麻天狼のマネージャーをやらせていただいています
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麻天狼では無い、本業を終えた彼等の日常
◆ 六花マネージャーの夜
週末に行われる麻天狼の楽曲についての打ち合わせもひと段落して、六花が帰宅したのは20時を少し回った頃。
「ただいま……」と小さく呟いて部屋の灯りをつけた。
肩からバッグを下ろし、PCを開く。
撮影データの整理が、彼女のもうひとつの戦いだ。
フォルダに並んだ写真をひとつ開いては、
「あ、これ自然な笑顔撮れてる……よかったぁ」と
ぽつりと呟く。
3人が笑っている。
誰かが冗談を言って、誰かがそれに照れて、その空気を自分が後ろから見守っている
そんな写真。
1枚1枚に、
その場の空気や、みんなの優しさが閉じ込められている。
「……やっぱり、このチームが好きだな」
ぽつりと漏れたその言葉に、自分で驚いて少し笑う。
マネージャーとしての責任。
でも同時に、この人たちを心から守りたいという想い。
デスクの上のメモに、彼女は小さく書き足した。
「麻天狼、最高のチーム。
私も。もっといいマネージャーになれるように。」
その言葉は、自分に向けた小さなエール。
明日も頑張れる魔法みたいな夜だった。
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◆ 寂雷の夜
診療を終えた寂雷は、
白衣を丁寧に畳んで椅子に置いた。
静かな診療室の時計が、
「今日が終わった」と告げるようにチクタク鳴っている。
仕事終わりのコーヒーを一口。
温度が喉を落ちていくのと同じタイミングで、
胸の奥がふっと緩む。
あぁ、そうだ。報告しなければ。
別に義務じゃない。
でも、いつからか “そうしないと落ち着かない”
大事なルーティンになっていた。
<六花さん、本日の勤務は無事終了しました。
あなたもお疲れさまでした。帰り道、どうか気をつけて。>
送信ボタンを押した瞬間、
ほんの少しだけ、表情が柔らかくなる。
「……ふふ。返事が来るのが楽しみだ。」
穏やかな夜風がカーテンを揺らす。
今日も一日が、六花マネージャーを想いながら静かに終わっていく。
⸻
◆ 一二三の夜
ホストクラブの控室。
キラキラした照明の外とは違って、ここは静かだ。
一二三はスーツの上着を脱ぎ、
「ふぅ〜……」とソファに沈み込んだ。
ポケットからスマホを取り出す。
自然と六花マネージャーのアイコンに指が伸びる。
(六花ちゃんのおかげで、今日も乗り越えられたなぁ……)
仕事柄どうしても、午前中は麻天狼の活動、
午後は本業のホスト業。
忙しさは相変わらずだけど、心が折れなくなったのは
“あの子が支えてくれてる”って知ってるから。
僕の仕事のことも気にかけてくれて、
麻天狼の活動は日にちをずらせる時はずらしてくれるし、巻いた時は「一二三さん仮眠とられてくださいね」
…って、もうマネージャーの鏡過ぎるでしょ
ふっと笑みがこぼれる。
現場でも、女性スタッフが多い時はまだ少し緊張する。
でも、六花ちゃんがいるから大丈夫だって思えんだよな
照れたようにスマホを見つめる。
「…六花ちゃんに感謝メッセージ送ろっかな」
指が文字を打ち始めるが、
ちょっと甘すぎ?と思って全部消す。
また打つ。
また消す。
「……こういう時、一番悩むんだよねぇ」
小さく笑いながら、ネクタイを緩めた。
鏡に映る自分の表情が、いつもより柔らかい。
⸻
◆ 独歩の夜
深夜のオフィスを出た独歩は、
ネクタイを緩めながら終電に滑り込んだ。
(今日も地獄だった……)
そう思いながら座席に腰を下ろし、
重い瞼をこする。
ふと携帯を見ると、
そこには六花からのメッセージ。
<今日も一日お疲れさまでした!
独歩さん、無理しすぎていませんか?
帰り気をつけてくださいね。>
それだけの短い言葉なのに、
胸が熱くなる。
「……真面目すぎるんだよな、あの人」
人目を気にして声は出さなかったが、
顔が一気に緩む。
返事を書こうと打ち始める。
<ありがとう
実は今日も色々あって……その……>
(いや、違う!重い!重すぎる!)
全部消す。
別の文を打つ。
<お気遣いありがとうございます。
六花さんもお疲れさまでした。>
(……いや、そっけなすぎじゃない?)
また消す。
「うぅぅ……どうすれば……」
帰りの電車の中で、
誰よりも静かに、誰よりも必死に悩んでいた。
でもその顔は、
今日一日でいちばん穏やかだった。
┈┈┈┈┈┈┈ᴛᴏ ʙᴇ ᴄᴏɴᴛɪɴᴜᴇᴅ
