聖闘士達がクトゥルフ始めたようです
アフロディーテ「さ、こっちは帝国ホテルについて調べるんだったよね?」
シュラ「あぁ、図書館に行って1930年の帝国ホテルについて、何かあったのかを調べたい」
ミロ「図書館全員初期値だが…何とかなる」
アイオリア「その自信は何処から……アフロディーテ、失敗したらもう一度振る事はできるのか?」
アフロディーテ「そうだね…夏休み期間だし…開館時間は10時から17時までにして…時間をルルブ準拠にするにしても……」
アイオリア「?技能を使う時間が決まっているのか?」
アフロディーテ「ルルブによると、図書館を1回試みるごとに、連続した4時間が掛かるとあってね……」
ミロ「え!?そうなのか!?」
アフロディーテ「あぁ…そうだな…今回は1回使うごとに2時間経過する形にしよう。食事や休憩に関しては、別の階にちょっとしたカフェのようなスペースがあるから、気にしなくても良いよ」
シュラ「そうか……仕方あるまい、先ずは俺達で一回振ってみよう」
アフロディーテ「(玄武も初期値だしね…)分かった、じゃあダイスを振ってもらおうか」
〈図書館〉
アイオリア(25)→31(失敗)
ミロ(25)→54(失敗)
シュラ(25)→35(失敗)
ミロ「やっぱり駄目か……」
シュラ「アフロディーテ、図書館には検索用のパソコンがあるものだろう?それでどうにか補正は付かないのか?」
アフロディーテ「資料は本じゃないからね……悪いけど、補正は無しで頼むよ(振らなくても、受け付けにいる人に聞けば、持って来てくれるようにしてるんだけど……(汗))」
アイオリア「も、もう一度だ!!」
アフロディーテ「あ、あぁ(言うタイミングが…よく考えたら脳筋しかいないじゃないか……(汗))」
〈図書館〉
アイオリア(25)→29(失敗)
ミロ(25)→34(失敗)
シュラ(25)→88(失敗)
ミロ「う、うわぁあああああ」
シュラ「…やはり…初期値は無理があるのでは……」
ミロ「じ、時間的にはあと1回か……?」
アイオリア「…?アフロディーテ、その資料は本では無いのか?」
アフロディーテ「(あ、気付いたかな?)あぁ」
シュラ「…というと…新聞か何かの記事という事で良いのか…?古い資料が図書館に置いてあるのか不安だが……」
ミロ「困った時は受け付けに聞けと何かで見たぞ、って事だアフロディーテ」
アフロディーテ「そ、そうだね(玄武に持ってこさせようと思っていた所だったけど、気付いて助かったよ)……じゃあ、全員幸運で振って」
〈幸運〉
アイオリア(75)→61(成功)
ミロ(60)→73(失敗)
シュラ(65)→21(成功)
シュラ「さっきこの数値が出てくれれば……」
ミロ「何故幸運なんだ?」
アフロディーテ「受け付けの人がどの程度の時間で持って来てくれるか決めようと思ってね…30分程時間が経過した後、資料を持って来てくれるよ」
ミロ「えっと、今の時間は……」
アフロディーテ「10時から図書館に居て、図書館ロールに2回失敗しているから…4時間経過して…途中の食事はどうする?」
シュラ「そうだな…1時間なら丁度良いか?」
ミロ「まぁ…そうだな」
アフロディーテ「じゃあ、資料を受け取ったのは15時30分頃になるね」
シュラ「了解した」
アフロディーテ「その資料は以下のものになるね」
・帝国ホテルの地下に泥水が湧き出す
帝国ホテルの地下プールは、関東大震災で被害を受けたため、ずっと使われていなかった。
ところが、そのプールに異臭を放つ泥がこびりついて、帝国ホテルでは清掃に大わらわであるという。
どうやら、プールの底の亀裂から、地下水に混ざって大量の泥が湧き出したらしい。今は水は引いているが、泥はプールの縁にまでこびりついており、あと少しでプールの外にまであふれ出していたかもしれない。そうならなかったのは、ホテルにとっても宿泊客にとっても不幸中の幸いなことであった。
