寝泊り会5題
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05 あんなこと考えてしまうお年頃?-前編-
「んっ…はぁ…やっぁ」
「ここがいいんか?」
「そこっそこっ…ぁあっ」
「ここをどうしてほしい?」
「いじ、わる…!」
「言わないとわからn「コラ〜!!!えっちな声出してるんじゃありません!!!」
「ちぇーっ」
「折角いいムードだったんにのぅ」
「幸村〜、仁王と赤也がセクハラしてきまーす」
「お前らベランダから宙吊りな」
「ちょっ!美紀先輩チクリとかねーっすよ…!」
「Zzz…」
「あーっ!仁王先輩も狸寝入りとか卑怯ッス!汗」
赤也と仁王の悲鳴を聞きながら私は布団の中にもぐりこんだ。
柳生とか柳やジャッカルもそろそろという感じで布団の中に入ってる。
…やっぱり騒がしいのが残るのね。
「もう寝るの?」
「ぎゃあっ」
ゆっきーか…
いきなり耳元なんかで囁かれたら酸欠するでしょうが!
「も…寝かせて」
「今夜は寝かせない」
「は?いやいやいや」
ん?何ふつうに私の上に乗ってんのかな?重いんだけどどいてくんないかな?ていうかこの状況、誰かなんとか言えよ!
常識人は夢の中
変態共は宙吊り(?)
ブン太は…
ブ ン ち ゃ ん は ?
「ゆっきー、ブンちゃん何処?」
「トイレじゃない?」
ふーん…
そっかな…
「じゃあ続きを」
「えっちょっ待っ『ピンポーン』…ん?」
「チッ…はーい」
今舌打ちしたよね?ね?
ゆっきーが私を置いて玄関に行く。
ガチャ
「柳坂さーん…あら、家を間違えたかしら」
「いえ、柳坂であってますよ(にこっ」
「あら、じゃあ…不法侵入で訴えますよ?」
「「はい?」」
ゆっきーの後を追っかけてった時に聞こえた不法侵入の文字に思わず反論する
「えっ…と…私…何かしましたか?」
「貴女の彼氏さんよ!」
「彼氏なんて…あ」
この人が彼氏と間違える要素の人は今私の家に沢山いたんだった…いやあ私じゃ不釣り合いですけどねこのイケメン軍団にはっ!一部お父さんっ!
「美紀、もしかしたらブン太じゃない?認めたくはないけど」
「あー!あの、もしかして髪の毛の色が赤い子ですか?」
「そうそうその子!…ってあら、そういえばこの子は…」
「はい、自分が美紀の彼氏でs「もしかしてお姉さん!?綺麗な方ねー」
「っ…!(黒笑」
「(落ち着いてゆっきー!)あ、はは…ブンちゃん迎えに行きます!すみませんでした!」
「もういきなりうちに入ってきて寝ちゃったからビックリしたわ!美紀って呟きながら倒れたからもしかしたらって思ってねぇ」
「ホントすいませんー!ゆっきー一緒にきて!」
「ゆきちゃんっていうの?可愛い名前ねー」
「…。」
・・・
「菓子の匂いがしたから…」
「あらっバレちゃった?」
「夜食べると身体によくないですよ~」
「分かってても食べちゃうのが人間ってものよ」
ブンちゃんはお菓子の匂いに誘われてうちを飛び出し不法侵入してしまったらしい(
夜のカレーじゃ足りなかったのかな…やっぱグラタン作れば良かったかも…あっ勿論冷凍のでっす!
「足りなかったわけでは無いと思うよ」
「そうかなぁ…あ、すみませんでしたホント」
「大丈夫よ!ついでにお菓子持ってって!」
・・・
迷惑かけたのにお菓子いただいちゃったよ…やりぃ★←
再び眠りについたブンちゃんはゆっきーに担がれている
「あの元気な人は一体誰だい?」
な、なんかいつもに増して怖いよゆっきー…!
無理もないよな…女の子に間違えられてしかもゆきちゃんだなんて…ぶふっ
「帰ったらお仕置」
「すんまっせん幸村様ァアア!あの人は隣に住んでる管理人さんでっす!」
「ふーんそう…」
…管理人さんの無事を願おう!(他人事かよ
・・・
「ただいまー」
「おかえりんしゃいっ…」
「…よく自力で上がってこれたね」
「テニス部の根性っすよ!」
それにしても自信満々だなあ…でもそんな事して大丈夫なのかなあ?
「折角帰ってきたら上げてあげようと思ってたのに…勝手に上がってきちゃ駄目じゃない?」
「「あ゛…」」
目が笑ってないよ幸村様…!つかブンちゃん落ちかけてる!
私はさっとブンちゃんを布団に寝かせ、フォローにはいる
「も、もういいじゃん!十分反省したと思うよ!」
「…被害者の美紀が言うなら仕方ない…ね…」
フラッ
「「「ゆっきー(幸村/幸村部長)!?」」」
「Zzz…」
「な、なんだ…寝ちゃっただけか…(ブンちゃん降ろしといて良かった…」
「びっくりした…」
「どうしようかと思ったぜよ…」
・・・
ゆっきーを私のベッドに寝かせ、起きてる人はあたしとニオと赤也だけになった。
3人はドサッとソファに寄り掛かる。
「さっきはホントにすまんのぅ」
さっき…文頭のやつね。
「2人…もしかして付き合ってるの?」
「「は?」」
「いや…同姓であんな事するなんて私じゃ考えらんないし!もしかしてラブラブ?みたいな…」
「ありえん話じゃ」
「その発想無いっスよ先輩」
「えー、十分アリでしょ」
「…それ、赤也は実はワックスつけてるだろって言ってんのと同じじゃ「無いわ!」
「早っ」
なんか二人に申し訳ない!すまん!
「だから軽いノリじゃったんよ、今時の中学生はそんなもんじゃ」
「あー…まあ確かにね、うん、発情期だしね」
「いやもうちょっと人間らしい言い方してくれん?せめて思春期とか」
「うー…」
そっかー発情期だもんなー仕方ないよなー(聞いて無い
あれ?なんか赤也眠そう…
「先輩すいません、そろそろ寝ます…」
「うん、おやすみ赤也!はやく寝ないとワカメが育たないもんね!」
「ぷっ」
「Zzz…」
「あ、寝ちゃった。つまんないのー」
私はは赤也を布団に寝かせてまたソファにもたれかかる。
「やっと二人きりじゃの」
「…そ、そだねえ」
「そう構えんでも変な事する気はなか」
「ああ、そう(きっぱり」
少し期待したなんて言わないわよっ!(
「変な事よりもっと良い事、するぜよ?」
「え?」
…後編に続く!(ワオ★
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