文化祭
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「というわけで、クラスの出し物はビニール袋配布になりました」
委員長が壇上でそう言って拍手をする。
拍手をするような内容なのだろうか。
まあ、テニス部も出し物があるから、こっちが楽だとありがたい。
「光くん、楽で良かったね」
「せやな。どーせテニス部がめんどい出しもんやから」
やる気のないような目で耳うちされる。
楽しんだモン勝ちらしいから、テニス部は本気でやってくるのだろう。
そう思うと少しめんどくさいけど、まぁ、頑張ろう。
「なんでやねん」
「おー、大阪に染まってきとるやん」
「ついでちゃいました…あまりにやりたくなさすぎて」
ミーティングの時に決まったその案
いや、決まっていたと言おう。図書局の仕事を終えてきた時には既に決まっていたから。
「屋台とかでいいじゃないですか…なんでお化け屋敷なんて…」
「抽選で勝ち取ったんやで、まぁ、バスケ部と合同やけど」
謙也さんが誇らしげに言う。
1番にくじ引いたんだろうなあ、スピードスターは。
「私怖いの嫌いなんですけど」
「お前は入る側じゃないんやからええやろ」
「そういう問題じゃないです」
「真琴ー!楽しみやな!」
「いや、金ちゃんあのね」
「なんや?」
屈託のない笑顔で聞いてくる金ちゃん。
わざとか?
「いや、楽しみだね…」
「あいつ負けたな」
「ダサいっちゅー話や」
「うるさい」
委員長が壇上でそう言って拍手をする。
拍手をするような内容なのだろうか。
まあ、テニス部も出し物があるから、こっちが楽だとありがたい。
「光くん、楽で良かったね」
「せやな。どーせテニス部がめんどい出しもんやから」
やる気のないような目で耳うちされる。
楽しんだモン勝ちらしいから、テニス部は本気でやってくるのだろう。
そう思うと少しめんどくさいけど、まぁ、頑張ろう。
「なんでやねん」
「おー、大阪に染まってきとるやん」
「ついでちゃいました…あまりにやりたくなさすぎて」
ミーティングの時に決まったその案
いや、決まっていたと言おう。図書局の仕事を終えてきた時には既に決まっていたから。
「屋台とかでいいじゃないですか…なんでお化け屋敷なんて…」
「抽選で勝ち取ったんやで、まぁ、バスケ部と合同やけど」
謙也さんが誇らしげに言う。
1番にくじ引いたんだろうなあ、スピードスターは。
「私怖いの嫌いなんですけど」
「お前は入る側じゃないんやからええやろ」
「そういう問題じゃないです」
「真琴ー!楽しみやな!」
「いや、金ちゃんあのね」
「なんや?」
屈託のない笑顔で聞いてくる金ちゃん。
わざとか?
「いや、楽しみだね…」
「あいつ負けたな」
「ダサいっちゅー話や」
「うるさい」