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家では両親から無視をされ、学校ではいじめられ、唯一の救いはお姉さんだけだった。
学校が終わりお姉さんの大好きな苺大福をお土産に持って今日もお姉さんのところへ。
『お姉さん!きたよっ 苺大福一緒に食べよー!』
ドアを開けて部屋を見てみたら、呑んだくれて寝てる旦那さんだけ。
『お姉さんは⁉︎お姉さんはどうしたの⁉︎』
私は呑んだくれて寝ている旦那さんの体を揺さぶった。
「あいつは、俺が帰ってきた時にはいなかったんだ… そうだ、桜花!桜花は何か聞いてないか⁉︎」
旦那さんは私の肩を痛いくらいに掴んだ。
痛さのあまり顔が少し歪む。
『何も聞いてない…』
脱力して手に持っていた土産の苺大福を落とし、床に膝をついた。
結局お姉さんも私を裏切ったんだ…
愛情なんてなくて、私の気持ちをモテ遊んだだけだったんだ。
でも頭の隅で、何か理由があったのかもしれない…
と思い、お姉さんの家を飛び出し、一旦家に帰り荷物を適当に詰め旅に出た。
両親に何も言わなかったけど、まぁいいや。
どうせ私の事なんて、いてもいない扱いをされるんだから…
でも何処を探せばいいのかわからなく、此処から1番近い西の方角にある町に行く事にした。
徒歩だと町に着くのに3日かかって、殆ど飲まず食わずでお腹が空いていたので食べ物屋に行く事にした。
食べ物屋についたら店内は混んでいて、5人用のテーブルが一つ空いていた。
そこに座って店員さんを呼び、豚骨ラーメンを頼んだ。
ラーメンを待っていると、後ろから男の人に声をかけられた。
八「あのー…」
『はわわ⁉︎』
いきなりの事だったのでビックリした…
八「驚かせてしまって、すみません。席が空いなくて… もし、よかったら隣いいですか?」
『あ、はい… どうぞ…』
空「ねーちゃん、サンキュな!」
『いえ、別に』
ご飯がきたら、さっさと食べて出ちゃおう。
人見知りするから、あんまり人と絡みたくない…
そんな事を思ってたら赤毛のお兄さんが絡んできた。
浄「へー、かわいーじゃん。俺は沙 悟浄。悟浄でいいぜ お嬢さん名前は?」
『…桜花です』
浄「1人で旅してんのか?女の子1人じゃ危ねぇよ?」
空「悟浄ナンパとかやめろよな!」
困ってる私に茶色い癖毛の少年は悟浄さんを止める。
八「悟空、静かに」
モノクルのお兄さんによって静かになってしまった、茶髪の少年を悟浄さんが確認して話を再開させる。
三「(おい八戒、何を考えている。)」
三蔵と八戒はポソポソと話し出す。
だけど声が小さすぎて私の所までは聞こえない。
八「(気になるじゃないですか。いつ妖怪が襲ってくるのかわからないのに、大きな荷物持って辛そうな顔をして、女の子1人旅なんて…
ここは女性の扱いが1番上手い悟浄に任せてみては?)」
三「(面倒事はごめんだ)」
八「(まぁ、悟浄がなんとかするんじゃないですか?)」
浄「…騒がしくて悪りぃな。桜花ちゃんは何で1人で旅してんだ?」
『お姉さんを探しているんです。お姉さんと言っても実のお姉さんじゃなくて、父親の友達の友達なんですけどね。家でも、学校でも上手く馴染めない私を唯一救ってくれたのは、お姉さんでした。どんなに辛くても、お姉さんは私にいつも優しくしてました。 でも、ある日お姉さんは居なくなっちゃって… 結局裏切られちゃったんです。愛情を注いでくれたと思ってたけど、きっと私の感情をもて遊出ただけだったんです』
両手でスカートを掴み、涙ぐむ。
浄「でも、探さずにはいられなかったと」
(桜花はきっと計り知れない覚悟で出てきたんだろうな 一緒に旅に連れてくとしても三蔵が許してくれねぇな)
空「んじゃーさ、俺たちと一緒にくればいーじゃん!」
三「勝手な事言ってんじゃねぇ」
空「だってこいつ1人なんだろ⁉︎危ねぇって!」
三「ちゃんと責任取って守れんのか」
空「うっ それは…」
金髪の美人さんは茶髪の少年を睨む。
浄「俺が責任を取る。桜花には傷一つつけさせねぇ」
(愛情、か… 愛情ってどんなんだ?
