短編
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※ネームレス
「幻太郎さん」
隣に座っている彼、夢野幻太郎は優雅に本を読んでいる。私と言う彼女をほっといて。
「何です?」
「構って下さい」
「仕方がないですね。小生は優しいですから」
と言いつつも、幻太郎さんはこちらを向く事もなく、視線は本に向けたままだ。
「まあ、嘘ですけど」
構ってくれないなら、こちら側が構い倒すだけだ。私は幻太郎さんの腕を引っ張って、頬に口付けした。なのに、幻太郎さんは無視する。
幻太郎さんの態度に無性に腹が立ったので、無理矢理、幻太郎さんの頬を両手で添えて、口付けした。触れるだけの。
「ん……」
「おや、まあまあ、そんなに構って欲しかったですか?」
幻太郎さんは本を置いて、立ち上がると私を抱き上げる。
「え?!ちょっと」
そのまま、寝室へと向かう。
「お膳立てされたのですから、いただきましょう」
「そうじゃない~!!」
暫くの間、寝室から出られなかった。
「幻太郎さん」
隣に座っている彼、夢野幻太郎は優雅に本を読んでいる。私と言う彼女をほっといて。
「何です?」
「構って下さい」
「仕方がないですね。小生は優しいですから」
と言いつつも、幻太郎さんはこちらを向く事もなく、視線は本に向けたままだ。
「まあ、嘘ですけど」
構ってくれないなら、こちら側が構い倒すだけだ。私は幻太郎さんの腕を引っ張って、頬に口付けした。なのに、幻太郎さんは無視する。
幻太郎さんの態度に無性に腹が立ったので、無理矢理、幻太郎さんの頬を両手で添えて、口付けした。触れるだけの。
「ん……」
「おや、まあまあ、そんなに構って欲しかったですか?」
幻太郎さんは本を置いて、立ち上がると私を抱き上げる。
「え?!ちょっと」
そのまま、寝室へと向かう。
「お膳立てされたのですから、いただきましょう」
「そうじゃない~!!」
暫くの間、寝室から出られなかった。
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