格式高い寺
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私達が現地に着いた時には既に悟空、悟浄、八戒は戦闘中だった。
妖怪の腕を見てみると、右腕から刃みたいなのが生えている。
この前の女妖怪は蜘蛛になったし、今回の妖怪は腕から刃物が生えてるし妖怪って凄い…!
悟空が如意棒を出して妖怪の刃を受け止めた…が、悟空が力負けをし一旦後ろに下がった。
空「スッゲ馬鹿力!!」
浄「お前に言われちゃおしまいだな」
「まとめて始末してやる!!」
再び妖怪は悟空達の元へ。
三蔵が駆け寄り妖怪の刃を素手で防いで、ぶっ飛ばした。
妖怪が飛んで来た所はちょうど私の所。
なので真っ二つに切ってやろうかと思ったんだけど…
確かにちゃんと入ったハズなのに…
深く重症を負わせる事は出来た。
なのに真っ二つにはならなかった…
あれ…斬れ味が悪くなってない?
三「倒れ方が無様だ。40点減点」
空「三蔵っっ 桜花!」
『お待たせっ!』
ハ「計80点の減点ですね」
大分減点されてたんだな
浄「ったく、なんでお前らってオイシイところを取っていくワケ!?こんな奴俺1人でも余裕だったのによォ」
三「…その様だな」
三蔵と悟浄が話をしていたら、妖怪の意識が戻った。
三蔵が妖怪の元に行き、足で顔を上げさせる。
三「お前ごときの刺客をよこす様じゃ俺達はよほど見くびられてるらしいな。貴様らの主君“紅孩児”とやらに。牛魔王蘇生実験の目的はなんだ?その裏には何がある」
「……へッ あんた血生臭ェな… 今まで何人の血を浴びてきた?「三蔵」の名が聞いてあきれるぜ」
三「20点減点。…ゲームオーバーだ」
「…バーカ、言われなくても死んでやるよ」
八「ーよけて三蔵!桜花!!」
『ふえっ?』
妖怪の自爆に気がつくのが遅かった私は、重症までは行かなかったものの、あっちこっち切り傷ができていた。
『…っ!いったぁ』
血が腕を伝いポタポタと垂れる。
悟空「桜花!?」
悟空は私の所に来てくれて抱き寄せてくれた。
空「三蔵は大丈夫?」
三「ああ、大したことはない」
八「悟空。そのまま桜花を支えてて下さい」
八戒は1番重症な私の腕を気功術で傷を癒し、他にも切れていた、太ももや脇腹の傷も癒してくれた。
『悟空、八戒ありがと』
空「あんまり無茶すんなよな」
ハ「そうですよ。あなたは女の子なんですから。」
『うん、気をつける』
…皆に心配されないくらい強くなりたい。
八「葉君は怪我はないですか?」
「あなた達は何者なんですか!?」
葉君は私達を見て怯えていた。
それはまるで、さっきの妖怪を見ていたのと同じ目…
「今までに沢山の血を浴びた…って こんな風に殺生を続けてきたのですか!?」
空「…っ あのなぁッ仕方ねーだろ、ヤらなきゃヤられちまうんだからさぁ!?」
八「それが良い事だとは僕らだって思ってませんよ ーでも」
「良くないにきまってますよ!たとえ誰であろうと命を奪うという行為は御仏への冒瀆です!」
三「ーおい、お前それ本心で言ってんのか?これだけ身内が殺されても、そんなこと言えるのかよ。そんなに「神」に近づきたかったら死んじまえ。死ねば誰だろうが「仏」になれるぞ、そこの坊主みたいにな」
葉君はその場でヘタリ込んでしまった。
私達は常に死と隣り合わせの生活をしてる。
“ヤんなきゃヤられる”三蔵達の意見はもっともだ。
でも…でもね…私は葉君の怖いって気持ちもわかるんだよ…
だって私が最初そうだったから。
『怖かったよね。怖い思いをさせてごめんね』
しゃがんで、葉君の目線に合わせて頭を撫でようとしたけど、やめた。
私達を見て震えていたから。
怖がられてる対象に触れられたら余計に怖い事を私は知ってるから。
浄「ーでもまあ残念なことに、俺達は生きてるんだなコレが」
そう、これが私が選んだ生きる道なんだ。
「…ここから北西へぬければ夕刻までには平地へ出れると思います。ジープなら町まですぐでしょう。」
八「ご迷惑をおかけしました」
「いえいえとんでもない!!今回のことで我々がいかに危機管理がなっていないか思い知らされました。死んだ僧達の魂をムダにせぬ様に致します」
「皆様にも、とんだご無礼を…」
八「あ 気にしないで下さい。たまには浄化された生活も必要な方々ですから♡」
三「汚れ物か、俺達は」
そうこうしてる間に葉君が私の目の前に立った。
『ん?』
「巫女様…」
葉君から、ギュッと抱きしめて来てくれた。
コレはコレでドストライクーーー!
