秋のイベントデート
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夜の街はオレンジや紫のライトで彩られて、すっかりハロウィン一色。
カップルも友達同士も仮装して歩く中、乱数は六花の手をきゅっと握って、にこにこ顔。
「六花ちゃん、見てみて〜♡ めっちゃかわいくない?これ!」
乱数は指差した先に、パンプキン型のランタンが連なって並ぶフォトスポット。
六花は、黒猫風のワンピ仮装。耳カチューシャまで完備。
乱数はというと小悪魔チックな魔法使い衣装。ツヤツヤしたケープがよく似合う。
「ふふっ乱数……似合いすぎでしょ!小悪魔っていうより、可愛すぎる魔法使いさんだね」
「えへへ〜? 六花ちゃんだって、猫ちゃん耳めちゃ似合ってる♡ 僕にイタズラする気でしょ〜?」
からかうように耳をちょんっと触られて、六花は頬を赤くする。
「ちょっと恥ずかしいかも…、仮装だって本当はするつもり無かったから」
「僕一人だけ仮装しても面白くないじゃーん
ふふ〜ん、照れてるのかわいい〜♡
じゃあご褒美にお菓子あげる!」
乱数はポケットから小袋のキャンディを取り出して、六花の手に乗せる。
「トリック・オア・トリート♡」
「えっ、普通逆じゃない? 乱数にあげるのが正解じゃ……」
「だって僕が欲しいのはお菓子じゃなくて、六花ちゃんの笑顔だもん♡」
さらっと言うものだから、六花はまた顔が熱くなる。
そのまま街を歩けば、屋台ではハロウィンスイーツがたくさん並んでいて。
紫いものタルト、かぼちゃのプリン、クッキーにまで可愛いおばけの絵。
「わー!乱数見て!このクッキーめっちゃ可愛い!写真撮っていい?」
「いいよいいよ♡ 僕も撮るー!」
ふたりでパシャパシャ撮り合って、あとはシェアしながら食べ歩き。
人混みの中でも乱数はずっと手を繋いでくれていた。
最後はフォトスポットの前でツーショット。
「はい、チーズ♡」と乱数がセルフィーで撮った写真には、
黒猫と小悪魔のカップルが、オレンジのランタンに囲まれて笑っていた。
「ねぇねぇ六花ちゃん、毎年ハロウィンはこうやって一緒に仮装しよ♡」
「……うん!乱数と一緒なら、なんだって楽しい」
「やったぁ〜♡ 来年はお揃いの仮装にしよっか!お姫様と王子様とか、絶対可愛い〜!」
街の賑わいに包まれながら、ふたりの声は夜空に溶けていった。
♡fin♡
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