3話
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ああ、なんてこと…失態だわ。こんなことなら、いつも通り部屋に引き篭もっていれば良かった。
まさかこんな所で、お兄様と出会ってしまうなんて。しかも扱いが難しい紅炎お兄様だなんて最悪!
今日の今日とて私服はダサいし、ヒゲはダサいし、髪型だっていつもあれだし、せっかくのイケメンが台無しよ!
もし私の方が地位が上だったとしたら、引っぱたいた後服をひん剥いて一からコーディネートするというのに…!
「紅胤か」
「は、はい…!お久しゅうございます、紅炎お兄様。中々お会いすることが叶いませんでしたが、このような場所でご尊顔を拝見出来て光栄ですわ」
「ああ」
え、それだけ?会話終了!?
こんな世界一可愛い妹に久しぶりに会っておいてたったそれしか言うことが無いっていうの!?
それだけ言ってさっさと通り過ぎて行ってるし!こっちはその後ろ姿に飛び蹴りをくらわせたくて仕方ないわ…!!
横で燕青と燕順が赤くなったり青くなったり忙しなく顔色を変えながら私の様子を伺ってくる。
何よ、その怯えた目は。私が怒っているとでも?
当然怒ってるに決まってるでしょう!?例え兄様がいくら忙しかったとしても、あの態度ってある!?
この私が態々頭を下げて挨拶してやってるのよ?はあ?まじふざけんな!あんのコケシ野郎!!!
誰に聞かれるか分かったもんじゃないから、どんなに内心で思っていても口に出すことは出来ない。大声で叫べたならばどんなにスッキリすることか。
取り敢えず、燕青と燕順は顔がウザいから八つ当たりと言う名のお仕置きしておくわ。
そういえば紅炎兄様を見て思い出したけど、従者の張遼を紅炎兄様の兵に混じらせてたの忘れてたわ。アレは全てにおいてポテンシャルが高いものの、性格が難ありなのよねえ…
命令違反の罰のつもりで紅炎兄様の元へ向かわせたものの存在すら忘れて1ヶ月になるわね。私から連絡するまでは、こちらに接触するなと命令していたから姿も見なかったし。そろそろ戻るように伝えた方がいいかしら…?
………あれの扱いは面倒だし、もうしばらく放っておきましょう。
まさかこんな所で、お兄様と出会ってしまうなんて。しかも扱いが難しい紅炎お兄様だなんて最悪!
今日の今日とて私服はダサいし、ヒゲはダサいし、髪型だっていつもあれだし、せっかくのイケメンが台無しよ!
もし私の方が地位が上だったとしたら、引っぱたいた後服をひん剥いて一からコーディネートするというのに…!
「紅胤か」
「は、はい…!お久しゅうございます、紅炎お兄様。中々お会いすることが叶いませんでしたが、このような場所でご尊顔を拝見出来て光栄ですわ」
「ああ」
え、それだけ?会話終了!?
こんな世界一可愛い妹に久しぶりに会っておいてたったそれしか言うことが無いっていうの!?
それだけ言ってさっさと通り過ぎて行ってるし!こっちはその後ろ姿に飛び蹴りをくらわせたくて仕方ないわ…!!
横で燕青と燕順が赤くなったり青くなったり忙しなく顔色を変えながら私の様子を伺ってくる。
何よ、その怯えた目は。私が怒っているとでも?
当然怒ってるに決まってるでしょう!?例え兄様がいくら忙しかったとしても、あの態度ってある!?
この私が態々頭を下げて挨拶してやってるのよ?はあ?まじふざけんな!あんのコケシ野郎!!!
誰に聞かれるか分かったもんじゃないから、どんなに内心で思っていても口に出すことは出来ない。大声で叫べたならばどんなにスッキリすることか。
取り敢えず、燕青と燕順は顔がウザいから八つ当たりと言う名のお仕置きしておくわ。
そういえば紅炎兄様を見て思い出したけど、従者の張遼を紅炎兄様の兵に混じらせてたの忘れてたわ。アレは全てにおいてポテンシャルが高いものの、性格が難ありなのよねえ…
命令違反の罰のつもりで紅炎兄様の元へ向かわせたものの存在すら忘れて1ヶ月になるわね。私から連絡するまでは、こちらに接触するなと命令していたから姿も見なかったし。そろそろ戻るように伝えた方がいいかしら…?
………あれの扱いは面倒だし、もうしばらく放っておきましょう。
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