、すごくめんどくさいと思うだけだよ光くん。
それっきり黙ってしまった光くんは、それでも私を見つめてきた。
目が合ったまま、時間が過ぎていく。
「ひか…」
「俺…」
名前を呼ぼうとしたら、口を手で塞がれた。
何すんだよ。
なんて茶化していたのを、少し反省した。
「俺、1人でテニス部引っ張ってけへん。」
お願い、真琴
「光くん、誰もいないかったよ。教室戻ろ。」
光くんに背を向けて扉に手をかけた。
「待ってや。」
でも、光くんが止める。
「まだ何かあんの?…うわっ!」
振り返ると、目の前に光くんの顔があって驚いた。
怖いの苦手だって前言ったでしょうが。
ついでに言うと顔も怖いよ。
「何?…怒ってる?」
「…真琴は、来年もテニス部におってくれるんか。」
「え?」
目を逸らしてそう言う。
光くん今日変だな。
「なんかあったの?」
「ええから、答えてや」
「そんなの来年にならないとわかんないよ」
そう言うと、光くんは不機嫌になる。
「じゃあ俺が、来年もテニス部におってって言えば、お前は」
「なになにどうしたの。」
そんなにまくしたてられても、すごくめんどくさいと思うだけだよ光くん。
それっきり黙ってしまった光くんは、それでも私を見つめてきた。
目が合ったまま、時間が過ぎていく。
「ひか…」
「俺…」
名前を呼ぼうとしたら、口を手で塞がれた。
何すんだよ。
なんて茶化していたのを、少し反省した。
「俺、1人でテニス部引っ張ってけへん。」
お願い、真琴