13話
夢小説設定
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今日は本部の隊員と防衛任務。集合場所に来てみると近界民絶対殺すマンの三輪先輩がいたよ!このシフトを組んだ人は悪魔か何かかな!
というか三輪隊と一緒の任務なのね。
「お前は…」
ひぎゃあ!気付かれた!
睨まれてる睨まれてる。とんでもない目付きだよぉ。殺してやろうかとでも言いたげで嫌悪感たっぷりな気持ちがヒシヒシと伝わってくるよぉ。
「ど、どうも。苗字なまえです…。
お久し…?いや、はじめましてになるのか…?」
「………」
「アッ、調子乗ってスイマセン。どうぞ
「…三輪秀次だ」
?存じ上げてます、とは言わない方がいいんだろうか。ぬーん…接し方がわからん。というか三輪隊で知り合いらしい知り合いは米屋先輩しかいない。たすけてー、ヨネエモーン!
心の中でそう叫ぶと後ろから足音がした。うそ、私の願い通じた?
期待を込めて振り向くと三輪隊の狙撃手2人がそこにいた。学校が違うから名前は知らん。やだ、アウェイ感ハンパない。
よ、米屋ァ!アンタは三輪先輩と学校も同じなんだから一緒に来いよォ!
「すまない、遅れたか」
「いや陽介がまだだ」
「先輩。彼女が例の?」
「ああ」
ちょっとそこで私がわからないこと話さないでくれる?ハブられるのって悲しいんだぞ!
―――――
しばらく経ったが米屋先輩が来ない。もう古寺くんと奈良坂先輩と自己紹介が終わってから20分近く過ぎた。
この1人だけ浮いてる空気の中ですごく耐えた。しかしあの野郎はやって来ない。
何より三輪先輩がイラつきだして隣を見たくないんだが。
そんな現状を意にも介さない態度で奴は現れた。
「わりぃ、すっかり忘れてたわー」
おま、空気読め。私の隣にいるお方の顔を見てみろ。もう私に対する嫌悪以上にアンタへの怒りでいっぱいって表情してるからな?その点に関してはありがとうございます。
「陽介…言いたいことはいくつかあるが、時間が押している。見回りが終わった後、逃げるなよ」
「おーこっわ。すげえキレてんな。そう思わね、苗字」
そりゃな?少しは反省しろ。
そしてこっちに話を振らないでくれます?アンタの隊長様の突き刺す視線がこっちにもくるから。苗字は関係ないので無言を貫きます、全力で。
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