三人「「「……これだけ?」」」
アフロディーテ「あぁ、これだけだよ」
ミロ「えぇえええ!?時間を無駄にしたぞ!!」
アイオリア「で、では、室井?という奴について調べてみたらどうだ?」
ミロ「そ、それだ!!」
アフロディーテ「はぁ…その事だけどね?」
アイオリア「な、何だ?」
アフロディーテ「この帝国ホテルの件、それから室井細胞を発見したとされる室井文治という人物は、別作品からのクロスオーバーネタなんだよ」
ミロ「…クロスオーバー……?」
アフロディーテ「そう、カノンと話し合った時に『あまり帝国ホテルや室井の事にこだわるならバラして構わない』と言われたからね……」
シュラ「バラして構わない…?という事は……」
アフロディーテ「重要性は低いという事さ(ズバ)」
アイオリア「な、何ぃ!?」
ミロ「クロスオーバーってありなのか!?」
アフロディーテ「カルトナウに書いてあるからね…この話は『クトゥルフと帝国リプレイ 白無垢の仮面』というリプレイ本のクロスオーバーでね、そのシナリオが1930年代の日本が舞台なんだよ」
シュラ「そ、そうだったのか……」
アフロディーテ「『白無垢の仮面』について知りたいなら、後でカノンに本を借りると良いよ。日本語だけど」
ミロ「うっ…日本語か……」
アイオリア「難しい漢字が無ければ読めるが……」
ミロ「……お前日本語読めるのか!?」
アイオリア「読めるし、日本語で話せるぞ?」
シュラ「俺も日本語は話せる、簡単な漢字なら読める」
ミロ「…何で話せるの……?((((;゜Д゜)))))))」
獅子&山羊「「昔日本に行ってたからな」」
アフロディーテ「アイオロスも日本語ペラペラだよ?」
ミロ「…エピGか……」
アフロディーテ「アイオリアが赤毛の時点でエピG設定使ってるから、今更だよミロ」
シュラ「俺の探索者は眼鏡を装備させられたからな…?作者が早速Gアサシンの設定取り入れたせいで……」
アイオリア「その内LCやNDのキャラが出てきそうだな」
アフロディーテ「フラグになるから迂闊な発言はやめようか……」
シュラ「話は逸れたが、調べる事が無いなら俺達は終了になるのか……?」
アフロディーテ「そうだね、向こうが終わるまで待ってようか」
~しばらくお待ちください~
カノン「終わったぞ~、いやぁ予想以上に長くなった」
ミロ「その割には良い笑顔だな、カノン……」
ムウ「理由はこれから話しますよ……」
カノン「よし、じゃあ情報交換やっててくれ。俺達はまた隣の部屋に行ってるから」
カミュ「あぁ、分かった」
~かくかくしかじか~
サガ「……という事があったのだ」
ミロ「初発狂者はサガになってしまったのか……」
シュラ「さ、サガ……(汗)」
サガ「だ、だが…今大切なのはこれからだ……」
カミュ「そうだな…だが…西垣という者、怪しい」
ムウ「カミュもそう思いますか……」
カミュ「あぁ……決めつけるものでは無いが、彼女には警戒した方が良いだろう」
ムウ「……取り敢えず、彼女とは会うだけ会ってみましょう。彼女について決めるのはそれからです」
カミュ「そうだな……」
ミロ「2人はすっかり参謀ポジションだな」
ムウ「脳筋に期待してませんからね」
ミロ「……何故俺だけ見るんだ」
ムウ「いえ別に?」
~一方KP達の様子~
カノン「しまった…このイベント、入れようとしてたの忘れてた……」
アフロディーテ「ムウは探偵だろう?なら、西垣が訪れた少し後に近所の人が依頼を出しに来たら良いんじゃないかな?」
カノン「あ、それもそうか……よしよし、ムウ達のSAN値チェックもこれで簡単に出来るぞ」
アフロディーテ(カノンが嬉しそうで何よりだよ…本当に……)