蜘蛛女
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八「さて、そろそろ宿屋に戻りましょうか」
『そうだね、悟空に全部食べられちゃう』
空「いいやがったな!C級エロ河童!!」
浄「ンだとコラ、クソチビ猿!!」
私たちが帰ってきた時には、既に食卓は戦場と化していた。
八「桜花は三蔵と僕の間で、ご飯食べられなくなっちゃいますからね」
『そうだね』
皆と初宿屋だけど、いつにも増して戦場となってるなぁ
「お客さん達!!朋茗を助けてくれた礼だ、どんどん食ってくれ」
裏から雰囲気のいい朋茗のお父さんが出てきた。
ハ「恩にきます♡」
「いやぁなんの。…ところでお客さん達東から来たんだってネ」
三「ああ… そうだが」
「珍しいなあ。東の砂漠は物騒で、あんまり人間は通らないのに。みなさんよく無事でしたねー。」
朋茗のその言葉に悟空以外は固まる。
私たちのことだよね…
「特に最近すっごく狂暴な5人組の妖怪が出没するってウワサですよ。彼らの通った跡には妖怪の屍の山ができるって。同種争いで人間には被害がないみたいですけど」
確かに三蔵は妖怪以上に、むちゃくちゃ強いけど、なんで私まで妖怪って事にされてるのよ…
空「でもそれってまるで俺らのことみたーーー」
悟空が言いかけたとき悟浄が悟空の頭をテーブルに叩きつけ強制的に話を終了させた。
今の音は痛かったね。
悟空ご愁傷様。
三「ところで、この界隈での妖怪の動向はどうなってるんだ?」
「…どうもこうもないがね、ちょっと前まではこの町にも妖怪が普通に生活してたさ。俺たち人間には何が起きたんだかさっぱりさ」
これも負の波動ってやらの影響なのかな。
妖怪を狂暴化させるって…
「ーあたし妖怪なんて嫌い。だって人間喰べるのよ!?ただの化け物じゃない!人間と妖怪が一緒に暮らすなんて無理よッ町のみんなもそう言ってる!」
「朋茗!!すまんね妖怪に喰われた被害者の中に、この娘の友達がいたもんだから…」
『悟空、顔色悪いけど大丈夫?』
空「ん?あぁへーき、へーき!」
だけどその笑顔はちょっとぎこちない気がしたんだ。
八「…さてと、ごちそうさまでした。この料理全部、朋茗さんが作って下さったんですよね?」
「あ…はい」
空「マジで?すげーじゃん!!こんなにウマイ物久々に食ったよ俺。さんきゅなッ」
『この料理を一人で…ごちそうさま。美味しかったよ』
「…あ、ありがとう…」
三「なんなら、お前は此処に残って料理修行でもするか?」
『私は食べる専門なんですー』
空「っじゃーーーん!‘おいちょ’だぜ‘おいちょ’」
八「僕‘株’です」
浄「てめー何度目だよッ!?
八戒と悟空と悟浄はトランプで遊んでいて悟空に「桜花も一緒にやらねぇ?」って言われたけど、やり方がわからなかったのでやめておいた。
三蔵は椅子に座って、何かを考えてるようだったのでお邪魔するのをやめ、暇になった私は窓を開けプラネタリウム並みに綺麗な星空を眺めていた。
日本じゃ見られないくらいの綺麗な星空だなぁ
八「三蔵?コーヒーどうぞ」
三「ああ、さんきゅ。」
きっと三蔵の真面目な悩みに答えられるのは八戒くらいなのかな。
きっと私は役不足…
てか皆私の事どう思ってるんだろう?
ただの足手まといだって思ってたりして。まぁ、いつかは捨てられるんだろうな…
八「…それにしても先程の話からすると人間達は妖怪の存在にかなりの不信感を抱いてしまってますね。」
三「そうだな。異変の理由をしらん一般の人間には妖怪が本性を現した風にしか見えんだろ」
浄「ま、理解しろっつっても無理な話だろうがよ」
『妖怪だって暴れたくて暴れてるわけじゃないのにね…』
ちょっと胸にズキッと刺さるものがあった。
三「…いいのか?こんなんで」
三蔵は悟空と悟浄に視線を送った。
『あはは…』
空「ンだよてめェ勝ち逃げすんなよ!!」
浄「あと一回だけって言ったのてめェだろ!?」
やー、お二人とも真面目な話をしてるのに元気だね。
外がざわざわしてるので、窓の外をみると綺麗なお姉さん3人組がいた。
浄「ああ先刻、団体客の予約があったって旅の一座だとよ。踊り子の姉ちゃんイケてんじゃん、俺のベッドの上でも踊ってもらおうか」
八「教育的指導」
ピーと笛を吹かせた八戒。
それ、どこから出てきたの?
