お酒事情(Bad Ass Temple)
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仕事帰り、ひょんな流れで十四と飲むことになったあなた。
ライブ後だったこともあって、彼はどこかハイテンション。
「乾杯っすー!六花ちゃん、お疲れ様っしたー!」
居酒屋のテーブル越し、十四は笑顔全開でグラスを合わせてきた。
ステージの上では堂々としていたのに、今はどこか少年みたいで、
あなたはそんなギャップにクスリと笑ってしまう。
「ライブ、めちゃくちゃかっこよかったよ。特にあのラストのアドリブとか!」
「うわーっマジっすか!?うれし~~っ!」
十四は耳まで真っ赤になって、机に突っ伏してニヤニヤ。
「も〜褒められるの慣れてねぇから照れるっすよぉ…」
お酒が進むと、十四はどんどん笑い上戸になってきた。
何でもない会話にも「ははっ!それマジでウケるっす!」と声を上げて笑う。
あなたの話に、うんうんと大きく頷いて、合間にケタケタと笑って──
「六花ちゃん、やばいっす……顔がマジでおもろい……あ、や、いい意味っすよ!?」
「え!?急なディス?……そりゃ十四様に比べると、私なんてよく踏みなれたよくある面だけどさぁ……」
言い終わるぐらいで、十四は吹き出して爆笑する
「なんすかそれー!!いやぁほんと六花ちゃん面白い…‼︎横浜の左馬刻さんがチラつくからやめてー!!」
あははと、机に突っ伏して爆笑
「てかぁ、十四様の顔はどうなんですかー??」
「自分の顔!?えっ、マジで今どんな顔してるか分かんないし見せれる状態じゃないからっ」
「えー、気になるー!」
「だぁ〜めっす!これは企業秘密っすよぉ〜!」
飲みの場という事もあり内容は薄っぺらく
とにかく終始笑いっぱなし。
テンションが上がるたびに、椅子でクルクル回ったり、
あなたの肩にもたれて「ちょ、聞いてくださいーっ」と無限に話してくる。
「ねぇ、六花ちゃん……あのさ、なんか今日、めっちゃ楽しいっす」
「うん、私も」
「よかった……六花ちゃん、笑うとかわいーっすね……」
「……酔ってる?」
「へ? ぜんっぜん酔ってないっすよ~……あははは」
顔は真っ赤、目はとろん。
笑いすぎて涙まで浮かんでる十四に、あなたは自然と笑みをこぼす。
可愛い。
こんな十四、あなただけしか知らない。
┈┈┈┈┈┈┈⿻*.·
「六花ちゃ〜ん……まだ笑っていいっすか〜?」
十四は椅子にもたれかかって、あなたの方をぽやんと見上げてる。
顔はもうすっかり赤くなっていて、手元のグラスを両手で抱えて、
それを大事そうに見つめながらくすくす笑ってる。
「どうしたの、そんなにご機嫌で」
「んー……なんかさ、六花ちゃんとこうやって飲むの、
めっちゃホッとするんすよ……わかるっすか?」
その目は、ライブで見せるきらきらしたものとは違う。
どこか、頼るように甘えてくる視線。
「オレね、ステージとかだと平気なんすけど……
たまにふと、ひとりになるとさ……いろいろ、わかんなくなるっす」
「……十四?」
「みんな期待してくれて……ファンも仲間も……。
それ、うれしいのに、なのに……なんかオレってそれに応えられてんのかなって…」
ぽつぽつと、笑顔の合間からこぼれる本音。
「でも六花ちゃん、今日ずっとオレのことそのまんまでいていいって顔してて……
それが、めっちゃ救われたっす……」
そう言って十四は、すこし照れくさそうに目を逸らした。
「オレ、やっぱちょっと酔ってんのかなぁ〜!わはっ!」
そう言いながら、また笑い出す。
だけど今度の笑いは、心からの、あたたかい笑顔だった。
「オレ、がんばるっす。もっとちゃんとした男になって……
六花ちゃんの前でも、背中張れるくらい……なりてぇっす」
「……うん。私はそのままの十四が好きだけどね?」
「……なっ、え、えぇっ!?い、今なんて……六花ちゃん、何言って……!」
一気に真っ赤になって、グラス持ったまま固まる十四。
「う、うわーっ!オレ、やっぱ酔ってるっすー!記憶、飛びそうっすー!店員さーん、お冷おかわりーっ!」
あたふたとごまかす姿に、あなたはつい笑ってしまう。
その笑顔を見て、十四もまた笑う。
「やっぱ六花ちゃんの笑い顔、最強っすね……」
彼のその笑顔は、どこまでも素直で、まぶしかった。
♡Fin♡
