出会い
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「うーん、今日は野宿ですかねぇ…」
「暗い中走って道に迷ってもかまわんからな」
『初野宿かぁ』
桜花は綺麗な満点の星空を見上げた。
「剣の巫女…か…」
「三蔵、何か考え事ですか?」
「まぁな、桜花が持ってる布都御魂剣の事をな。寺院内では有名な噂話だ。お伽話かと思って聞き流してたんだが、本当にあったとは思わんかった。」
『布都御魂剣って結構有名なの?』
「あぁ、その布都御魂剣が選ばれし金晴眼の剣の巫女…別名、異端の巫女を見つけた時、真の力が発動し混沌から救われる。まさか本当に実在したとは思いもしなかったが」
「でも、桜花の目は黒いぜ?」
悟空は桜花の目をじっと見つめた。
「それはまだ真の力を解放してないからだろう」
『真の力かぁ、暖かい以外は何も感じないけど…てかこれ解放しないと紙すら切れないし』
「もし真の力やらが解放できそうになっても、むやみやたらと解放しない事だな」
『そうだね』
「さてそろそろ寝ますよ、もう悟空は夢の中みたいですし」
『あら、いつのまに』
それからしばらく時間が経った後寒くなり桜花は目を覚ました。
『へくしっ』
「桜花寝れねぇの?」
『あっ、ごめん悟浄起こしちゃった?』
「別にかまわねーよ、これでも掛けとけ」
悟浄は桜花に自分が欠けていたタオルケットを渡した。
『そしたら、悟浄が風邪ひいちゃう』
「そんな、やわじゃねーよ」
『そっかありがとう』
「なぁ、ちょっと聞きたいことがあるんだけどいいか?」
顔は暗くてあんまり見えなかったけど、声で真剣なのは伝わった。
『なぁに?』
「俺の髪の色って何に見える?」
(俺は会って間もない子に何を求めてんだ?)
『ハイビスカスかな!ハイビスカスって色んな色があるけどやっぱ赤のイメージだし!私ねー、花の中で1番ハイビスカスが好きなの』
「まさか花に例えられるとわな。…血の色には見えない?」
『血かぁ…うーん、血ってさ、もうちょっと黒が混ざってない?赤黒いかんじ!採血してる時よく思うんだよね、これどっちかって言うと黒じゃない?って』
「そっか、そうだよな。ヤボなこと聞いて悪かったな。明日も早いし、そろそろ寝るか」
『そうだね、おやすみ』
「暗い中走って道に迷ってもかまわんからな」
『初野宿かぁ』
桜花は綺麗な満点の星空を見上げた。
「剣の巫女…か…」
「三蔵、何か考え事ですか?」
「まぁな、桜花が持ってる布都御魂剣の事をな。寺院内では有名な噂話だ。お伽話かと思って聞き流してたんだが、本当にあったとは思わんかった。」
『布都御魂剣って結構有名なの?』
「あぁ、その布都御魂剣が選ばれし金晴眼の剣の巫女…別名、異端の巫女を見つけた時、真の力が発動し混沌から救われる。まさか本当に実在したとは思いもしなかったが」
「でも、桜花の目は黒いぜ?」
悟空は桜花の目をじっと見つめた。
「それはまだ真の力を解放してないからだろう」
『真の力かぁ、暖かい以外は何も感じないけど…てかこれ解放しないと紙すら切れないし』
「もし真の力やらが解放できそうになっても、むやみやたらと解放しない事だな」
『そうだね』
「さてそろそろ寝ますよ、もう悟空は夢の中みたいですし」
『あら、いつのまに』
それからしばらく時間が経った後寒くなり桜花は目を覚ました。
『へくしっ』
「桜花寝れねぇの?」
『あっ、ごめん悟浄起こしちゃった?』
「別にかまわねーよ、これでも掛けとけ」
悟浄は桜花に自分が欠けていたタオルケットを渡した。
『そしたら、悟浄が風邪ひいちゃう』
「そんな、やわじゃねーよ」
『そっかありがとう』
「なぁ、ちょっと聞きたいことがあるんだけどいいか?」
顔は暗くてあんまり見えなかったけど、声で真剣なのは伝わった。
『なぁに?』
「俺の髪の色って何に見える?」
(俺は会って間もない子に何を求めてんだ?)
『ハイビスカスかな!ハイビスカスって色んな色があるけどやっぱ赤のイメージだし!私ねー、花の中で1番ハイビスカスが好きなの』
「まさか花に例えられるとわな。…血の色には見えない?」
『血かぁ…うーん、血ってさ、もうちょっと黒が混ざってない?赤黒いかんじ!採血してる時よく思うんだよね、これどっちかって言うと黒じゃない?って』
「そっか、そうだよな。ヤボなこと聞いて悪かったな。明日も早いし、そろそろ寝るか」
『そうだね、おやすみ』