6話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「今、何と言ったの」
「え?」
「ついさっき言ったことを復唱しなさい!」
「は、はい!!
なんでも数日後にシンドバッド王が煌帝国に来訪されるとのことです!」
チィ!聞き間違いじゃなかった!
どーせあれでしょ?バルバットに関してなんでしょ?だから禁城が騒がしかったのね。
それよりなんで誰も私に伝えないわけ?末姫だろうと皇族なんですけどぉ!
「張遼を呼びなさい!」
「しかし、宜しいのですか…?」
「アンタ達じゃ外交に明るくないでしょうが!」
「申し訳ございません!かしこまりました!」
もう最悪よ。私の計画を壊しやがったクソ野郎をもてなさなければいけないなんて。
伝えられていなくとも、その情報を知った以上皇族として国賓は蔑ろに出来ないわ。張遼が戻り次第、すぐに準備に取り掛からなくては。
―――――――
「姫様!!!只今戻りました、あなたの張遼でっす!!」
「ああ、そう。帰っていいわよ」
「はあん、冷たい姫もス、テ、キ!
キャー!言っちゃった!
でもぉ、私の帰る場所は姫様の胸の内だけだからぁ、もう既に帰ちゃってるんですぅ」
「………」
やっぱり張遼に頼ろうとしたのは失敗だったかもしれないわ。いくら急ぎと言ってもコレは無い。
また紅炎兄様のところにでも送ろうかしら。
「あっ、やだ……姫様に凍てついた視線で見られながら無視されてる…
ん、あんっ、あ…最っ高に興奮するぅ…!」
「張遼」
「はぁい!」
「その汚いブツ勃てないで。目が穢れるわ。
本来なら斬首しているところよ」
「はあ!残酷な姫様も、イイ!!」
「気色が悪いのよ、この変態野郎」
「ありがとうございます!!!」
「変態と遊んであげる暇がもったいないわね。
張遼、待ち望んでいた命令をあげるわ。切り替えなさい」
「!!!
―――何なりとお申し付けください、麗しき皇女殿下」
まともに出来るクセに性癖を隠そうとしないから厄介なのよね。従者の中では頭一つ分の差は余裕なくらい飛び出て優秀だけれど、扱いづらさもそれ以上に突飛している。しかもオカマときてる。私付きの残り二人がもっと役に立ったのなら早々に斬首しているものを。
今更だけれど、従者選び間違ったかしら。
「え?」
「ついさっき言ったことを復唱しなさい!」
「は、はい!!
なんでも数日後にシンドバッド王が煌帝国に来訪されるとのことです!」
チィ!聞き間違いじゃなかった!
どーせあれでしょ?バルバットに関してなんでしょ?だから禁城が騒がしかったのね。
それよりなんで誰も私に伝えないわけ?末姫だろうと皇族なんですけどぉ!
「張遼を呼びなさい!」
「しかし、宜しいのですか…?」
「アンタ達じゃ外交に明るくないでしょうが!」
「申し訳ございません!かしこまりました!」
もう最悪よ。私の計画を壊しやがったクソ野郎をもてなさなければいけないなんて。
伝えられていなくとも、その情報を知った以上皇族として国賓は蔑ろに出来ないわ。張遼が戻り次第、すぐに準備に取り掛からなくては。
―――――――
「姫様!!!只今戻りました、あなたの張遼でっす!!」
「ああ、そう。帰っていいわよ」
「はあん、冷たい姫もス、テ、キ!
キャー!言っちゃった!
でもぉ、私の帰る場所は姫様の胸の内だけだからぁ、もう既に帰ちゃってるんですぅ」
「………」
やっぱり張遼に頼ろうとしたのは失敗だったかもしれないわ。いくら急ぎと言ってもコレは無い。
また紅炎兄様のところにでも送ろうかしら。
「あっ、やだ……姫様に凍てついた視線で見られながら無視されてる…
ん、あんっ、あ…最っ高に興奮するぅ…!」
「張遼」
「はぁい!」
「その汚いブツ勃てないで。目が穢れるわ。
本来なら斬首しているところよ」
「はあ!残酷な姫様も、イイ!!」
「気色が悪いのよ、この変態野郎」
「ありがとうございます!!!」
「変態と遊んであげる暇がもったいないわね。
張遼、待ち望んでいた命令をあげるわ。切り替えなさい」
「!!!
―――何なりとお申し付けください、麗しき皇女殿下」
まともに出来るクセに性癖を隠そうとしないから厄介なのよね。従者の中では頭一つ分の差は余裕なくらい飛び出て優秀だけれど、扱いづらさもそれ以上に突飛している。しかもオカマときてる。私付きの残り二人がもっと役に立ったのなら早々に斬首しているものを。
今更だけれど、従者選び間違ったかしら。
1/1ページ