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【砂浜ラン編】
昨日の断食+早朝マラソンをなんとか生き延びた六花。
「今日は絶対、ゆるめのメニューに違いない…」と淡い期待を抱いて集合場所へ行くと――
「おう!今日は砂浜ランだ!!」
満面の笑みの空却。背後にはキラキラの海と、果てしなく続く砂浜。
「…あの…昨日のトレーニングのやつまだ全然回復してないんだけど…」
「バカ、回復待ってたら鍛えられねぇだろ!」
スタートの合図もないまま、空却はダッシュ。慌てて後を追う六花。
最初の数メートルで悟る――砂浜、めっちゃ走りにくい。
「なんか…砂が…足を飲み込んでく…!」
「それがいいんだよ!脚力が鍛えられる!」
そこへ波がザパーンと押し寄せる。
「ひゃぁっ!靴がぬれるぅ!!」
「気にすんな!どうせ全身びしょびしょになる!」
案の定、次の瞬間足を取られて尻もち。砂と海水で全身ぐしゃぐしゃ。
さらに上空から「カァー!」という鳴き声。
「え、カモメ!?…ちょっ、私のお団子ヘア狙ってる!?やめてーー!」
「走れ!!生き残りたきゃ走れ!!」
半泣きで全力疾走する六花を、空却は横で爆笑しながら追い抜いていく。
ゴール地点に倒れ込み、荒い息をつく六花。
「…もう…砂浜は…二度と走らない…」
「ははっ、今日もよく頑張ったな! よし、次はタイヤ引きだ!」
「……え?……タイヤ?」
「タイヤだ!」
「やだぁぁぁーーー!!!」
♡♡
【タイヤ引き編】
砂浜ランの翌日。
「…今日は…絶対…休みの日だ…」と布団にくるまっていた六花。
しかしドアの外から聞こえるのは――
「おーい!起きろ!今日はタイヤ引きだ!!」
「…………」
「返事がないのはやる気の証拠だな!よし行くぞ!」
「いや、やる気ゼロだから…!!」
半ば強制的に連行され、公園の広場に到着。そこにはロープで結ばれた巨大なタイヤが鎮座していた。
「え…これ…車についてるやつだよね?」
「そうだ! これを引きながら走るんだ!」
「……軽いタイヤじゃダメ?」
「バカ!重い方が効果あるに決まってんだろ!」
「てゆーか、今どきタイヤ引きて…!!昭和ですか!?」
「つべこべ言わず早くタイヤを引きやがれ!」
スタートの合図と共に、六花はロープを肩に掛け全力で踏み出す――
……が、1ミリも進まない。
「……あれ?動かない」
「脚で蹴り出す!腰を落とせ!」
必死に力を込めると、ようやくズズズ…と動き出すタイヤ。しかし10メートルで息切れ。
「空却さん…もう無理…タイヤに乗って帰っていい…?」
「ふざけんな!引け!」
そこへ近所の子どもたちがやってきて「お姉ちゃんがんばれー!」と応援。
「……あれ…ちょっと元気出てきた…」と思ったのも束の間、
空却がニヤリと笑って「じゃ、俺も乗るわ!」とタイヤの上にドスン。
「重っっっ!!!」
「これぞ真の修行だ!」
「真の拷問だよ!!!」
最後は汗と涙でぐちゃぐちゃになりながらゴール。
「よし、今日も限界超えたな!」と親指を立てる空却に、
「…限界超えて魂抜けそう…」と六花は地面に大の字になった。
♡fin?♡
昨日の断食+早朝マラソンをなんとか生き延びた六花。
「今日は絶対、ゆるめのメニューに違いない…」と淡い期待を抱いて集合場所へ行くと――
「おう!今日は砂浜ランだ!!」
満面の笑みの空却。背後にはキラキラの海と、果てしなく続く砂浜。
「…あの…昨日のトレーニングのやつまだ全然回復してないんだけど…」
「バカ、回復待ってたら鍛えられねぇだろ!」
スタートの合図もないまま、空却はダッシュ。慌てて後を追う六花。
最初の数メートルで悟る――砂浜、めっちゃ走りにくい。
「なんか…砂が…足を飲み込んでく…!」
「それがいいんだよ!脚力が鍛えられる!」
そこへ波がザパーンと押し寄せる。
「ひゃぁっ!靴がぬれるぅ!!」
「気にすんな!どうせ全身びしょびしょになる!」
案の定、次の瞬間足を取られて尻もち。砂と海水で全身ぐしゃぐしゃ。
さらに上空から「カァー!」という鳴き声。
「え、カモメ!?…ちょっ、私のお団子ヘア狙ってる!?やめてーー!」
「走れ!!生き残りたきゃ走れ!!」
半泣きで全力疾走する六花を、空却は横で爆笑しながら追い抜いていく。
ゴール地点に倒れ込み、荒い息をつく六花。
「…もう…砂浜は…二度と走らない…」
「ははっ、今日もよく頑張ったな! よし、次はタイヤ引きだ!」
「……え?……タイヤ?」
「タイヤだ!」
「やだぁぁぁーーー!!!」
♡♡
【タイヤ引き編】
砂浜ランの翌日。
「…今日は…絶対…休みの日だ…」と布団にくるまっていた六花。
しかしドアの外から聞こえるのは――
「おーい!起きろ!今日はタイヤ引きだ!!」
「…………」
「返事がないのはやる気の証拠だな!よし行くぞ!」
「いや、やる気ゼロだから…!!」
半ば強制的に連行され、公園の広場に到着。そこにはロープで結ばれた巨大なタイヤが鎮座していた。
「え…これ…車についてるやつだよね?」
「そうだ! これを引きながら走るんだ!」
「……軽いタイヤじゃダメ?」
「バカ!重い方が効果あるに決まってんだろ!」
「てゆーか、今どきタイヤ引きて…!!昭和ですか!?」
「つべこべ言わず早くタイヤを引きやがれ!」
スタートの合図と共に、六花はロープを肩に掛け全力で踏み出す――
……が、1ミリも進まない。
「……あれ?動かない」
「脚で蹴り出す!腰を落とせ!」
必死に力を込めると、ようやくズズズ…と動き出すタイヤ。しかし10メートルで息切れ。
「空却さん…もう無理…タイヤに乗って帰っていい…?」
「ふざけんな!引け!」
そこへ近所の子どもたちがやってきて「お姉ちゃんがんばれー!」と応援。
「……あれ…ちょっと元気出てきた…」と思ったのも束の間、
空却がニヤリと笑って「じゃ、俺も乗るわ!」とタイヤの上にドスン。
「重っっっ!!!」
「これぞ真の修行だ!」
「真の拷問だよ!!!」
最後は汗と涙でぐちゃぐちゃになりながらゴール。
「よし、今日も限界超えたな!」と親指を立てる空却に、
「…限界超えて魂抜けそう…」と六花は地面に大の字になった。
♡fin?♡
