寝泊り会5題
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05 あんなこと考えてしまうお年頃?-後編-
いくらなんでもこれはやばいよっ…!
もっ…堪えられない…!!
「…っふ」
「こら、声を抑えんとバレるじゃろ?…
俺も堪えとるんじゃから我慢しんしゃい…!」
「っふふはははは…!」
「っくくっ…!」
「「もう無理(ぜよ)…!」」
ただいま私と仁王の手にはマジックペンが握られておりまっす!
はい、ご察しの通り…顔に落書きしてるんですYO★
最初の被害者は柳生!
眼鏡書いたり
髪の毛オールバックにして私はイケメン
って書いたり
口から血流してるみたいに書いたり
もうやーばいやーばい!←
「次はどーする?」
「乗ってきたのぅ美紀」
「ふふっまあね!じゃあブンちゃんにしよっか!」
まずはほっぺにグルグルかな。うんうん可愛い可愛い
うわっ仁王が瞼に目書いてる。定番だけど上手いなあ…流石常習犯!
「なんかつまんないなあ…」
「おでこに昔付き合った彼女の名前でも書いとくぜよ」
「うわっ凄いリアル」
ニオがすらすらとブンちゃんのおでこに女の子の名前を書いていく。ブンちゃん結構いるんだ…ちょっとショック。
「デマもあるき、気にせんと」
「え?そうなの?」
「半分はな」
半分…って、それ引いても結構…もうこの話はやめよう。
「なんか眠くなってきた…」
「寝たらちゅーして起こすぜよ」
「次真田行こっか!」
「そんなにわかりやすく拒否されると凹むんじゃが…」
…これこそ照れ隠しだと仁王に察して欲しい今日この頃!
「と、とりあえず真田を…「俺がなんだ」
「あ…」
真田を起こさないように押し入れを…と続けようとした矢先
「起きたの真田…?」
「うむ。で、俺がどうしたというのだ?」
…
言えるわけないやないかーい★(カコーン
「別に…真田はやっぱり副部長の威厳があるなって話してただけ!うん!」
「そうか…だが、こんな時間まで起きているとは、2人共たるんどる!」
あああやばい!このままじゃ2人そろって説教かな…!?うわなんか、どっかの男を家に勝手に連れてきてしかもイケナイ事してそれが見つかってお父さんに叱られてる感じになるじゃんそれ!(長/黙
まあ半分当たってんだけど!(いや当たってねーよ
「俺ら実は不眠症なんじゃ。それより真田はどうしたんじゃ?」
「不眠症か…大変だな。俺はトイレだ」
不眠症信じたよこの人…!私が凄く眠そうにしてるのわかんないのかなこの人…!!
「そこのドアがトイレだよ」
「む、分かった」
……
…………
………………
「どうかしたんか真田」
「いや…その…」
「もしかして…ブリッ?」
「人の口癖そういう使い方すんのやめんか?怒」
「……」
「「え?マジ?」」
・・・
真田が物凄く恥ずかしそうだったので近所のコンビニまで行くことになった。
きっと真田なりに気を遣って…いや、多分ホントに恥ずかしいのかもしれない
しかし寒いぜ!私と仁王はスウェットだけど真田はパジャマだぜ!一応上着貸したけどやっぱ震えてるぜ!
「なんか真田が小動物化してまーす」
「ウサギってとこじゃのう」
「おおお俺はウサギなんかじゃnぶえっくしょぃいい!!!」
「汚っ」
「ひっ…!」
…いつから真田はこんなに繊細な子になったんだろう(あら珍しシリアスムード!
「真田全然汚くないよ!ホラはやく行こう!漏らす前に!」
「漏らすとか汚っ」
「きっ…汚くないよ!大丈夫だようん!」
「あのー、さっきから誰が言うとるんじゃ?」
「え?仁王じゃないの?」
ガバッ(真田
「もしかして…幽霊か!?」
「誰か幽霊だって?」
「…ゆっきー!?」
まさかの魔王再降臨!!さて、逃亡用の身仕度をしなくちゃ…
「大きな物音を立てながら家を出ていったから目が覚めちゃったよ…ねぇ美紀」
「(Σぎくっ)はぃいい!!」
すみませんでしたァアア!!!!
・・・
その後4人でコンビニに行き、真田が頑張ってる間3人でお菓子やらジュースやら雑誌やらを物色してた。私はゆっきーとファッション誌とかみてたけど、仁王なんか堂々といやんあはんな雑誌みてたしね!店員さんからみたら絶対不良だったと思う!
明日の朝食べるパンとか買って、私の家に戻った。
「もう2時だね…」
「や、やばっ」
「まだ2時か」
「すっきりした~」
寝てるみんなを跨いでベッドに飛び込んだ。
「はーっ眠い…」
「それ誘ってる?」
「…あ、ゆっきーがベッド使ってたんだっけ…」
「おい美紀、不眠症なのになんで眠いんだ?」
「へっ?」
「おいっ馬鹿っ!」
「あっ…!」
「2人共、どういう事か説明してもらおうではないか?」
「いや…それは」
「真田、ブン太と柳生の顔が面白い事になってるよ」
「…貴様ら…!」
「…美紀」
「…うん」
「「せーの!」」
ガスッ
「「逃げれるとでも思ったの?(か?」」
この後永遠と続く説教を聞かされ、逃げようと思えばゆっきーが自慢のアッパーをお見舞いしてくる中
結局私と仁王は真田の気がおさまるまで寝る事は出来なかった…
翌日、2人そろって学校を遅刻したとかしてないとか。
END
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