とは言ったものの、忍足さんと一氏さんはお腹が減っていたらしい。


制限時間終わり間近でギリギリ食べ終わった


｢はあ！？なんでそんなあっさり食べ終わんですか！？｣


私は半分以上残っている。

というかまだ食べてんのは私だけだ


｢成長期舐めんな｣

｢じゃあこれも食べてや…｣


私にはわかる、これは食べきれないと


そして無情にも時間はきてしまった


タイマーが鳴る

｢すいません、タイムアップです！｣

｢いや当たり前でしょ…無理に決まってんでしょ｣


目の前にはまだまだ大きい肉塊

｢すみません……正規料金払うので、まだ食べててもいいですか？｣

｢あ、はい、構いませんけど…大丈夫ですか？｣

大丈夫じゃないです


でも、残すとか申し訳ないじゃん

｢あの、遅くなると思うんで先帰ってください｣

もうゆっくり食べようと思い、みんなにそう言う。


｢はあ？んな事するわけないやろ｣

｢真琴、ずっと待っとるで！ゆっくり食べたらええよ！｣

一氏くんと遠山くんが言う

みんなも待っててくれるらしい


｢親睦会はみんなでするもんやろ｣

｢白石さん……｣














これを親睦会とは認めない