7話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
まじで防衛任務の連絡が全く無いんだけどー、どゆことー?と思い、玉狛のボスこと林道支部長に確認してもらったら私は手違いがあり書類上ではまだC級のままだったらしい。
ちゃんと4000ポイントためて通常トリガーだって貰ったのに、B級に上がってすぐ玉狛に篭もりきりになったから誰も書類の手違いに気付かず、私は一部を除いた本部の隊員から相変わらず万年C級のレッテルを貼られたままだったようだ。
つまり正隊員としては修より後輩になっていたということだ。頼むから誰か嘘だと言ってくれ。
先輩方からは大爆笑をいただいた。烏丸くんの鉄仮面が崩れたほどだ。貴様らは絶対許さん。
必要な書類を書く為に久々に本部へやって来た。今となっては狙撃手の訓練室に毎日のように通ってたのが懐かしい。
書類はちゃんと受理されたので今日からやっと私も正式なB級隊員らしい。ナガカッタナー(遠い目)
せっかく本部に来たんだ、他の人の模擬戦でも見ていこうかな。迅さんにもっと目を肥やせって言われたし。
ちなみに私はやらない、見るだけだ。絶対に!やらない!フラグなど立てていないぞ!
大きなモニターがある広間には結構隊員がいる。…知らない人ばっかだなー。
誰とも目を合わせないように端に寄る。私は空気。私は空気。
ただ模擬戦見るだけなのにハードル高いぜ。玉狛の少人数って私に合ってたんだなと今更になって実感するわ。
「ん?あっ、苗字じゃん」
「人違いです」
なんてこった。目にハイライトのないカチューシャ先輩に見つかってしまった。ここでトリガー起動して逃げていいかな。
「よねやん先輩、誰こいつ」
お前が誰だよ。
パッと見では後輩っぽいけど、私は素直で可愛い後輩しか好かんぞ。
「ほら前に出水が褒めてた奴だよ」
「あーあのバイパーの弾道をリアルタイムで引けるのに攻撃手だったって人?」
「そう、そいつ」
「ふーん」
私より背の低い彼は興味は薄そうなクセに、ジロジロと値踏みするような目で見てくる。居心地は悪い。
「あと迅さんのお気に入り。前に結構気にかけてたわ」
「はあ!?こんな弱そうな人を?ありえないでしょ」
さっきまでの興味のない様子は何処へやら、とんでもなく敵対心を向けられ睨まれている。
でも一つだけわかることがある。この槍バカ野郎、余計なことを言いやがったな。
1/4ページ