『私は巫女様なんて呼ばれる程、大層な人間じゃないよ。桜花って呼んでくれたら嬉しいな』
さっきは葉君の頭を撫でなかったけど、今回は撫でた。
「はいっ!桜花様!」
葉君の笑顔は眩しくて、可愛らしかった。
そして私の元を離れ、次は三蔵の所に。
「三蔵様。全てが片付きましたら、又この寺に立ち寄って頂けますか?その時は私に麻雀を教えて下さい」
三「…覚えておく」
空「やめた方がイイよ。三蔵と悟浄はスッゲ性格ヒネたうちかたするから」
浄「おい、エテ公。いまだに役も覚えきれてねェ猿に言われたかねェなぁ!!?」
空「本当のことじゃんか、イカサマ河童!!」
『あはは、確かに悟空は負けてばっかだもんねぇ』
空「桜花なんか、やり方も知らねぇじゃん!」
三「あーうるせー!!」
そしてぎゃあぎゃあ叫びながら、北西へと歩いた。
気がかりなのは、何故布都御魂剣の斬れ味が下がったのか。
考え事しながら歩いていると歩行速度が下がっていた。
三「桜花、どうかしたか?」
『んや、なんでもない!』
私は皆の元に駆け寄った。
きっと気のせいだよね?
格式高い寺〜fin〜
妖怪の腕を見てみると、右腕から刃みたいなのが生えている。
この前の女妖怪は蜘蛛になったし、今回の妖怪は腕から刃物が生えてるし妖怪って凄い…!
悟空が如意棒を出して妖怪の刃を受け止めた…が、悟空が力負けをし一旦後ろに下がった。
空「スッゲ馬鹿力!!」
浄「お前に言われちゃおしまいだな」
「まとめて始末してやる!!」
再び妖怪は悟空達の元へ。
三蔵が駆け寄り妖怪の刃を素手で防いで、ぶっ飛ばした。
妖怪が飛んで来た所はちょうど私の所。
なので真っ二つに切ってやろうかと思ったんだけど…
確かにちゃんと入ったハズなのに…
深く重症を負わせる事は出来た。
なのに真っ二つにはならなかった…
あれ…斬れ味が悪くなってない?
