蜘蛛女
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悟空は急いで標的になった親子の元に駆け寄った。
悟空の素早さは尋常じゃないと思う。
運動神経も良いし、きっと彼ならオリンピックに出れる。(確信
「悟空さん!!」
空「いー加減にしろよ、テメェら!この人達は関係ねェだろうが!!」
「-ボウヤこそ何故そこまで低俗で無力な人間なんぞに味方する!?ボウヤ達だって、もとはと言えば…我々と同じ妖怪じゃないか!!」
私はチガウゾ!!(2回目
空「…るせーや。人間だとか妖怪だとか、そーゆーちっちぇえことはどーでもいいんだよッ ただ飯がうまかったんだ。そんだけ!!」
八「いやはや実に悟空らしい言い分ですねェ」
三「動物的本能だな。」
『でも私、悟空のそーゆう真っ直ぐなところー』
…あれ、私今なんて言おうとした?
浄「桜花?」
『ん、なんでもない!』
なんだろ、胸の辺りがざわざわする。
変なの…
「この おろかな裏切り者どもが!!喰ってあげるわ!!」
三「八戒は朋茗達とバカ娘を頼む。悟空と悟浄は少し時間をかせげ。俺が奴の動きを封じる」
『ちょっと待って、私も一緒に行く』
三「足が震えてるじゃねぇか」
『お願い、行かせて』
三蔵の紫色の目が私を射抜いてきたけど、それに負けじと真剣に訴えた。
三「好きにしろ」
『ありがと』
こんなところで負けてらんない。
大丈夫、私には信頼できる仲間がいるからー
空「無理すんなよ?」
『うんっ!』
悟空は私の頭を優しく撫でた。
ちょっと悟浄に似てきてないか?
空「こっちだ蜘蛛女!!」
浄「へッ 「女は喰っても喰われるな」ってか?」
オン・マ・ニ・ハツ・メイ・ウン!!
魔戒天浄
三蔵の経文が伸びて蜘蛛女さんの動きを止めた。
浄「とどめぶちかましてこい悟空!」
『ふぁいとぅ!!』
空「っしゃあ!いっけぇ如意棒!!!」
悟空の如意棒が伸びて蜘蛛女さんの頭を貫通させた。
『ー私、虫を克服したよ!私偉いッ』
三「虫ごときでギャーギャー言ってんじゃねぇよ」
『女の子にはねー、苦手なものが一個や二個はあんの!』
浄「そうそう桜花ちゃんも‘女の子‘だもんねぇ」
『何よ、その含みのある言い方ー!』
八「桜花、いい顔になりましたね」
三「また騒がしいガキが一人増えただけだ」
「-もう行くのかね」
八「ええ、長居するわけにもいきませんし」
浄「迷惑かけちまったな、親父さん」
八「ひとつ、お聞きしてもいいですか?貴方は僕らの正体を知っても あまり動じなかった。もしかして初めから気付いて…?」
「ああ、なんとなくね。”気”で解るのさ。古い友人に妖怪がいてね。-友人だった…「あんた達なら、この壊れかけた世界をなんとかできる」そう感じたんだが。-違うかね?」
三「案ずるな「借り」は返す主義だ」
空「…朋茗」
皆が雑談しているのを聞いていたら、ドアから朋茗が出てきた。
「-お弁当…つくったんです。あの…良かったら皆さんで…」
空「おう、さんきゅ!!」
『朋茗のお弁当おいしいから嬉しよっ』
八「それじゃこれで」
「気を付けてな」
八「はい」
『朋茗ー!またねー!!』
私は朋茗とお父さんに手を振った。
「だからそれは俺のロールキャベツだっつって」
「てめ肉ばっか食ってんじゃねー!」
『私を挟んで騒ぐと布都御魂剣、解放しちゃうよ?』
空・浄「ぎゃー!!」
三「没収だ没収!!」
『はい、ドーゾ』
悟空からお弁当箱を取り上げて三蔵に渡した。
空「うわ、俺のナポリタン!!」
浄「-っておめェ食ってんじゃねえかよ三蔵!!」
八「絶品ですねェ。このから揚げ。桜花も何かいります?」
『んー、じゃぁ私もから揚げもらおうかな』
空「てか、俺一睡もしてねェ!」
そうだった、悟空のベッドで寝ちゃったんだっけか…
『悟空、肩かすから寝てていいよ』
空「!? いーよ、大丈夫…」
悟空はすぐそっぽむいちゃったけど、その顔はほのかに赤かった気がした。
~蜘蛛女編FIN~
悟空の素早さは尋常じゃないと思う。
運動神経も良いし、きっと彼ならオリンピックに出れる。(確信
「悟空さん!!」
空「いー加減にしろよ、テメェら!この人達は関係ねェだろうが!!」
「-ボウヤこそ何故そこまで低俗で無力な人間なんぞに味方する!?ボウヤ達だって、もとはと言えば…我々と同じ妖怪じゃないか!!」
私はチガウゾ!!(2回目
空「…るせーや。人間だとか妖怪だとか、そーゆーちっちぇえことはどーでもいいんだよッ ただ飯がうまかったんだ。そんだけ!!」
八「いやはや実に悟空らしい言い分ですねェ」
三「動物的本能だな。」
『でも私、悟空のそーゆう真っ直ぐなところー』
…あれ、私今なんて言おうとした?
