このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

聖闘士達がクトゥルフ始めたようです

カノン「話に行く前に……っと」


〈???〉

ムウ→82

サガ→57


サガ「何を振った?」

カノン「ちょっとな……そっちからやっててくれ」

アフロディーテ「?…分かったよ」

サガ「???」


※数字が低い方から話をするというだけのダイスロールです(時系列順だと俺がつまらんbyカノン)※


アフロディーテ「さぁ、連絡を受けてミロからあの弁当箱を受け取った所から始まるよ」

サガ「容器に疑問を抱きながら泥の調査を行おう……」

ミロ「あ、太陽の光に弱いって事は忘れずに伝えるぞ!!」

アフロディーテ「まぁ…それぐらいなら良いかな?」

カミュ「むしろミロもついて行くべきだ。サガの結果を随時ムウ達に連絡すれば良い」

ミロ「あ、それもそうか…でも玄武はどうする……?」

アフロディーテ「ちょっと待ってて(小宇宙通信)……アイオリアがそのまま留守番するらしいから、出掛けても良いみたいだよ?」

ミロ「お、本当か?」

カミュ「ならば、後は場所か……?」

サガ「大学の施設を借りれたら良いんだが……」

ミロ「サガぐらいの教授なら自分の研究室持ってても良いんじゃないのか……?」

アフロディーテ「私も思ったよ……それに、言えばすぐ部屋を貸してくれそうだし」

サガ「で、では大学に戻って泥の調査をしよう……生物学か?」

アフロディーテ「あぁ、振ってくれ」



〈生物学〉

サガ(81)→04(クリティカル!!)


全員「「「「………」」」」

全員「「「「ファ!? Σ(・□・;)」」」」

ミロ「え…え!?ちょ、え!?ダイス逆じゃないの!?」

サガ「逆でも普通の成功になるぞ!!」

カミュ「最初にファンブルを出したサガが……」

アフロディーテ「…ダイスの女神が微笑んだようだね……(遠い目)」

サガ「ふっ…愚弟の悔しがる顔が見れなくて残念だ」



カノン「……何だろう、無償に腹が立ってきた」

ムウ「落ち着きなさいカノン」



アフロディーテ「(弱ったな…だがクリティカルだし……)よし、先ずは泥を使った実験の結果だけど、以下の事が把握出来たよ」


・泥ではなく大量の微生物が集まった、アメーバのような自在に変形する生物の一種
・一つ一つの細胞は単細胞生物のように独立して活動する事が出来るが、それが一つに結合して多細胞生物のような行動をする
・その際、それぞれの細胞が専門の役割を持って、触手や消化器官といったものを形成することもある


アフロディーテ「更に、実験の結果も全て出そう」

ミロ「お、クリティカル効果か」


・強い光に当てると焼かれたようにカラカラに乾く、光によって細胞が変質してしまい乾燥に耐えられなくなってしまう
・大量の水に浸かると細胞同士の結合が弱まり、溶けるように分離してそれぞれ死滅してしまう


アフロディーテ「クリティカル効果だ、全ての事が分かるまでの時間は約1時間にしよう」

カミュ「流石はクリティカルだ」

アフロディーテ「さぁ、そのクリティカル効果でもう一つ情報があるよ」

カミュ「む、何だ?」

アフロディーテ「……サガは実験で得た情報と一致する細胞に心当たりがある事を思い出したね」

サガ「むぅ……!?」

アフロディーテ「サガは『室井細胞』というものが、この泥のようなものと同じ特徴を持っている細胞だという事を知っているよ。これがクリティカル効果だよ」

サガ「……その室井細胞という単語を調べたいが、大学の図書館で調べる事は可能か?」

アフロディーテ「あぁ、良いよ?図書館で振ってね」

ミロ「お、俺も俺も!!初期値だがな!!」

アフロディーテ「じゃあ、2人でどうぞ」


〈図書館〉

サガ(65)→45(成功)

ミロ(25)→68(失敗)

