能ある鷹と私とスキャンダル
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ある時
「真琴、古典のノート見せてや。この間忘れた時のとこ」
「財前くん……いいけど、この前みたいにいたずら書きしないでよ」
「わかっとるって」
またある時
「真琴、部活会議1時10分からやって」
「あー、その前に図書室寄りたいから、財前くん先行ってていいよ?」
「いや、ついてく」
「ほんと?ありがとう」
またまたある時
「真琴はやく。部活遅れるで」
「はーい…ごめん、待たせて。」
「別にええ」
「あ、そういえば、タオルに名前刺繍し終わったから後で渡す。光だけでいいんだよね?」
「…あぁ、おおきに」
「…財前くん、お礼言えるんだ」
「俺をなんやと思ってんや」
滝瀬真琴が男子テニス部に入部してから、財前光と2人で話している場面をクラスメイトはよく見るようになった
元々彼らは異性とは話さないタイプだったため、その光景はクラスメイトにとって驚異のものだった
そしていつしか2人に関して、ある噂が流れるようになった
"滝瀬真琴と財前光は付き合っている"
そしてその噂は、瞬く間に2年生の間で広まった
「真琴、古典のノート見せてや。この間忘れた時のとこ」
「財前くん……いいけど、この前みたいにいたずら書きしないでよ」
「わかっとるって」
またある時
「真琴、部活会議1時10分からやって」
「あー、その前に図書室寄りたいから、財前くん先行ってていいよ?」
「いや、ついてく」
「ほんと?ありがとう」
またまたある時
「真琴はやく。部活遅れるで」
「はーい…ごめん、待たせて。」
「別にええ」
「あ、そういえば、タオルに名前刺繍し終わったから後で渡す。光だけでいいんだよね?」
「…あぁ、おおきに」
「…財前くん、お礼言えるんだ」
「俺をなんやと思ってんや」
滝瀬真琴が男子テニス部に入部してから、財前光と2人で話している場面をクラスメイトはよく見るようになった
元々彼らは異性とは話さないタイプだったため、その光景はクラスメイトにとって驚異のものだった
そしていつしか2人に関して、ある噂が流れるようになった
"滝瀬真琴と財前光は付き合っている"
そしてその噂は、瞬く間に2年生の間で広まった