短編(雲雀恭弥)
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「これ、よろしく」
どっさと書類を渡される。ゴールデンウィーク期間中なのに何故、学校に来ているのだろうか。応接室で雲雀さんと書類整理をひたすらする。休みだった筈なのに。雲雀さんに無理矢理、叩き起こされ、現在に至る。
「ねぇ、今日、僕の誕生日なんだよね」
「あっ!! おめでとうございます」
「うん、で、プレゼントはないの?」
「すみません、用意してません……」
雲雀さんにそう返すと不機嫌になった。誕生日のことをすっかり、ぽんっと忘れていたのだ。
「……私がプレゼントとかどうですか?」
雲雀さんの作業が止まり、目が合う。
「ふぅん、いいよ」
「いやいや、冗談! 冗談ですよ!」
慌てて、否定するが、滅多と笑わない雲雀さんがにっこりと笑っている。怖い。
「これが終わったら、ね」
「ひいっ!!」
Happy Birthday 雲雀さん!