浄「桜花?」
『ん、なんでもない!』
なんだろ、胸の辺りがざわざわする。
変なの…
「この おろかな裏切り者どもが!!喰ってあげるわ!!」
三「八戒は朋茗達とバカ娘を頼む。悟空と悟浄は少し時間をかせげ。俺が奴の動きを封じる」
『ちょっと待って、私も一緒に行く』
三「足が震えてるじゃねぇか」
『お願い、行かせて』
三蔵の紫色の目が私を射抜いてきたけど、それに負けじと真剣に訴えた。
三「好きにしろ」
『ありがと』
こんなところで負けてらんない。
大丈夫、私には信頼できる仲間がいるからー
空「無理すんなよ?」
『うんっ!』
悟空は私の頭を優しく撫でた。
ちょっと悟浄に似てきてないか?
空「こっちだ蜘蛛女!!」
浄「へッ 「女は喰っても喰われるな」ってか?」
オン・マ・ニ・ハツ・メイ・ウン!!
魔戒天浄
三蔵の経文が伸びて蜘蛛女さんの動きを止めた。
浄「とどめぶちかましてこい悟空!」
『ふぁいとぅ!!』
空「っしゃあ!いっけぇ如意棒!!!」
悟空の如意棒が伸びて蜘蛛女さんの頭を貫通させた。
『ー私、虫を克服したよ!私偉いッ』
三「虫ごときでギャーギャー言ってんじゃねぇよ」
『女の子にはねー、苦手なものが一個や二個はあんの!』
浄「そうそう桜花ちゃんも‘女の子‘だもんねぇ」
『何よ、その含みのある言い方ー!』
八「桜花、いい顔になりましたね」
三「また騒がしいガキが一人増えただけだ」
「-もう行くのかね」
八「ええ、長居するわけにもいきませんし」
浄「迷惑かけちまったな、親父さん」
八「ひとつ、お聞きしてもいいですか?貴方は僕らの正体を知っても あまり動じなかった。もしかして初めから気付いて…?」
「ああ、なんとなくね。”気”で解るのさ。古い友人に妖怪がいてね。-友人だった…「あんた達なら、この壊れかけた世界をなんとかできる」そう感じたんだが。-違うかね?」
三「案ずるな「借り」は返す主義だ」
空「…朋茗」
皆が雑談しているのを聞いていたら、ドアから朋茗が出てきた。
「-お弁当…つくったんです。あの…良かったら皆さんで…」
空「おう、さんきゅ!!」
『朋茗のお弁当おいしいから嬉しよっ』
八「それじゃこれで」
「気を付けてな」
八「はい」
『朋茗ー!またねー!!』
私は朋茗とお父さんに手を振った。
「だからそれは俺のロールキャベツだっつって」
「てめ肉ばっか食ってんじゃねー!」
『私を挟んで騒ぐと布都御魂剣、解放しちゃうよ?』
空・浄「ぎゃー!!」
三「没収だ没収!!」
『はい、ドーゾ』
悟空からお弁当箱を取り上げて三蔵に渡した。
空「うわ、俺のナポリタン!!」
浄「-っておめェ食ってんじゃねえかよ三蔵!!」
八「絶品ですねェ。このから揚げ。桜花も何かいります?」
『んー、じゃぁ私もから揚げもらおうかな』
空「てか、俺一睡もしてねェ!」
そうだった、悟空のベッドで寝ちゃったんだっけか…
『悟空、肩かすから寝てていいよ』
空「!? いーよ、大丈夫…」
悟空はすぐそっぽむいちゃったけど、その顔はほのかに赤かった気がした。
~蜘蛛女編FIN~