…欲しかねぇけどさ別に)
ただ、桜花に自分の面影を少し重ねた。
三「…チッ 好きにしろ」
『あ、えーと…』
状況がうまく掴めない。
浄「俺たちは旅してんだ。俺たちについてくれば、もしかしたら桜花ちゃんが言ってる、ねーちゃんも見つかるかもしれねーな」
『一緒について行っていいの?』
八「ちゃんと悟浄が面倒を見てくれるみたいなので。僕は猪 八戒です。桜花さんでしたっけ?お願いしますね?」
空「俺は悟空!孫 悟空!よろしくなっ」
三「…玄奘 三蔵だ」
『桜花です。よろしくお願いします』
八「さて、桜花。ラーメン伸びちゃう前に食べちゃって下さい」
『あ、忘れてた』
話し込んでて、ラーメンの存在を忘れてた。
浄「俺の飯ねぇじゃん‼︎」
空「ナンパしてっから、いけねーんだろ!」
浄「ったく、この脳みそ胃袋猿‼︎」
『あはは!』
初めて見る、騒がしい食卓で笑いが込み上げてくる。
浄「やっと笑ったな。お前は笑ってた方が美人だぜ?」
『うぅ、茶化さないでください…』
何も食べてない悟浄さんを少し哀れに思い少しだけ、ちょっと伸びたラーメンを渡す。
ご飯を食べ終えたのを見て八戒さんが声をかける。
八「食べたら此処から出ますよ」
空「宿屋に泊まんねーの?」
八「此処の町に宿屋ないんですよ…」
三「とっとと行くぞ」
浄「行こうぜ!桜花」
『あ、うん…!』
宿屋のドアを開けると鉄製のジープが止まっていた。
空「桜花は何処に乗るんだ?」
浄「俺の隣だな」
空「エロ河童の隣は危ねぇだろ!」
八「そしたら悟浄と悟空の真ん中でいいじゃないですか。桜花はそれでも構いませんか?」
『うん、別にどこでも』
八「では、これで決まりですね」
『はいっ』
ジープを走行してるときに、悟空達と沢山話しすぐ打ち解ける事ができた。
暫く一緒に旅をするかも知れないって事で、皆の事を呼び捨てにして、タメ口でいいと悟空に言われたので、その言葉に甘えた。
…ただ悟浄のことは苦手だった。
だって、じろじろ見てきたり、ちょっかいを出してきたりするんだもん…
そんなある日の宿屋だった。
今日は悟浄と同室だった。
すっごく嫌だ。
でも、一緒にお姉ちゃんを探してもらっている手前わがままは言えない。
浄「暇つぶしにポーカーでもやろうぜ。一発勝負で負けた奴が勝った奴の言うことを聞くってのはどーよ?」
『うん、いいよ』
ポーカーなら得意だし。
カードを5枚とる。
何枚かカードを捨て新しいカードに。
そしてきた!8が4枚と4が1枚。フォーカードだ。
これでいいかな。
『OK、いいよ』
浄「こっちもいいぜ、せーの」
さっきも言ったが私はフォーカード。
だが、悟浄はクローバーの6、7、8、9、10。
…ストレートフラッシュだった。
『うそ…』
浄「俺の勝ちな。さてどうすっか… …桜花、俺の女になれ」
『NO 、とは答えられないんでしょ?』
浄「まぁ、そうだな」
しょうがない、八戒に相談していい案教えてもらお。
負けは負け。
でも私は悟浄とは付き合う気はない。
『ちょっと、トイレ』
悟浄にウソをついて八戒のところに。
八戒のドアをノックして、部屋に入れてもらった。
そして悟浄と賭けをしてポーカーをした事伝えて上手く別れられないか聞こうとしたところ、いきなりドアが空いて悟浄が入ってきた。
浄「ったく、長いトイレだと思ったら、こんなトコにいたか、こいつもらってくぜ」
『はっかい〜』
八「あはは、桜花頑張ってください」
浄「何で八戒のトコに居たわけ?お前ホントは八戒のこと…」
『それは違う!』
浄「ふーん。じゃぁいいよな?」
耳元で囁かれ抱きつかれた。
何でこの人は私に愛情をくれるの?
