そこにある恋と見せない愛
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「1週間だけ付き合う?」
部活終わり、目の前には特にムカつく4人と小春さん。
金ちゃんは話についていけないと、銀さんと千歳さんに連れて帰られた。
強制的に座らされ、まるで私は犯罪者のようだ
ていうか、なんで告白されたこと知ってんのこの人たち
あぁ…そういえば、千歳さんに部室に行く途中で会ったから、言ったんだっけ
「はい、断ろうと思ったんですけど、何も知らないのに断られるのは悲しいって言われて、1週間お試しで、と」
「お前ちょろすぎか、なに言いくるめられてんねん」
「…すみません」
ユウジさんに普通に叱られる。
この人ってこんなまともなこと言う人だったんだ。
「でも、なんて言うか…最近よくメールくれるし、仲良くしてくれてたから、断って気まずくなるのも嫌だなって思って…」
「メールしてるって…初めて聞いたわ。めんどくさがりのくせに、あいつとはメールするんか」
明らかに不機嫌な光くん。
うるせえお前のものじゃないんだからいいだろ
「なんで光くんに言わなくちゃいけないの」
「それはええとして、真琴やめとき。テニス部に彼女おらへんのって、部活でいっぱいいっぱいやからやで。お前も部活で毎日疲れてるやろ、彼氏どころやないで」
「…あんたらに彼女できないのは、その性格だからですよ?それに部活が疲れるってより、先輩達のせいで疲れてるんです」
……
あれ、つっかかってくると思ったのに、むしろ静まり返ってしまった。何この人たち、今日どうしたの。
数秒間が空いて、蔵之介さんが口を開いた
「真琴……友達として好きなんやろ?」
「え、まあ、そうですね」
「恋とかでは、ないんやろ?」
「今は…そうですね」
「あかんよ!1週間でも、そういう気持ちで、付き合うってのは許されへん!部長は許さんでそんなの!!」
「蔵りんついにおかしくなってもうたんか…」
…なるほど、反対するのがこの人たちで、小春さんはソレを見守る人というわけか
「でも、1週間は約束したんでもう無理ですよ。そこは真剣に付き合います。その後は……考えます」
部活終わり、目の前には特にムカつく4人と小春さん。
金ちゃんは話についていけないと、銀さんと千歳さんに連れて帰られた。
強制的に座らされ、まるで私は犯罪者のようだ
ていうか、なんで告白されたこと知ってんのこの人たち
あぁ…そういえば、千歳さんに部室に行く途中で会ったから、言ったんだっけ
「はい、断ろうと思ったんですけど、何も知らないのに断られるのは悲しいって言われて、1週間お試しで、と」
「お前ちょろすぎか、なに言いくるめられてんねん」
「…すみません」
ユウジさんに普通に叱られる。
この人ってこんなまともなこと言う人だったんだ。
「でも、なんて言うか…最近よくメールくれるし、仲良くしてくれてたから、断って気まずくなるのも嫌だなって思って…」
「メールしてるって…初めて聞いたわ。めんどくさがりのくせに、あいつとはメールするんか」
明らかに不機嫌な光くん。
うるせえお前のものじゃないんだからいいだろ
「なんで光くんに言わなくちゃいけないの」
「それはええとして、真琴やめとき。テニス部に彼女おらへんのって、部活でいっぱいいっぱいやからやで。お前も部活で毎日疲れてるやろ、彼氏どころやないで」
「…あんたらに彼女できないのは、その性格だからですよ?それに部活が疲れるってより、先輩達のせいで疲れてるんです」
……
あれ、つっかかってくると思ったのに、むしろ静まり返ってしまった。何この人たち、今日どうしたの。
数秒間が空いて、蔵之介さんが口を開いた
「真琴……友達として好きなんやろ?」
「え、まあ、そうですね」
「恋とかでは、ないんやろ?」
「今は…そうですね」
「あかんよ!1週間でも、そういう気持ちで、付き合うってのは許されへん!部長は許さんでそんなの!!」
「蔵りんついにおかしくなってもうたんか…」
…なるほど、反対するのがこの人たちで、小春さんはソレを見守る人というわけか
「でも、1週間は約束したんでもう無理ですよ。そこは真剣に付き合います。その後は……考えます」