サガ「成功だな」

ミロ「やっぱり初期値は難しかったか……」

アフロディーテ「またクリティカルだったらどうしようかと思ったよ……」

カミュ「大事な場面でファンブルが出なければ良いな」

サガ「やめてくれカミュ……」

アフロディーテ「じゃあ、室井細胞が以下のものだと分かるね」


―室井細胞について―

 御津門大学(みつかどだいがく)の研究室には、「室井細胞」と呼ばれる不思議な細胞サンプルがある。それは一見すると「不定形の軟泥」としか表現しようのないもので、ただシャーレの中でじっとしているだけだ。
 ところが、驚いたことに、この泥のように見える細胞の塊は、分裂することもなく、一切の代謝のないまま同じ細胞が80年以上も生き続けているのだ。
 この不思議な細胞は、1930年に行方不明になった生物学者の室井文治(むろいぶんじ)の遺品から発見されたものであり、現在は御津門大学にて保管されている。
 残念な事に、室井氏はこの細胞についての記録をほとんど残しておらず、ただサンプルの入ったケースに「帝国ホテル」というメモが記されていただけだという。
 そもそもこれが本当に細胞と定義できるのか疑わしいという研究者も多く、真相はいまだわかっていない。

参考論文
西垣美香(にしがきみか)「1930年に採取された不定形の軟泥について――室井細胞における経過観察」御津門大学理学部生物学科紀要


カミュ「みつかど……?」

ミロ「どうしたカミュ?」

カミュ「…みつ…かど…みつかと…ミスカトニック……」

アフロディーテ「それ以上は言っては駄目だよ」

ミロ「???」

サガ「ふむ…その西垣という者に会う必要があるか」

アフロディーテ「因みに、本と名前を変更させてもらっているからね」

カミュ「何故だ?」

アフロディーテ「…本だと西垣美穂という名前でね……」

サガ「…美穂…?……そういう事か」

ミロ「どういう事だ?」

カミュ「帝国ホテルという名前は聞いた事があるのだが」

ミロ「ちょ、無視しないで」

アフロディーテ「後で星矢に聞いてみると良いよ……あぁ、東京にある帝国ホテルだよ」

サガ「探索者が思い出せる情報は無いだろうか……?」

アフロディーテ「ふむ…サガ、アイデアを振ってもらおうかな」


〈アイデア〉

サガ(85)→26(成功)


ミロ「安定しているな」

カミュ「…そして大事な所で……」

サガ「頼むからそれだけは勘弁してくれ(汗)」


アフロディーテ「普通に成功だから…結果だけど、楓と出会った日比谷公園のすぐ隣りに帝国ホテルがある事を思いつくね」

サガ「……何?」

ミロ「……あ、本当だ(スマホいじってる)」

カミュ「ふむ…帝国ホテルで不定形の軟泥が……?」

サガ「もう少し掘り下げた方が良いのだろうか……?」

カミュ「1930年に何か起きたという事になるだろうからな……」

アフロディーテ(やっぱりその情報に食いついてきたね…どうしようか……)

サガ「アフロディーテ、1930年に帝国ホテルで何が起きたか調べたいのだが……?」

アフロディーテ「そうだね…大学じゃなくて、普通の図書館に移動して調べたら何か分かるかもしれないね」

サガ「確か、私とミロが合流したのが3時ぐらいだったか……」

アフロディーテ「そうだね、大学の図書館で調べものもしたし……今は夕方の5時かな?」

サガ「…時間が微妙な所だな……ならば、帝国ホテルについてはムウ達に調べてもらった方が良いかもしれんな。その間に、西垣という者について調べたい」

ミロ「あ、その御津門大学?っていう大学も調べたい!!」

アフロディーテ「それぐらいなら携帯で調べたらすぐ出てくるね。学校の名前を入力したらだいたい最初に学校の公式HPが出てくるし」

ミロ「じゃあ、その御津門大学について教えてくれ」

アフロディーテ「御津門大学は神奈川県にある、普通に名の知れた総合大学だね。都心からだと2時間程度で到着するよ」

カミュ「…神奈川県も魔境なのか?」

アフロディーテ「違うと思うよ……?」

サガ「ふむ…その大学に行って西垣美香に会う必要があるかもしれないな」

アフロディーテ「さぁ、この後はどうする?」

サガ「ムウ達が終わらない事には何とも……」

アフロディーテ「じゃあ、私達のパートは此処で終了だね」

ミロ「ムウ達は大丈夫かな……?」
10/25ページ
スキ