俺の女になれまでいって。
やめてよ、私に愛情を注がないで…!
もう信じたくないんだ。
そして耐えられなくなり抱きしめられてる腕を無理矢理どけて、走って宿から出て行った。
だが外に出たら、妖怪が宿屋の周りを囲んでいた。
「お前が最近入った三蔵一行の仲間か」
周りから、殺せやら、喰えなど声が聞こえて襲ってくる。
誰か!誰か助けて…!
目を閉じたとき、妖怪の悲鳴が。
浄「なにやってんだ、桜花⁉︎」
助けてくれたのは悟浄だった。
悟浄は妖怪を1人で全て倒し、こっちに向かってきた。
『嫌だ!こっちにこないで‼︎お願いだからっ』
浄「俺が怖いか?」
『そうじゃない!なんで悟浄は私に愛をくれるの⁉︎やめてよっ 私は愛なんて信じない…‼︎』
浄「俺も最初は愛情っつーのがわからなかった。でも桜花に会ってからわかった気がするんだ。桜花に触れていると凄く落ち着くしもっと見ていたい、触れたいって思うんだ。初めて俺に湧いた感情… 俺は本気だぜ」
『私は愛を信じていいの?』
涙が頬を伝う。
「ああ、ぜってぇ離さねぇ」
悟浄に抱きつかれたが、今回はそれを受け入れた。
☆あとがき☆
リクエストありがとうございましたっ
要望に添えられるよう全力を尽くしました!
ご期待に添えてたら嬉しいです♪
学校が終わりお姉さんの大好きな苺大福をお土産に持って今日もお姉さんのところへ。
『お姉さん!きたよっ 苺大福一緒に食べよー!』
ドアを開けて部屋を見てみたら、呑んだくれて寝てる旦那さんだけ。
『お姉さんは⁉︎お姉さんはどうしたの⁉︎』
私は呑んだくれて寝ている旦那さんの体を揺さぶった。
「あいつは、俺が帰ってきた時にはいなかったんだ… そうだ、桜花!桜花は何か聞いてないか⁉︎」
旦那さんは私の肩を痛いくらいに掴んだ。
痛さのあまり顔が少し歪む。
『何も聞いてない…』
脱力して手に持っていた土産の苺大福を落とし、床に膝をついた。
結局お姉さんも私を裏切ったんだ…
愛情なんてなくて、私の気持ちをモテ遊んだだけだったんだ。
でも頭の隅で、何か理由があったのかもしれない…
と思い、お姉さんの家を飛び出し、一旦家に帰り荷物を適当に詰め旅に出た。
両親に何も言わなかったけど、まぁいいや。
どうせ私の事なんて、いてもいない扱いをされるんだから…
でも何処を探せばいいのかわからなく、此処から1番近い西の方角にある町に行く事にした。
徒歩だと町に着くのに3日かかって、殆ど飲まず食わずでお腹が空いていたので食べ物屋に行く事にした。
食べ物屋についたら店内は混んでいて、5人用のテーブルが一つ空いていた。
そこに座って店員さんを呼び、豚骨ラーメンを頼んだ。
ラーメンを待っていると、後ろから男の人に声をかけられた。
八「あのー…」
『はわわ⁉︎』
いきなりの事だったのでビックリした…
八「驚かせてしまって、すみません。席が空いなくて… もし、よかったら隣いいですか?」
『あ、はい… どうぞ…』
空「ねーちゃん、サンキュな!」
『いえ、別に』
ご飯がきたら、さっさと食べて出ちゃおう。
人見知りするから、あんまり人と絡みたくない…
そんな事を思ってたら赤毛のお兄さんが絡んできた。
浄「へー、かわいーじゃん。俺は沙 悟浄。悟浄でいいぜ お嬢さん名前は?」
『…桜花です』
浄「1人で旅してんのか?女の子1人じゃ危ねぇよ?」
空「悟浄ナンパとかやめろよな!」
