麻天狼のマネージャーをやらせていただいています
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
撮影も折り返し。
午前の個人ショットが終わり、麻天狼の3人と六花は控え室に戻ってきた。
「おつかれさまでした〜! はい、飲み物どうぞ!」
六花が冷蔵庫からペットボトルを3本取り出し、それぞれに手渡す。
「助かる〜。俺っちもう喉カラッカラ…」
一二三がキャップを開け、一気に半分飲み干す。
「相変わらず、一二三の撮影の時のテンションすごいな」
独歩が苦笑すると、
「そりゃあカメラが回ってる時は命がけよ、写真を見てくれた子猫ちゃん達を喜ばせる的な?」と一二三は胸を張った。
「でも……その分、オフになった瞬間の落差がすごいですよね」
六花がそう言うと、独歩も「わかる」と小さく頷く。
一二三は肩をすくめて笑った。
「オンオフ大事だかんねー? ……って言いながら、今もうちょっと電池切れ気味なんだけどね」
「ふふ、じゃあ充電タイムですね」
六花が軽く笑いながら差し出したのは、小袋入りのナッツとプロテインバー。
「栄養、ちょっと足しときましょう」
「ありがと、気が利くな〜六花ちゃん。絶対いいお嫁さんになるって」
「ふふ、本当に口が上手いんですから」
「本当だかんね!?」
和やかな空気が流れたあと、静かにペンを回していた独歩がふと呟く。
「……こうして現場で3人揃うの、久々な気がしますね」
「そうだね。最近は本職の方もみんな忙しくしてたからね」寂雷が穏やかに頷く。
「でも、こうしてまた“麻天狼”として撮影できるのはやっぱり嬉しいよ」
その言葉に、六花は自然と笑みを浮かべた。
「……先生、なんか今の一言で空気がすごくあったかくなりました」
「そうかい? ふふ、それは良かった」
「俺は……まあ、あんま表では言わないですけど」
独歩が少し頬を掻きながら言葉を続ける。
「チームで動くほうが、やっぱり落ち着くんですよね。俺一人じゃ無理だから」
「独歩ちん、そういうとこほんと真っ直ぐで素敵だよ」
「褒めてんのか、いじってんのかどっちだよ」
「んー、半分ずつかな?」
くだけた笑いが生まれる中、
六花は手元のスケジュールを確認しながら、3人を見つめた。
「……やっぱり、いいチームですね。
それぞれ全然違うのに、ちゃんと噛み合ってるというか」
「六花ちゃんもその歯車の一つなんだよ」
一二三がそう言ってウィンクする。
「六花ちゃんがいてくれるから、麻天狼は進めてるんだかんね」
「えっ、そんなこと──」
言いかけた六花の言葉を、寂雷がやわらかく遮った。
「否定しなくていいよ。君がいるから安心できる。それは事実だからね」
独歩も小さく頷いて、短く言葉を足す。
「……頼りにしてます、マジで」
胸の奥が少し熱くなる。
「……ありがとうございます。
でも、私も麻天狼のみんながいるから、頑張れてるんですよ」
一瞬の沈黙のあと、
「なぁんだ相思相愛だね」
一二三がからかうように言い、笑い声が重なった。
その笑いが、
きっとこのチームの強さなのだと六花は思った。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈⿻*.·