『ベッドの上はフワフワしてるし踊りにくいんじゃないの?』
浄「桜花ちゃん、それマジで言ってる?」
『???』
八「悟浄、桜花に変なこと教えてたら、ぶっとばしますからね」
『そうだね、悟空に全部食べられちゃう』
空「いいやがったな!C級エロ河童!!」
浄「ンだとコラ、クソチビ猿!!」
私たちが帰ってきた時には、既に食卓は戦場と化していた。
八「桜花は三蔵と僕の間で、ご飯食べられなくなっちゃいますからね」
『そうだね』
皆と初宿屋だけど、いつにも増して戦場となってるなぁ
「お客さん達!!朋茗を助けてくれた礼だ、どんどん食ってくれ」
裏から雰囲気のいい朋茗のお父さんが出てきた。
ハ「恩にきます♡」
「いやぁなんの。…ところでお客さん達東から来たんだってネ」
三「ああ… そうだが」
「珍しいなあ。東の砂漠は物騒で、あんまり人間は通らないのに。みなさんよく無事でしたねー。」
朋茗のその言葉に悟空以外は固まる。
私たちのことだよね…
「特に最近すっごく狂暴な5人組の妖怪が出没するってウワサですよ。彼らの通った跡には妖怪の屍の山ができるって。同種争いで人間には被害がないみたいですけど」
確かに三蔵は妖怪以上に、むちゃくちゃ強いけど、なんで私まで妖怪って事にされてるのよ…
空「でもそれってまるで俺らのことみたーーー」
悟空が言いかけたとき悟浄が悟空の頭をテーブルに叩きつけ強制的に話を終了させた。
今の音は痛かったね。
悟空ご愁傷様。
三「ところで、この界隈での妖怪の動向はどうなってるんだ?」
「…どうもこうもないがね、ちょっと前まではこの町にも妖怪が普通に生活してたさ。俺たち人間には何が起きたんだかさっぱりさ」
これも負の波動ってやらの影響なのかな。
妖怪を狂暴化させるって…
「ーあたし妖怪なんて嫌い。だって人間喰べるのよ!?ただの化け物じゃない!人間と妖怪が一緒に暮らすなんて無理よッ町のみんなもそう言ってる!」
「朋茗!!すまんね妖怪に喰われた被害者の中に、この娘の友達がいたもんだから…」
『悟空、顔色悪いけど大丈夫?』
空「ん?あぁへーき、へーき!」
だけどその笑顔はちょっとぎこちない気がしたんだ。
八「…さてと、ごちそうさまでした。この料理全部、朋茗さんが作って下さったんですよね?」
「あ…はい」
空「マジで?すげーじゃん!!こんなにウマイ物久々に食ったよ俺。さんきゅなッ」
『この料理を一人で…ごちそうさま。美味しかったよ』
「…あ、ありがとう…」
三「なんなら、お前は此処に残って料理修行でもするか?」
『私は食べる専門なんですー』
空「っじゃーーーん!‘おいちょ’だぜ‘おいちょ’」
八「僕‘株’です」
浄「てめー何度目だよッ!?
八戒と悟空と悟浄はトランプで遊んでいて悟空に「桜花も一緒にやらねぇ?」って言われたけど、やり方がわからなかったのでやめておいた。
三蔵は椅子に座って、何かを考えてるようだったのでお邪魔するのをやめ、暇になった私は窓を開けプラネタリウム並みに綺麗な星空を眺めていた。
日本じゃ見られないくらいの綺麗な星空だなぁ
八「三蔵?コーヒーどうぞ」
三「ああ、さんきゅ。」
きっと三蔵の真面目な悩みに答えられるのは八戒くらいなのかな。
きっと私は役不足…
てか皆私の事どう思ってるんだろう?
ただの足手まといだって思ってたりして。まぁ、いつかは捨てられるんだろうな…
八「…それにしても先程の話からすると人間達は妖怪の存在にかなりの不信感を抱いてしまってますね。」
三「そうだな。異変の理由をしらん一般の人間には妖怪が本性を現した風にしか見えんだろ」
浄「ま、理解しろっつっても無理な話だろうがよ」
『妖怪だって暴れたくて暴れてるわけじゃないのにね…』
ちょっと胸にズキッと刺さるものがあった。
三「…いいのか?こんなんで」
三蔵は悟空と悟浄に視線を送った。
『あはは…』
空「ンだよてめェ勝ち逃げすんなよ!!」
浄「あと一回だけって言ったのてめェだろ!?」
やー、お二人とも真面目な話をしてるのに元気だね。
外がざわざわしてるので、窓の外をみると綺麗なお姉さん3人組がいた。
浄「ああ先刻、団体客の予約があったって旅の一座だとよ。踊り子の姉ちゃんイケてんじゃん、俺のベッドの上でも踊ってもらおうか」
八「教育的指導」
ピーと笛を吹かせた八戒。
それ、どこから出てきたの?
『ベッドの上はフワフワしてるし踊りにくいんじゃないの?』
浄「桜花ちゃん、それマジで言ってる?」
『???』
八「悟浄、桜花に変なこと教えてたら、ぶっとばしますからね」