困ってる私に茶色い癖毛の少年は悟浄さんを止める。
八「悟空、静かに」
モノクルのお兄さんによって静かになってしまった、茶髪の少年を悟浄さんが確認して話を再開させる。
三「(おい八戒、何を考えている。)」
三蔵と八戒はポソポソと話し出す。
だけど声が小さすぎて私の所までは聞こえない。
八「(気になるじゃないですか。いつ妖怪が襲ってくるのかわからないのに、大きな荷物持って辛そうな顔をして、女の子1人旅なんて…
ここは女性の扱いが1番上手い悟浄に任せてみては?)」
三「(面倒事はごめんだ)」
八「(まぁ、悟浄がなんとかするんじゃないですか?)」
浄「…騒がしくて悪りぃな。桜花ちゃんは何で1人で旅してんだ?」
『お姉さんを探しているんです。お姉さんと言っても実のお姉さんじゃなくて、父親の友達の友達なんですけどね。家でも、学校でも上手く馴染めない私を唯一救ってくれたのは、お姉さんでした。どんなに辛くても、お姉さんは私にいつも優しくしてました。 でも、ある日お姉さんは居なくなっちゃって… 結局裏切られちゃったんです。愛情を注いでくれたと思ってたけど、きっと私の感情をもて遊出ただけだったんです』
両手でスカートを掴み、涙ぐむ。
浄「でも、探さずにはいられなかったと」
(桜花はきっと計り知れない覚悟で出てきたんだろうな 一緒に旅に連れてくとしても三蔵が許してくれねぇな)
空「んじゃーさ、俺たちと一緒にくればいーじゃん!」
三「勝手な事言ってんじゃねぇ」
空「だってこいつ1人なんだろ⁉︎危ねぇって!」
三「ちゃんと責任取って守れんのか」
空「うっ それは…」
金髪の美人さんは茶髪の少年を睨む。
浄「俺が責任を取る。桜花には傷一つつけさせねぇ」
(愛情、か… 愛情ってどんなんだ?
…欲しかねぇけどさ別に)
ただ、桜花に自分の面影を少し重ねた。
三「…チッ 好きにしろ」
『あ、えーと…』
状況がうまく掴めない。
浄「俺たちは旅してんだ。俺たちについてくれば、もしかしたら桜花ちゃんが言ってる、ねーちゃんも見つかるかもしれねーな」
『一緒について行っていいの?』
八「ちゃんと悟浄が面倒を見てくれるみたいなので。僕は猪 八戒です。桜花さんでしたっけ?お願いしますね?」
空「俺は悟空!孫 悟空!よろしくなっ」
三「…玄奘 三蔵だ」
『桜花です。よろしくお願いします』
八「さて、桜花。ラーメン伸びちゃう前に食べちゃって下さい」
『あ、忘れてた』
話し込んでて、ラーメンの存在を忘れてた。
浄「俺の飯ねぇじゃん‼︎」
空「ナンパしてっから、いけねーんだろ!」
浄「ったく、この脳みそ胃袋猿‼︎」
『あはは!』
初めて見る、騒がしい食卓で笑いが込み上げてくる。
浄「やっと笑ったな。お前は笑ってた方が美人だぜ?」
『うぅ、茶化さないでください…』
何も食べてない悟浄さんを少し哀れに思い少しだけ、ちょっと伸びたラーメンを渡す。
ご飯を食べ終えたのを見て八戒さんが声をかける。
八「食べたら此処から出ますよ」
空「宿屋に泊まんねーの?」
八「此処の町に宿屋ないんですよ…」
三「とっとと行くぞ」
浄「行こうぜ!桜花」
『あ、うん…!』
宿屋のドアを開けると鉄製のジープが止まっていた。
空「桜花は何処に乗るんだ?」
浄「俺の隣だな」
空「エロ河童の隣は危ねぇだろ!」