三「倒れ方が無様だ。40点減点」
空「三蔵っっ 桜花!」
『お待たせっ!』
ハ「計80点の減点ですね」
大分減点されてたんだな
浄「ったく、なんでお前らってオイシイところを取っていくワケ!?こんな奴俺1人でも余裕だったのによォ」
三「…その様だな」
三蔵と悟浄が話をしていたら、妖怪の意識が戻った。
三蔵が妖怪の元に行き、足で顔を上げさせる。
三「お前ごときの刺客をよこす様じゃ俺達はよほど見くびられてるらしいな。貴様らの主君“紅孩児”とやらに。牛魔王蘇生実験の目的はなんだ?その裏には何がある」
「……へッ あんた血生臭ェな… 今まで何人の血を浴びてきた?「三蔵」の名が聞いてあきれるぜ」
三「20点減点。…ゲームオーバーだ」
「…バーカ、言われなくても死んでやるよ」
八「ーよけて三蔵!桜花!!」
『ふえっ?』
妖怪の自爆に気がつくのが遅かった私は、重症までは行かなかったものの、あっちこっち切り傷ができていた。
『…っ!いったぁ』
血が腕を伝いポタポタと垂れる。
悟空「桜花!?」
悟空は私の所に来てくれて抱き寄せてくれた。
空「三蔵は大丈夫?」
三「ああ、大したことはない」
八「悟空。そのまま桜花を支えてて下さい」
八戒は1番重症な私の腕を気功術で傷を癒し、他にも切れていた、太ももや脇腹の傷も癒してくれた。
『悟空、八戒ありがと』
空「あんまり無茶すんなよな」
ハ「そうですよ。あなたは女の子なんですから。」
『うん、気をつける』
…皆に心配されないくらい強くなりたい。
八「葉君は怪我はないですか?」
「あなた達は何者なんですか!?」
葉君は私達を見て怯えていた。
それはまるで、さっきの妖怪を見ていたのと同じ目…
「今までに沢山の血を浴びた…って こんな風に殺生を続けてきたのですか!?」
空「…っ あのなぁッ仕方ねーだろ、ヤらなきゃヤられちまうんだからさぁ!?」
八「それが良い事だとは僕らだって思ってませんよ ーでも」
「良くないにきまってますよ!たとえ誰であろうと命を奪うという行為は御仏への冒瀆です!」
三「ーおい、お前それ本心で言ってんのか?これだけ身内が殺されても、そんなこと言えるのかよ。そんなに「神」に近づきたかったら死んじまえ。死ねば誰だろうが「仏」になれるぞ、そこの坊主みたいにな」
葉君はその場でヘタリ込んでしまった。
私達は常に死と隣り合わせの生活をしてる。
“ヤんなきゃヤられる”三蔵達の意見はもっともだ。
でも…でもね…私は葉君の怖いって気持ちもわかるんだよ…
だって私が最初そうだったから。
『怖かったよね。怖い思いをさせてごめんね』
しゃがんで、葉君の目線に合わせて頭を撫でようとしたけど、やめた。
私達を見て震えていたから。
怖がられてる対象に触れられたら余計に怖い事を私は知ってるから。
浄「ーでもまあ残念なことに、俺達は生きてるんだなコレが」
そう、これが私が選んだ生きる道なんだ。
「…ここから北西へぬければ夕刻までには平地へ出れると思います。ジープなら町まですぐでしょう。」
八「ご迷惑をおかけしました」
「いえいえとんでもない!!今回のことで我々がいかに危機管理がなっていないか思い知らされました。死んだ僧達の魂をムダにせぬ様に致します」
「皆様にも、とんだご無礼を…」
八「あ 気にしないで下さい。たまには浄化された生活も必要な方々ですから♡」
三「汚れ物か、俺達は」
そうこうしてる間に葉君が私の目の前に立った。
『ん?』
「巫女様…」
葉君から、ギュッと抱きしめて来てくれた。
コレはコレでドストライクーーー!
『私は巫女様なんて呼ばれる程、大層な人間じゃないよ。桜花って呼んでくれたら嬉しいな』
さっきは葉君の頭を撫でなかったけど、今回は撫でた。
「はいっ!桜花様!」
葉君の笑顔は眩しくて、可愛らしかった。
そして私の元を離れ、次は三蔵の所に。
「三蔵様。全てが片付きましたら、又この寺に立ち寄って頂けますか?その時は私に麻雀を教えて下さい」
三「…覚えておく」
空「やめた方がイイよ。三蔵と悟浄はスッゲ性格ヒネたうちかたするから」
浄「おい、エテ公。いまだに役も覚えきれてねェ猿に言われたかねェなぁ!!?」
空「本当のことじゃんか、イカサマ河童!!」
『あはは、確かに悟空は負けてばっかだもんねぇ』
空「桜花なんか、やり方も知らねぇじゃん!」
三「あーうるせー!!」
そしてぎゃあぎゃあ叫びながら、北西へと歩いた。
気がかりなのは、何故布都御魂剣の斬れ味が下がったのか。
考え事しながら歩いていると歩行速度が下がっていた。
三「桜花、どうかしたか?」
『んや、なんでもない!』
私は皆の元に駆け寄った。
きっと気のせいだよね?
格式高い寺〜fin〜