八「そしたら悟浄と悟空の真ん中でいいじゃないですか。桜花はそれでも構いませんか?」
『うん、別にどこでも』
八「では、これで決まりですね」
『はいっ』
ジープを走行してるときに、悟空達と沢山話しすぐ打ち解ける事ができた。
暫く一緒に旅をするかも知れないって事で、皆の事を呼び捨てにして、タメ口でいいと悟空に言われたので、その言葉に甘えた。
…ただ悟浄のことは苦手だった。
だって、じろじろ見てきたり、ちょっかいを出してきたりするんだもん…
そんなある日の宿屋だった。
今日は悟浄と同室だった。
すっごく嫌だ。
でも、一緒にお姉ちゃんを探してもらっている手前わがままは言えない。
浄「暇つぶしにポーカーでもやろうぜ。一発勝負で負けた奴が勝った奴の言うことを聞くってのはどーよ?」
『うん、いいよ』
ポーカーなら得意だし。
カードを5枚とる。
何枚かカードを捨て新しいカードに。
そしてきた!8が4枚と4が1枚。フォーカードだ。
これでいいかな。
『OK、いいよ』
浄「こっちもいいぜ、せーの」
さっきも言ったが私はフォーカード。
だが、悟浄はクローバーの6、7、8、9、10。
…ストレートフラッシュだった。
『うそ…』
浄「俺の勝ちな。さてどうすっか… …桜花、俺の女になれ」
『NO 、とは答えられないんでしょ?』
浄「まぁ、そうだな」
しょうがない、八戒に相談していい案教えてもらお。
負けは負け。
でも私は悟浄とは付き合う気はない。
『ちょっと、トイレ』
悟浄にウソをついて八戒のところに。
八戒のドアをノックして、部屋に入れてもらった。
そして悟浄と賭けをしてポーカーをした事伝えて上手く別れられないか聞こうとしたところ、いきなりドアが空いて悟浄が入ってきた。
浄「ったく、長いトイレだと思ったら、こんなトコにいたか、こいつもらってくぜ」
『はっかい〜』
八「あはは、桜花頑張ってください」
浄「何で八戒のトコに居たわけ?お前ホントは八戒のこと…」
『それは違う!』
浄「ふーん。じゃぁいいよな?」
耳元で囁かれ抱きつかれた。
何でこの人は私に愛情をくれるの?
俺の女になれまでいって。
やめてよ、私に愛情を注がないで…!
もう信じたくないんだ。
そして耐えられなくなり抱きしめられてる腕を無理矢理どけて、走って宿から出て行った。
だが外に出たら、妖怪が宿屋の周りを囲んでいた。
「お前が最近入った三蔵一行の仲間か」
周りから、殺せやら、喰えなど声が聞こえて襲ってくる。
誰か!誰か助けて…!
目を閉じたとき、妖怪の悲鳴が。
浄「なにやってんだ、桜花⁉︎」
助けてくれたのは悟浄だった。
悟浄は妖怪を1人で全て倒し、こっちに向かってきた。
『嫌だ!こっちにこないで‼︎お願いだからっ』
浄「俺が怖いか?」
『そうじゃない!なんで悟浄は私に愛をくれるの⁉︎やめてよっ 私は愛なんて信じない…‼︎』
浄「俺も最初は愛情っつーのがわからなかった。でも桜花に会ってからわかった気がするんだ。桜花に触れていると凄く落ち着くしもっと見ていたい、触れたいって思うんだ。初めて俺に湧いた感情… 俺は本気だぜ」
『私は愛を信じていいの?』
涙が頬を伝う。
「ああ、ぜってぇ離さねぇ」
悟浄に抱きつかれたが、今回はそれを受け入れた。
☆あとがき☆
リクエストありがとうございましたっ
要望に添えられるよう全力を尽くしました!
ご期待に添えてたら嬉しいです♪